2017年11月30日木曜日

小さな幸せ。

清水高原は、一日霧に覆われたまま、雨になり、暮れた。
予報では冷えてくるとのことだったけど、雪にはならなかった。

一日部屋の中で過ごした。
メールを書いて、先日、東京に出た折、買ってきた小冊子の記事を読んで、机周りの整理をして、と細々としたことで。こんな、森の中での暮らしを幸せだと感じる。
つい数日前に目にした中島京子さんの「幸せは細部に宿る」と言うエッセイに、確かにな〜、と思った。ささいな事に感じられる幸せが、人生を楽しくするのかもね〜。

一時霧の晴れた南側をカミさんが撮った。雲海。

夕方、何時もより暗く感じる、霧に覆われた森。


2017年11月29日水曜日

沢庵を漬ける。

気を持たせるような空模様の一日。

薄日が差して回復してきたかな〜、と思ってるとデッキが濡れてる〜。お天気雨。
朝方は暖く、屋根のカラマツの葉を落とすには絶好の日和。と思ってたのが薄日が差してるのに屋根から雨垂れが落ちてる〜。アレ、雨か…。これでは屋根に上がれない。止んでも乾かないと、滑るので危ない。沢庵漬けに変更した。

午前中は、漬物樽、重石を洗って準備。
2週間干した大根を洗い、ザルに移して水を切っておく。計量したら6.4キロ。
A.小糠20%弱(1280グラム)、塩6%(384グラム)、ザラメ3%(192グラム)、他に昆布、タカノツメ、柿のカワは適量(適当)を混ぜる。
漬物樽にビニール袋を広げて、そこに小糠を敷く。水切りした大根を板ずりしながら桶に敷き詰めていく。大根が隠れるほどにAをふりかける。繰り返して3段になった。
食べるだけ出せるように大根は全て2等分に切った。空気に触れると美味しくなくなるので、食べるだけ出すのがいい。3等分しても良かったか、と思っても、もう遅いか。
これで、20日から1ヶ月、年末には大丈夫だろう。楽しみ。

洗って、ザルに入れ水切り。

小糠に塩、ザラメ、他を入れる。

混ぜる。

板ずり。

仕込み終了!

2017年11月28日火曜日

実家の片付け、外回り。

零下3度の朝、快晴。
地上にへばりつくような雲海を見ながら、清水高原を下り、実家の冬支度を兼ねた片付けにカミさんと二人、糸魚川へ向かう。先月行ってから1ヶ月を回ってしまった。

梓川から濃い霧が一面を覆う。
上から眺める事は時々あるけど、その霧の中を走るのは滅多には無い。
ライトを点灯して走る車、私たちも。大町に入り、その霧も晴れ、青空が広がる。
木崎湖のコンビニでオニギリを買って朝食。アルプスの眺めを楽しみながら、そして信濃森上を過ぎると、左右の山の壁の底を流れる姫川渓谷に沿った道、国道148号線を走り、小屋から120キロの実家に10時半に着いた。3時間弱か。

ついフル回転し、根を詰めてしまう。
先月草刈りをして、枯れてきた事もあるけど、見通しが良くなっている。
まず、大きくなり邪魔になってきた桑の木をチェーンソウで伐る。
ツツジの剪定をしてスッキリ。アレコレ見栄えを考えながらやると時間がかかる。
大きくなりすぎた山椒の木もスッキリさせたかったけど、もう時間だ。
何時もの事だが、今回も外回りで終わり。

夕食は、安曇野「釣り人」で蕎麦。この蕎麦、私達の中ではベスト3に入る。

サンロク線、霧の中を行く。

田んぼの中から、実家の方を望む。

伐った木の片付け。

ドウダンツツジがキレイに紅葉。
帰り道、西日に照らされる山。右が雨飾。

北アルプスのシルエット。姫川渓谷を抜けてすぐ。


2017年11月27日月曜日

食文化としての漬物に注目。

薄く霧に覆われていた清水高原、お昼になって霧は消えて、陽が射してきた。

昨日の買い出しで「いもっこ」で買ってきた白菜一玉を漬け込んだ。
粗塩3%、ニンニク、昆布、柿の皮、唐辛子、各適量を混ぜて、8等分した白菜の間にふりかけながら並べていく。重石を置いて1週間後かな…。楽しみ!
山牛蒡の味噌漬けは、カミさんが漬け。あとは大根を漬けるだけ。

季節になると食べたくなる。一度食べれば気が済む。
ニンニクと唐辛子、タップリ入れた。

大根は大分萎びた。近々漬け込もう。

田舎では自家製の漬物が普通に作られていた。山形村でも、年配の人たちは続けている。ただ、若い人たちには、あまり受け入れられてはいないようだ。若い人にも作ってもらえるきっかけになれば、と移住して間もなくの頃、冬の農閑期の2月、村の自家製の漬物を持ち寄り、スカイランドきよみずを会場に「漬物フォーラム」を企画したものの、賛同者を得られず頓挫した。諦めた訳ではない、機会を伺っている。食文化としての「漬物」は無くならないだろうから、もっと手作りの漬物を楽しめたら、と思う。脇役だけど、奥が深い。

残っていた薪用の白樺の丸太、太くて、斧ではナカナカ割れない。チェーンソウで縦に2等分してから斧を使ったら、だいぶ楽。残りをほぼやり終えた。

薪割は、ようやく終わった。薪小屋はまだ余裕。



2017年11月26日日曜日

ソピアップ・ピッチと貝原浩と。

東京行で買い出しが遅れ、本日買い出し。出かける前にタイミングよく、Tさん。面白いワイン、つまみまで付けて、飲んでみてください!と来てくれた。上がってもらい、話し出したら、話が面白く、時間を気にしつつ40分はお喋りをしてしまった。興味は多岐にわたり、それも突き詰めるタイプ。いつも驚かされる。

買い物は、午後にも友達が来る予定なので、効率よく(?)済ませ、帰宅。

24日、25日と東京だった。前の日に急に決めて、アタフタと。
24日は、晴れて、絶好のドライブ日和。7時10分に小屋を発った。途中、双葉のサービスエリア(ここまで丁度100キロ)で一息入れて、後は一気に新宿のホテルまで。調布から渋滞で11時を回って、ホテル駐車場着。ここまで227キロ。

途中、富士山が良く見えた。

首都高速に入り、渋滞し時間がかかる。初台で降りる。

首都高速を出て、ホテルに向かう。

六本木ヒルズで友達と1時に会って、TOMIO KOYAMA GALLERYで開催中の「ソピアップ・ピッチ展」を見る。メールでの案内を見て、オモシロイ!と感じていた。予想通り!

アート作品の下で待ち合わせ。

この作品に魅せられて、細部が気になった。
素材は竹とローズウッドの根。

これも素材は竹。

京橋のINAXギャラリーを覗き、一息入れて、池袋経由で次の目的地、江古田の「ギャラリー古藤」へ。開催中の「万人受けはあやしい 時代を戯画いた絵師、貝原浩」と銘打った遺作展を見る。「貝原浩の仕事の会」代表の世良田さん、妹さんも居られて久しぶりにお目にかかったので、いろいろ話し、絵を見てたら写真を撮り忘れてしまった。後の祭り。
ギャラリーのオーナーの大崎さんとも、友人のオガワさんと繋がりがあるところから、お目にかかり、お話ができたのもウレシイ!。

貝原さんは、2005年、58歳を目前にしてに亡くなられている。絵を見る度に凄い技量の持ち主だったんだな〜、と痛感している。凄い量の絵は、活躍されていた事を物語っている。

作品集のデザインは、知り合いのデザイナー中川さん。

1986年6月5日号のダカーポ掲載。

この貝原さんの事を知る事になったのは、里に「きぎ工房」を構えるカタギリさんから。
アーティストとの交流が広い人だ。たまたま友人のアーティストが同じ事で紹介をしてもらい、山形村で一番に友達になった。
最近は、結構な事に忙しそうで、顔をあわせる機会がなかった。それがひと段落ついて、私も顔見知りの伊那のテラサワ夫妻が来てるのでと、嬉しい訪問を受けた。話は楽しく、尽きないのだが、1時間お喋りして引き上げて行った。
今日の午前、午後の訪問は「朋あり遠方より来る、また楽しからずや」の気持ち。


2017年11月25日土曜日

Gallery YORIで「川崎毅展」。

雪が降ったみたいだね、と道の脇の雪を見ながら上ってきた清水高原の観光道路。
スカイランドから上への道、いよいよ雪が積もっている。

昨日の朝、出かける時は、薄っすらと雪化粧してたけど、あれから断続的に降ったんだな〜。一昨日、木曜日の夜、「清水寺で琵琶をきく仲間」の打ち上げを終えて帰ってきてから、東京に行く時は、いつも利用してるホテルの空き状況を見たら、なんと空いてた。
早速、予約を入れて、昨日の朝、アタフタと東京へ向けて出かけた。

メインで見たいのは3人。
そのうちの二人は昨日回った(これは明日にアップ)。

今朝は、もう帰るだけ。その前に予定してた一人、友達の「Gallery YORI」で開催中の「川崎 毅 展」に立ち寄った。ヨリさんとは1年以上会ってなかったかな…。家をを建て替えてギャラリーも新しく生まれ変わっていた。ヨリさんは相変わらず元気だ。案内をもらった作品に惹かれるものがあり、予想通り。川崎さんが来見えて、楽しいひと時を過ごせた。
「川崎 毅展」は12月2日まで。30日は休廊です。
会場は代々木上原「Gallery YORI」☎︎03-3467-3933

その後、甲州街道を行き、6年間暮らした国領で、よく行ってた蕎麦屋さん「星月」で昼食。そして、イトーヨーカ堂で、カミさんは買い物。

ホテル脇の道から都庁。

作家さんを囲んで記念撮影。

案内ハガキ。

甲州街道のケヤキ並木。

星月で、揚げ出し茄子のつゆと手打ちうどん。


帰り道。八ヶ岳連峰。

2017年11月22日水曜日

野沢菜の切漬け、新バージョン。

冬型の気圧配置が緩んだか、清水高原の朝は零下2度。
里の友達からのメールでは、里は零下4度と逆転。放射冷却で下がったのか…。
今朝は晴れて、里がよく見えた。八ヶ岳連峰の峰に雲が横に広がる。その雲がだんだんと広がってきて、夕方になり弱い雨になった。寒さも緩んだ。
午前中は、カミさんの薬をもらうため里の病院へ下りる。

漬物用に野沢菜を入手するため「いもっこ」にまわる。
自分で採ると5キロ350円と言うことなので採らせてもらう。安いでしょ!
野沢菜、今年は、一回漬けている。先週、里の友達から少し頂いたので、カミさんが切漬けに挑戦。オリジナルで漬けたのが美味かった。それで、再度、一部を漬けてもらった。
今年は「漬物たまり」を利用した。鍋に、たまりと酢、焼酎、昆布、煮干し、ザラメ、唐辛子を適当に入れて、ひと煮立ちさせて冷ました「たまり」を、6センチの長さにカットし、漬物桶に放り込んでおいた野沢に振りかけて、重石をして完了。
味見は一週間後。唐辛子を入れ過ぎたかと心配。

昨日は気温が上がらず、雪はほとんど溶けていない。

洗う。実家からいただいてきたこの桶は重宝してる。

6センチに切って、漬物桶に。

カミさんのバージョン。

私のバージョン。

2017年11月21日火曜日

地域おこし協力隊員、着任。

夜のしじまに、街の明かりがキラキラと美しい。眩いばかりの光の喧騒。

昨夜降った新たな積雪は2センチ。北側の陽の射さない道路は積み重なって5センチにも。タカハシさんの車の轍がハッキリ残る。マイナス7度と冷えた清水高原の今朝。
広がっていた青空。向かいの山の中腹を黒雲が横に広る。散歩の往路、その雲が見る見る山々を覆い、陽を隠してしまった。今日も寒い一日だった。

午後、小屋掛の整理整頓。冬はここで少し作業が出来るように。
それにしても…、と思ってしまう。ジャンク類、木切れ、木の枝、ツルなど、まあ、飽きもせずコレクション(?)。 あちこちに押し込んでスペースを確保しようとしているのだが、今日は片付かず。

午前中、里の友達から山形村の記事が届いた。
「地域おこし協力隊員」として着任した坂野岳人さんが、本庄利昭村長から委嘱書を受け取り、職務に入った、との記事。村のHPを気にしてたのだが、関連した情報がなく、少し気になっていた。村内でのサポートしてくれる人などの依頼は、いいのかな〜、続報をHPに記載して村内への周知は、など…。早速、担当者に電話して懸念を伝えた。
昨日は関連部署への挨拶まわりに同行。朝日村の協力隊員と顔合わせなどで、HPまでは手が回らなかった、との事。まあ、余計な事とは思いながら、期待してる事もあり、つい…。
まずは、村内をくまなく回って欲しいと思う。机に向かっていても、何も見えてこない。
特に清水高原はよく見て〜! サポートもしますよ。


2017年11月20日月曜日

差し込みの点検。

午前中わずかな時間、薄日も射したが曇りの寒い一日。雪も風に舞う。

午後は雪になった。風に舞い、いっとき強くなり、冬の様相。
午前中は外の凍結防止帯の差し込みの点検。差し込みを抜いて拭いて、抜き差しをして、しっかり差し込む。冬支度の一つが終わった。
この凍結防止帯が作動し始めると電気代が一気に上がる。それでもセーブ90のおかげで、節約は出来てるはず。そろそろ新しいものに替えなくては…、と思いつつ使い続けている。


2017年11月19日日曜日

雑廃水浄化槽の冬支度、終了。

今年一番の寒さを記録した今朝、零下6度。
里から炎のように、立ち上ってくる雲が峰々を覆うさまは、ドラマチックだ。
明け方の一時のドラマ。

午前中、陽射しの中を雪が舞う。外に出て雑廃水浄化槽の掃除。
家庭排水を浄化して自然に返す装置だ。ここ清水高原の別荘は、ほとんどがこの方式が取られている。移住してきた2010年、うまく浸透せず、槽からあふれる状態に焦った。槽からの配管を掘り起こし、詰まりを修復。その時に汚水の入り口に付けたネットが効いている。以来、春と夏の終わり、雪の降る前の3回、槽に溜まった汚水を汲み出し、浄化装置を洗浄している。これで冬支度の一つが終わった。

午後からは薄曇り、雪も午前中よりは多くなった。
玉切りにして、薪にされるのを待っている白樺が気になって、少しでも割っておこうと外に出た。割り安いのから割っていく。だんだんと手こずり、太いものが残る。体の調子が良く、思った以上に割れた。あともう少し、太いものが残った。この冬支度、完了まであと一歩。

雑廃水浄化槽。生活排水が溜まるので
蓋の上の雪は融ける。

汚水を汲み出して、洗浄した後。蓋をして終了。

思った以上に頑張れた薪割り。後もう少し。

2017年11月18日土曜日

山形村の林業について。

シトシトと降る雨が一日続き、夕方には霧が森を覆った。

この雨で、一日PCの前でネット検索。
村のHPで「山形村森林整備計画」を見つけて、興味惹かれて読んでしまった。
と言うのも、清水高原の別荘地には人工林のカラマツが多い。もはや個人の所有になってしまっているのだが、多分、持ち主にとっても頭が痛いのではないだろうか。別荘の建っていない区画は野放図で荒れるに任されている。景観にも問題がある。伐るとしたら多額の負担になる。そして伐った後は朽ちるに任される。多分…。
有効利用が考えられるなら、持ち主の了解を得て、森林整備も兼ねて、景観にも配慮して伐採ができないモノか考えていた。

その整備計画の「林業労働の現状」の項で、林業従事者が「該当者なし」は本当だろうかた。それを受けてのことか、「林業に従事する者の養成及び確保」の項目があり、「技能・技術習得、キャリアアップのため、県や長野県林業労働財団の企画する研修へ積極的な参加を促進し、特に20代、30代の林業技術者が地域の森林所有者などが安心して森林経営を任せられるリーダー的存在として成長できるよう支援する」とある。
これが経験者でなくとも、やりたいという意欲がある人なら大丈夫なのだろうか。
そうだとしたら、林業は移住者の生業としても期待されていいのではないか。週明けに産業振興課林務係に、現在の林業従事者の現状について、とともに確認してみよう。
清水高原を再認識してもらう意味でも林業に注目するのはいいことだと思う。

昨日の買い出しで、カミさん、ボジョレー・ヌーボー
のワインを買った。最近は触手を示さなかったのに…。
単なる、ミーハー。で久しぶりのワイン。

33本の大根。10本だけぶら下げた。これでも結構重い。

昨日のワインは半分残って、美味しい夕飯の料理に。

カミさん作、野沢菜の切り漬け。これが美味しい!

2017年11月17日金曜日

冬は漬物の季節。

昨日、零下3度。今朝、零下4度。冷えた清水高原。里は厚い雲海の下に沈んだ。
ビューポントから見ると、西山の中山の集落も雲海の中だ。

買い出しで里に降りる。
昨日電話して、小糠を分けてもらいたいので、10時半頃には伺います。と伝えておいた。年に一回、この時期になると伺う宮沢精米所だ。
それが毎回道に迷う。必ず! 今年こそは行けるだろうという読みは見事に外れ、行き着いたのは11時。土地勘がいい、と思ってる私。絶対、山形村の道は分かりズラいのだ。
まあ、地図を確認しておかない自分が悪いのだが…。

粗塩、唐辛子、たまり醤油など漬物のための材料を手に入れてきた。
昨日はセイさんから、大根を33本分けてもらい。洗い、家の中で干している。かなりの量が出来そう。これもセイさんから分けてもらうことになってる野沢菜は、切り漬け。何時もとやり方を変えてみようとたまり醤油を買ってきた。カミさんには反対されている。
サッパリとした白菜漬けも…。
カミさんの担当は、山牛蒡の味噌漬けでスワイチを買った。
冬支度まだまだ、これから。

深い雲海に沈んだ里。

ようやく行き着いて、分けてもらった小糠。

2017年11月16日木曜日

自家用車は必需品。

明け方に雪になったようで、積雪数ミリ、零下3度。冷えた。

10時半から高齢者講習で信州塩尻自動車学校に出向き2時間の講習を受ける。
3人ずつのグループに分かれ、3組9名の参加者だった。視野検査、視力検査。ビデオでの事故の起こる原因などの解説を各30分。車に乗車して運転技術、注意力などのチェック1時間。計2時間。少人数なので和やかに進行し、無事終了書をいただいた。
5年後の書き換え時は、同じ講習に加え認知症の検査も入ると言うことだ。

何故か、カミさんもどんなことをするのか見たいと同行。
カミさんも免許証は持ってるのだけどペーパードライバー。車を変えてからは運転してもいいようなことを言ってる。それは良い事なのだけど、心配でもある。
ペーパードライバーに対するカリキュラムもあるようなので、案内書をもらっておいた。
地方においての移動手段は自分の車が圧倒してる。私たちの暮らす信州山形村の別荘地1420メートルの清水高原には公共交通のバスは走っていない。免許返納などトンデモナイ事だ。なので、カミさんにも運転には慣れて欲しいと思っている。私がずっと健康だとは限らない。元気でいたいけど…。そんな時は、カミさんが頼りなのだから。

公共交通網が整備され、便利になれば、自家用車はなくても良いかもしれないが、現状はかなりお粗末なモノ。その辺りが大都市と違うところだ。

ベランダに数ミリの積雪。

講習会が終わり、昼食は富山氷見のきときと寿し。
今日で2度目。回転寿しにしては美味しいと思う。

セイさんに、沢庵用大根をいただいてくる。
帰ってきてチラチラと雪の降る中を洗い、家の中に。
これでしばらく干す。

2017年11月15日水曜日

公民連携を考えよう。

陽射しは出たものの、強い風の吹き荒れる一日。
ツナギを着て、外に出たものの、予定してた雑廃槽の掃除は、落ち葉が飛んできて槽に溜まると困るので、止めた。薪割りもやる気が起きず、細い木をマキの寸法にチェーンソウで切って片付けて、外仕事は終わりにした。

午前中は、里の友達が、晴れたからと久々にやって来て、小一時間お喋りして帰った。
話題は、実家の空き家の問題。地主だったのでかなりの土地があると言うことだけど、今となってはどうしようもないと言う。私の実家は、地主ではないし、土地も沢山あるわけではないけど、同じような問題を抱える。
地方では、こんな問題が増えている。反面、都会では、地方への憧れを持つ若者が増えているとも聞くが、自ら生業を作り出し、生きていく力がないと、難しいかもしれない。
若者の移住は、そこそこの便利さと、仕事の可能性のある地域に限られるのだろうか。

地方において、持続可能な地域社会にするためには、公民が連携し一緒に考えていかないと、どちらか一方では埒があかないのかもしれない。実家のこと、清水高原のことを考えて思うことだ。

ツルウメモドキで遊んでみた。こんなことが楽しい。
森の中の暮らしだからこそ。