2018年2月28日水曜日

アートフェスを地域観光と捉える。

零下5度の今朝の気温。昼間はさらに上がり暖かい、薄曇りの一日。

7回目を迎える夏の「清水高原アートフェスティバル」について考えていた。
楽しみと捉え、来てもらった人との交流を目的としてきた、そして、清水高原の活性化に貢献しよう、と考えてきた。少し見方を変えてみよう。

先日、村の観光協会の「観光地域づくり」の講演会を聞いて、なるほどと共感する事が多かった。地域以外からやってくる人たちは全て観光の対象。人を家に呼ぶときは、キレイにするのと同じように、来てもらうためには、周りをキレイにしようという意識が働くものだ。「観光」は地域にお金を落としてもらう事。これからは「体験型」「滞在型」の観光になる…。なるほどね。

フェスを「地域観光」として捉え直してみたら、面白いのでは、と思った。
観てもらうだけでなく、買ってもらう事も考えて、小作品も作る。「Artの体験教室」をやる。滞在してもらうため民泊、ゲストハウスの運営を考える。お金を落としてもらうシステムを考えるのは楽しい事かもしれない。清水高原の景観について敏感になってきたのは、「ウエルカム」の想いが常にあったからかな〜、と思う。

今朝の我が家。

昨年のフェスのフライヤーと講演会のテキスト。

2018年2月27日火曜日

環境を意識し展望デッキに。

のどかな小春日和の一日。ただ、明け方の気温は零下9度と低かった。
陽気に誘われたのか小鳥が姿を見せた。朝はココン、ココンと唐松の幹を叩くコゲラ。昼は、雪の消えた地面を突つくシジュウカラのカップルがデッキの側に。

先日、里の友人から山形村の30年度の予算案の記事を送ってもらった(市民タイムス22日の記事)。総額35億6598万円。清水寺の傍にある展望台の破損に伴い、改築費として9280万円が予算取りされていた。
清水高原の唐松は大きく育ち、視界を遮っている。伐採期に入ってきてるこれらの唐松を伐って環境を整備してほしい、と考えていた。このタイミングでの改築計画。清水高原の唐松を建築材として有効に使うチャンス。ぜひ検討してほしいと村の担当者と話した。住民の意見として検討させてもらうとの返事だったが、どうなるか…。

デザインもまだ具体的な案は出てない、とのこと。
そうなんだ〜、と午後から古い展望台を見に行ってきた。何時も感じることだけど、この作りは重い。お寺の傍だからと、何もお寺のイメージにしなくとも…。
新しい展望台は、デッキだけでいい。のびのびとしたイメージで、何気ない作り。すでに展望の開けてる場所なのだから、むしろ周りの状況を生かし、整備し気持ちの良いスペースにする。建物を建てるというよりは、「憩い」を意識した環境デザイン(グランドデザイン)として考えるべきだろうな…。

朝の清水高原。まだこんなに道路にも雪。

いかにも…、と言った作り、重い。嫌だな〜。

この景色が気持ち良いのだから、
見る環境も気持ち良いものに。

少し下りたこの場所が気持ちよかったな。


清水寺仁王門

2018年2月26日月曜日

相続したのはいいけど…。

今朝は零下9度、曇り空。その後、陽射しが出て、穏やかに晴れた一日。

そんな陽気にさ誘われたのか、里の友人が上ってきた。
その前に雪の状況をたずねる電話があった。スカイランドから上は雪があるし、下もまだ残ってる所があるからノーマルタイヤでは厳しいですよ、と話したら諦めたふうだった。
それからしばらくして、やっぱり、来たくて…と、やってきた。スカイランドに車を停めて、1キロを歩いて来られた。ミヤチさんと言われて、すでにリタイヤされている。セスナの免許を持っていて、山好きなこともあり、機上から山の写真を沢山撮られている。
年に何回か、清水高原はいいね〜、と上ってきてくれる。

そのミヤチさん、同じような悩みを抱えている。それは実家のこと。空き家になった生家を継いだのはいいけど、帰るつもりもないし、手放してもいいと思ってるけど、買い手がつかないという。どうしたものかと手をこまぬいている。話を聞くと自然豊かな所で、家の周りには広い土地があり、畑も十分出来る。今は一軒もないが陶器の産地で、かなり潤った地域だったとか…。話を聞く限り、都会の田舎暮らしを夢見てる人には理想のように思える。ブログで発信してみたどうですか、と強く勧める。増えてる空き家…、大勢の人が悩んでいる。

今朝の清水高原。

雪は凍みて埋まらない所も…。
こうして雪の上を歩くのは楽しい

2018年2月25日日曜日

今年のアートフェス、ソロソロ…。

朝、零下9度。一日曇り空。

白馬でアートをやられてるシオジマさんからメールをいただいた。
毎年、秋に豊科近代美術館で開催される「アート・クラフト・フェスティバル」に参加されている。2015年に見に行って、お友達になった。今年お会いした時に「清水高原アートフェスティバル」にお誘いした。前向きに参加を検討すると言うものだった。
今年の企画テーマは未だで、腰を上げなくては…、と思っていたところ。
野外彫刻の展示がしたいと、シオジマさんに声をかけたのだけど、出来れば数人の展示がしたい、と漠然と考えている。それも探さなくては…。

アート展示にプラスして、昨年、友人が来てやってくれたアートのワークショップが人気だったので、もう少し膨らませたい。それと小作品の販売も試してみたい。
野外音楽のコンサートはどうしよう…。音楽といえば、毎年、スカイランドでサマーコースを開催するコントラバスの石本弾さんに参加していただく。内容は、お友達と結成されてる室内楽グループ「ショコラ・ヴィルトーゾ・ジャパン」のロビーコンサート。
今年は7回目だ。自分も楽しみ、皆んなにも楽しんでもらえる、ワクワクするようなアートフェスにしたいな! *昨年の模様はこちらで、http://kiyomizuartfes.blogspot.jp

今朝の山道。唐松に霧氷の花。

昨年のワークショップの模様。

新しい防水トイカメラが届いた。カワイイ!
メモリが付いてなくて、購入するまで使えない。
安かったけど…、どうだろう。

2018年2月24日土曜日

里から二人の来訪者あり。

今朝は零下6度、薄日。午後から一時雪になり、今はチラチラ。

午後から村の女性二人の訪問を受ける。一人は織りをされるNさん、もう一人は最近知り合ったヨガをされるHさん。先日お会いした時に、いつでもウエルカムなので来てくださいと伝えてあった。お二人はお友達で、たまたまお茶してて、話が出たので来てしまいました、と…。嬉しいな!こう言うのってタイミングと勢い、すぐ行動しないと、なかなか実現できない。それにしても…、とスカイランドから上の雪には相当ビックリしたようだ。

カミさんも交えて1時間半はおしゃべり。話してて山形村の観光について、体験型コンテンツが幾つか出来るのではないか、と思えてきた。お二人の織り、ヨガ。ヨガは清水高原の森の中がいい。村の目玉でもあるそば打ちもいい。農業体験で田植え&稲刈り。りんごでコンフィチュール作り…。季節に合わせて幾つかのコンテンツは、すぐにでも出来そうだ。観光協会の「地域観光経営研究会」(仮称)は、こんなふうに実戦として取り組んだらどうなのだろう、と思う。

朝の太陽、大きい!雲を透かして…。

氷。

屋根から落ちてきた氷。

2018年2月23日金曜日

感動のコンテンツを作ること。

零下9度、朝から晴れて気持ちの良い清水高原。
一週間に一度の買い出しで里に下りる。昨夜も会合で下りたので、二日続けて。
まずは図書館。玄関の自由に持ち帰れるコーナーで、図書館の古本市に出した小林泰彦の「絵本小京都の旅」が並んでいた。好きなイラストレータの旅エッセイで、イラストもふんだんに入っている。そのイラストが見たくて買った本。やはり手元に置いておけ、と言うことか、と持ち帰る。私には「断捨離」は無理だな。
浅田次郎の「天国までの百マイル」には、涙がちょちょぎれた。カミさんに涙を悟られないように、トイレに駆け込んで嗚咽してしまった。その本を返して「日輪の遺産」を借りる。カミさんの返した「夏への扉」新訳版。ずっと以前に読んで、面白かった〜!との想いだけが残って、カミさんに話を聞いても、内容はおぼろげ。つぎ、これを読み直そう。

郵便局に回り、申告書を郵送。あとはいつも通り。
アイシティでしばらくお目にかからなくて、どうされたかな〜、と気になっていたマツザワさんとバッタリ。お元気そうだったので、良かった!

昨夜は観光協会主催の「観光振興講演会」を聞くためと、とその後の「地域観光経営研究会」(仮称)への出席のため観光協会に出かけた。講演内容については、良かった。
今の観光は滞在型、体験型観光で地域を巡ってもらい地域にお金を落としてもらう。この考えには大いに共感する。そのためにコンテンツをいかに作るかが重要だと思う。それには個人のやる気と、何をやりたいかが大いに重要。村民の興味をこうした観光に向けさせ、自分ならこんことをしたい、という気持ちにさせること…ではないかと思うのだけど。ここを目的にしないで、観光協会は何をしたいのかが、いまいちピンとこなかった。観光ビジョンの時と、考えは何も変わってないように思うけど…。

アルウインの側から清水高原を見る。

少し望遠にして。左は鉢盛山。正面は清水高原。
右下から上っていく。

2階から外を見る。

上の真下のリビングから外を見る。

2018年2月21日水曜日

清水高原のポジションは…。

三日続いた晴れの後に曇り、零下10度、そして霧。
こんな日の散歩は、歩くことに集中する。と、ん!唐松の森に動きの早い、小さな物体を見つける。鼠色のリスだ。ピクンと心が動く。急にテンションが上がる。
唐松の多い清水高原。周りの景色から視界を遮る。それが当たり前としてあるのは問題で、このままでは良くないと思う。

山形村でも観光について語られる場、機会がある。明日の夜にも会合が持たれる。
「地域観光経営研究会」(仮称)。私も出席する。
生業として成り立つことを目指す研究会でありたいな、と個人的には思っている。
山形村の観光を考えた時、私だと清水高原、スカイランドきよみずが拠点となるビジョンを考える。まず、伐採期に来てる清水高原別荘地内の唐松、これを有効利用の材としてまとめて伐り出すことにより整備されれば、高原のイメージに戻るかもしれない。それにより、展望が開け、イメージアップできるだろう。
そしてクリエーターをメインに定住者を増やし、特色のあるまちづくり。
清水高原別荘地、このまま朽ちてしまう前に、動き出さねば…。
まあそんな大げさなことではないにしても。

別荘地、最上部。

2018年2月20日火曜日

冬は秘境?、清水高原。

今朝も晴れ、零下10度。風もなく穏やか。
小屋の側に動物の足跡発見!、新しい。ノソノソ歩いた感じは何モノだろう?
散歩の道すがらには、昨日ほどの足跡はない。スカイランドから上は道路にも雪。出会う人も、車もなく静かだ。Tさんは予定どおり、昨日帰られたようで車はない。この静けさがいい、この雪景色が好き。小鳥のさえずりも、時々聞かれるようになってきた。
こんなにいい所なのに(と私は想う)…。プチホテルもありますよ。

信州山形村の清水高原は1250〜1450メートルに在る別荘地。高原への入り口「唐沢そば集楽」からは8キロ、クルマで僅か15分。なのに冬は「秘境か?」と思えるほど人は来なくなる。村の人たちさえも敬遠する「道路がね〜」と。でも人が思うほどでもないけどね…。確かにアイスバーンで大変な時はあるけど、しょっちゅうではない。
この別荘地の中心に建つプチホテル「スカイランドきよみず」は村の保養施設。
静かな所がいい人には、今が穴場かも…。雪景色、松本平の展望がいい。そして、1200年の歴史がある古刹「清水寺」の参道の雪景色もいい!。他は何もないけど…、そこがいい。

何モノ?小屋の直ぐ側に足跡。

奥の山は八ヶ岳連峰。
ツルがアート。


2018年2月19日月曜日

田舎でデザインを生業として…。

葉を落とした木立を透かして蓼科山が見える。
南に八ヶ岳連峰が連なる。生憎、雲に覆われている。北には鉢伏、美ヶ原。今朝の洗面所から見える山並み。カラマツが伐り出されたら、かなりの見晴らしになるだろうな。
雪面を照らすヘッドライトが貯水池の下を回っていく行く。タカハシさんの出勤だ。

散歩の出がけ、朝日が昇る。零下13度。穏やかで良いコンデション。森の中に、道路を横切って、雪面に動物たちの足跡が残る。それも新しい。ウサギは良く分かる。リスも、キツネも…。あとは、テンだろうか…、などと観察してると時間を食ってしまう、1時間。

久々に生業。単行本のデザインを頼まれて進行中。
今日は本文のフォームを作り、一章分を流し込んだ。夕方に依頼先のプラルトのタカヤマさんにメールで送る。タカヤマさんとも長い付き合いになる。かれこれ18年になるのかなあ。
2000年、清水高原で暮らすことを考えて、長野県でのデザイン状況について調べた。その時に訪ねた一つ。対応していただいた一人がタカヤマさんだった。
デザインの状況はとても厳しいもので、ここに暮らすまで、10年かかることになる。
地元での状況は、その時とほとんど変わっていない。メインでの仕事は東京からだ。それも、あまり当てには出来なくなってきた昨今。自分の年を考えたら無理も無いが…。
クリエーターに清水高原に来て欲しい、という想いも、自分のデザイン状況を考えると、かなり厳しい。まず販路、クライアントを確保してからでないと…、簡単ではない。
そこは、若さで…、は無責任かな。

ノソノソ歩いてる。


跳ねてる。でもウサギとは違う。

これはウサギ。

影が面白い。我が家までの道。

2018年2月18日日曜日

「高原」のイメージに戻したい。

新たな雪、出かけ際、八ヶ岳連峰からの朝日が目に眩い。
早くなった日の出。位置もかなり北に動いてる。あれほど吹き荒れていた昨夜の風も止み、穏やか。雪面に樹々が長い影を落とす。ウサギが小屋のすぐそばに足跡を残す。こんな朝の光景は、気持ちを高揚させる。立ち止まっては景色を楽しんでいたら一時間半。
出がけに見た気温は零下14度。

信州山形村、清水高原別荘地、標高1250〜1450メートルに200区画。
1970年代から、県との共同開発で、村の山が別荘地になった。売り出されたのは1980年代。開発当時は見晴らしも良く高原のようだったため「高原」の名前が付けられたとか…。
今はその面影はない。私たちが購入したのは1980年代後半。1991に山小屋を立てた。そして、2010年からここで暮らす。

山形村の先人が植えてくれた唐松は大きく育ち、視界を遮る。伐採期に来てるこの唐松、有効利用はないものかと考えている。つい最近まで見向きもされなかったが、それが外壁材として、また集成材にして利用されてるようだ。嬉しいニュース。まとめて伐り出せるなら可能性がありそうな気がする。今日はプロジェクトに関わってる知人に問い合わせのメール。まずは第一歩。材として伐り出され、高原のイメージが取り戻されたら…、と妄想する。

日の出間際。

日が昇る。

轍を薄く雪が覆う。

影がリズムカル。ウサギの足跡。

2018年2月17日土曜日

ようやく確定申告、書き終える。

朝から降り出した雪は、強くなり、弱くなり一日降り続いた。
時折、雪を舞い上げるほどの強風が吹き荒れて、夕方までの積雪は5センチほど。朝の気温は零下6度。夕方は零下7度と冷えてきた。

青色申告をまとめ、確定申告をようやく書き終えて、あとは郵送するだけ。
酷い結果になった。もうそんなに頑張れるほど若くはないけど、デザインの仕事は面白い。生涯現役を目指して、続けたいと思っている。そのために受注仕事だけでなく、商品を作り出すこともしてみたい。考えてはいるのだけど、悲しいかなカタチに出来ないでいる。

キーウイのコンフィチュール作り。アラジンの石油
ストーブに乗せて、香辛料もいろいろ入れてみた。

2018年2月16日金曜日

友人とバッタリ、今日も…。

昨日の零下3度から9度に気温を下げた今朝、樹々に霧氷の花が咲いた。
山も里も雲に覆われてしまっている。立ち止まり、耳をすます。そよとも動かない風、森の中は静か。雪原の動物たちの足跡だけがかしましい。

買い出しで里に降りる。
まず図書館で「地下鉄に乗って」を返却し、同じ浅田次郎の「天国までの百マイル」を借りる。読みたい手持ちの本がありながら、つい借りてしまう。カミさんは、新刊で「地下鉄道」。ピュリッツァー賞、アーサー・C・クラーク賞を受賞した翻訳本。クラークはよく読んだSF作家で、私も気になる。

アイシティでカミさんを降ろし、ガソリンと灯油を補充して戻る。
ツルヤでは友人のカタギリさんとバッタリ。バッタリが続くな〜。久しぶり〜!嬉しくて、ちょっとだけ立ち話。清水高原に暮らし始めてすぐの頃、東京のアーティストに紹介されて、ウマが合った。木工家、家具職人。本人は肩書きを好まず、どうでもいいみたいだ。「きぎ工房」を主宰し、注文家具を主体に仕事をしている。他には、アーティストとの繋がりが多く、様々な「額」を作る。このところ忙しそうで、ゆっくり会えないね〜。

お昼は1階の「パパ・ママレストラン」で激辛ビビンバ。カミさんはオムライス。久しぶりに食べたビビンバは美味しかった。

ウサギの足跡が森の中から。

霧氷の花。

これから買い出し。

東山、白く頭をのぞかせるのは鉢伏山。
ミラ・フード館の前から。

激辛ビビンバ。

2018年2月15日木曜日

偶然の出会いって、楽しい。

零下3度と急激に暖かくなった今朝、曇り。
Tさん家に、轍とクルマの頭が見える。冬もよく来られてるのに、今年はどうされたかな〜、と思ってただけに、嬉しい。久しぶりに来られたようだ。八ヶ岳連峰は雲に包まれ、朝日村、塩尻は雲海に覆われている。出かける予定があって、何時もの7割の地点で引き返す。

7時半に家を出て、里に下る。
スカイランドまでは10センチの積雪。この位なら大丈夫。タカハシさん他の轍の跡を行く。さらにスカイランから下も、砂防ダムまで雪の道が続く。こちらは完全に圧雪なので問題なく、むしろ雪の上を走る楽しさを感じる。

8時に予約してあった村の検診で横山医院へ。
受付で「雪は大丈夫でしたか?」と心配される。身長、体重、尿検査、心電図。いずれも問題はなかった。血圧も正常。血液検査の結果は、確か2〜3日で出るのだけど、一ヶ月後の診察時に聞くことにする。

ここで村の友達にバッタリ。Sさんから声をかけてくれた。
大きなマスクをしてたので気がつかなかった。聞けば農作業中に怪我をしたとか、気になったけど、詳しく聞ける時間がSさんには無さそうで、ご挨拶だけで別れた。思わぬところでの偶然の出会いって、とても楽しい。滅多にないだけに…。急に距離が縮まるように感じるのは私だけだろうか…。

病院から戻り、部屋の中から。

カミさんの言うには一時雨だったとか…。

2018年2月14日水曜日

本の中に、想いが焦点を結ぶ。

八ヶ岳連峰がキレイに見えて快晴。零下11度の朝。

日の出とともに散歩に出かける。太陽に並ばれた。これから追い抜かれ、どんどん先に行かれる。そして春が少しづつ近ずいてくる。それはウレシイ。
晴れの朝、新しい雪面の凹凸のなだらかな影がセクシー。森の木立が作る光と影のコントラストとリズムにワクワク。それにしても今年の少ない雪には戸惑う。
昼間の強い日差しが部屋に射し込んで暖かく、2時間ほどアラジンのストーブをきる。

浅田次郎の「地下鉄(メトロ)に乗って」を後半まで読み進み、一気に読んでしまう。
1951年東京都生まれ。同世代、同時代の作家。読み始めたのはつい数年前、友人に勧められて読んだ「一路」から。上下巻の長編だったけど面白かった。
以来、色々読んでいる。言葉、言い回しが好き。つい涙してスッキリ。

このところ、東京で暮らし始めた頃を想い出す。歳をとったからかだろう。そんなところへ「人生、しょせん気晴らし」…ナンカ刺激的なタイトル。哲学者、中島義道のエッセイ…。カワノさんが、もう読んだからと置いていった。1946年生まれの同世代。これも面白そう。今の気持ちにシンクロナイズすることを期待して。

森の中木立の影とウサギの足跡かな…。

私にしては早い!1週間で返却。次はどうしようか。

2018年2月13日火曜日

半年先の病院とホテルの予約。

零下12度、雪のちらつく朝から、日差しが出て、再び雪。あとは止んだり降ったり。
昨日からの降雪は夕方まで5センチ。一昨日からだと10センチほどか…。

5月に予定してた病院は、今日の電話では遅かった。6月にしか空きがなかった。「MRI」と先生のスケジュール、両方を合わせると6月。半年先まで埋まってる。何時ものことなのに油断してた。1年に一度の術後の検査も9回目になる。去年の検査では少し育ってる、と言われた。今年は、さらに大きくなってるのか…「脳下垂体腫瘍*」

それに合わせてホテルを予約。東京へ行く時は、何時も定宿にしてる新宿のホテルが6月まで休業のため、ネットを検索してたら、あっという間に時間が経った。「駐車場があってリーズナブル、都心、駅に近い」の条件では、難しいよね。なんとか「ここなら」というホテルが渋谷に取れた。長いこと暮らした池尻に近い渋谷。懐かしい。

*脳下垂体腫瘍が気になったら、下記に闘病記書いてます。
http://kiyomizu.c.ooco.jp/Tobyou/Tobyou_fremeset.html

帰り道、陽が射してきた。尾根筋の道。

我が家までの道、60メートルある。

小屋掛の中、気になるモノたちを無造作に挿してある。

2018年2月12日月曜日

自然の力に驚く!

零下13度、降雪8センチ、雪の降る朝。
雪に埋もれた一台の車の轍、登山口まで行って、折り返してる。おかげで歩きやすかった。軽トラではなさそう、タイヤの幅が広い。猟師さんではないな、いったい誰?などと思いを巡らす散歩道。

小屋掛の出入り口の引き戸と柱の間が空いてきた。元々完全ではないけど…。
柱が霜柱で持ち上がって、歪んできたためだ。戸と柱の下部分が25ミリ。寒い日が続き、ひどくなる。もう少し開いてくるようなら、何か対策が必要かな。地面の上に敷いてあるレンガも持ち上がっている、霜柱って、すごいパワーだ。
この小屋掛は重宝している。ここに暮らすようになって、「とりあえず」とセルフビルド。気になるところがあると、ハリボテのような修繕をしてきた。でもね〜、時間がかかっても、ちゃんとしたものを作ることだと、痛感してる。

尾根筋の道。

小屋掛内部。霜柱で北側の柱が持ち上がってる。

2018年2月11日日曜日

氷の脅威。自然は侮れない。

零下4度と暖かい朝、積雪2センチ。
雲に覆われた八ヶ岳連峰。里は地面を這うような雲海に覆われて、一瞬、雪かと思った。
3連休でも別荘は静か。来てる人はカワノさんくらい。八ヶ岳の雲を抜け出したお日様が、弱く顔を出したものの曇り。午後は雪が降ったり止んだり。

昨日15時半、屋根から20センチせり出した氷を落とした。今朝はまた40センチもせり出している。一気に流れ落ちてくれれば良いのに…。滑りが悪いのか。再度、高枝を切るノコギリを持ち出して、60センチほどづつ落としていった。厚みは3センチで、昨年の12センチもあったのに比べたら薄く、衝撃は軽かった。
昨年の厚い氷が一気に落ちて、埋設された水道管を破壊された時は、自然の力を見せつけられ、怖じたな〜。今年も脅威は除かれたわけではない。対処を一つ考えているものの見積もり次第。いずれにしろ今シ−ズンには間に合わず、緊張の日々。

午後、帳簿をまとめるも、申告書を書くまでには至らず。もう少し…。

誰も侵してない2センチの雪を踏みしめての散歩。

2018年2月10日土曜日

手作りコンニャクは、旨い!

一気に寒さが緩んで、零下5度。
朝の散歩は微妙に身体のキレが悪い。どうしたことか…。帰ってカミさんと話して「気温差は体調にも影響あるんだから、9度の差は大きいよ〜、身体も対応しきれないんじゃないの…」と妙に説得力あり、なんとなく納得。零下10度以下に身体が慣らされたのか?

午前中カワイイ友達がやってきた。
オカウエファミリーが生コンニャクを作ったからと持ってきてくれた。昨日、村の女性たちの仲間に入れてもらって、ワークショップで作ったそうだ。刺身で食べるなら3日が限度なので、と。早速、昼食で、みんなで食べた。ポン酢が美味しい、というので、それで。
「ウ〜ン、旨い!」夕食で一気に食べきった。もう少し食べたい…。

山形村には、いろんなことをやるグループがあるようだ。
以前、漬物フォーラムの企画を考えた時、福神漬を作るグループを取材させてもらったことがあったけど、他にも何があるのか興味をそそられる。「食」に関して、何か出来たら面白い…かも。農業が基幹産業でもあるのだから。

このマキ、今年は小屋におさめたいけど…。

我が家の北側。

カワイイ!ちょっと動いちゃったね。