2020年11月30日月曜日

まとまりの無い外仕事の一日。

明日から12月とは…。歳を重ねる度に一年が早く感じる。

時々陽射しが遮られるも、概ね晴れた。
腐葉土を作るため、枠の中に積んでいる落ち葉の中に生ゴミを混ぜる。少し嵩が減ったので、落ち葉も足す。庭に置いてるオブジェ、風により度々倒れる。安定させるため丸い型にオブジェを置いて、コンクリートを練って、流し込むことを午前中。果たして思い通りにいったのかは、まだ分からない…。午後、放ってあったステンのシンク。足を外しシンクだけに。木挽して取ってある板を使い、外用の台所を作ろうと思いながら取りかかれないでいた。来春には…と思い立って分解、水洗いして仕舞う。ついでにホースも外して小屋掛に取り込む。その後、杖に柿渋を塗る。随分作ってあった。まとまりの無い外仕事で一日。

朝の景色。

杖色々。

作業机の上。片付けないでいいのが良い。


2020年11月29日日曜日

「村長再選出馬」の記事を読んで。

−4度と冷えた朝、6時44分の日の出。

里の友人が新聞の記事を毎日切り抜いて、メールで送ってくれる。
清水高原には新聞の配達はない。見兼ねて山形村についての記事をメインに私の興味ありそうな記事、エッセイ、コラムなど、送ってくれて数年になる。記事を切り抜き、スキャニングしてメールに添付して…。大変な手間なのに、有難い!おかげで村の動きの一端をつかめる。

今朝の記事は「本庄村長、再選出馬を表明」の記事。
今の所、対抗馬の動きはない、との事。「山形村をこんな村にしたい!」と熱い想い(ビジョン)を持つ人はいないようだ。村長戦の時に、聞いた言葉が今も頭に残っている。「誰が村長になっても村は変わらない…」。「そんな事はない!」と本庄さんを推した。意見も言ってきたつもり。でも、やはり…、と思わずにはいられない。村の人たちは、そこそこ裕福だと聞く。現状維持ができればいいと考え、変わることを恐れてるのは村の人たちなのだろうか…。

私は清水高原の現状を変えたいな〜。
村長は「人口減少対策を最重要課題」と語る。ならば、その対策の拠点として清水高原は最適だと思うのだが…。このコロナ禍で地方への移住を考えている人達がいるという。こんな状況に対応して、早急に動くことが求められる。「来期に向けて」では遅すぎる気がするけど…。

モノづくりの一日。

友人が送ってくれた今朝の市民タイムスの記事。

夜明け前、我が家の南側の部屋から。

散歩に出る前。この後すぐに日の出。

散歩から帰ってきたら雲が多くなっている。




2020年11月28日土曜日

清水高原ブランドを考える。

明け方から雪になって、散歩は傘をさして。外気温−1℃。

9時頃からチェーンソウの音。ヒロシくん、お隣、Mさん家の木を伐リ始めた。朝のルーチンを終わらせて様子を見に行く。友達が来てくれてるので大丈夫そう。夕方、ソロソロ終わる頃と、再度見に行く。一息入れてる所だった。雪で滑るため時間がかかったようだ。もう少し…。晴れたら、明日も片付けに来るとの事。ヤオキとキナリもくっついて来るかな…。お父さんが大好きな息子たち。

モノづくり。前に作ったものの手直しも…。
清水高原の木を使って作るので、同じものは作れない。みんな一点もの。手作り感満載。「オモシロイ」「手元に置きたい」と感じてもらえ「気持ちを暖かくするようなモノ達」を目指す。そのコンセプトに添えるモノが作れるかが鍵…。清水高原ブランドを考える。

明け方からの雪。

部屋から。

仕事部屋から、北側。

木を削るのはオモシロイ。


2020年11月27日金曜日

想いを同じくする人の存在は嬉しい。

濃い霧に覆われた朝、気温は−1℃。
静寂の霧の中を歩く。幻想的で、物語りの中に迷い込んだかのよう。悪くない。

買い出しで里に下りる。
図書館はパスして役場で刷物を4軒分もらい、郵便局を経由して、いもっこへ立ち寄り、アイシティ。私はガソリンスタンドへ行き、ガソリン補給4ℓ(@129円)、灯油18ℓ(@65円)購入。遅くなったので昼食はスイートカフェでモンブランフレンチトースト。本屋さんで偶然里のKさんと遭遇。醸造家で、現在は仙台でのプロジェクトに関わり単身赴任との事だ。その力、地元でも発揮して欲しい、と話すのだけど…。清水高原に関しては話が噛み合って、嬉しい。私よりずっと若い。ゆっくり話をしたいけど、何時も立ち話。

山に戻り、外に出ていたヤマモトさんに、貰ってきた刷物を渡して立ち話。モモセさんは不在でポストに。階段の完成を見たくてナカガワさん家へ。丁度外で作業をされていたご夫妻。道路から下に建つ家までのアプローチを階段にした。なんともいい感じに仕上がっている。階段を降りて、玄関ドアをノックしたくなる。清水高原について、プライベートの事も交えてしばし立ち話、ここでも。

ご夫妻は、秋に移住されたばかり。こうしてお喋りする事で、少しづつお互いの事が分かってくる。コロナの事が無ければ、近所の人たちと集まり、親交を深めたい所だけど、今はそれもはばかれる。今しばらくは、この感じでお互いを理解していくしかない。清水高原を良くしていきたいという想いを共有できて嬉しい!

夜は図書館協議会の会議で再び里へ。コロナで1年ぶりの会議。

朝、清水高原は濃い霧に覆われる。

折り返し点の登山口。

小屋も霧に包まれる。

スイートカフェでランチ。4週続けて同じ。

お風呂から上がってからのお酒はウオッカ
のジンジャエール割りに、はまっている。


2020年11月26日木曜日

雑排水の再利用でビオトープ。

朝は−1.5℃と冷えたものの、昼間は割と暖か。

午後、生活雑排水浄化槽の掃除。
清水高原に建つ別荘は、台所、洗面所、お風呂の水は浄化槽を経て地中に浸透させる方式が取られている。ここに暮らすようになって、この生活排水を再利用して「ビオトープ」を作れないものか、と考えウェブで調べたりしていた。水を確保したいと言う想いもあった。たまたま持続可能な農的暮らし「パーマカルチャー」の関係から「バイオジオフィルター」の事を知って、これだ!と、2018の5月から16メートルの水路と池を作リ始め、7月に完成させた。鍬と、スコップを使いコツコツと…。

話は、戻る。この浄化槽には、暮らし始めた時にアクシデントがあった。
地中にうまく浸透して行かず、オーバーフローして、焦った。浸透していくパイプを掘り起こした所、浸透していくはずの穴から木の根が入り込み機能していない!バイパスを付け、穴を掘りなんとか解決。以来、春、夏、秋、冬の4回浄化槽を掃除している。今年最後の掃除。ビオトープにも負荷をかけたくない。出来るだけキレイな水にして、流したい。

日の出前の八ヶ岳連峰。右端、編笠山の右斜面から上る。

浄化槽の水を汲み出してキレイにする。

ゴミを取るネットをつけ、濾過用の炭、石等をセッティング。

作業スペースで、小さなトレーづくり。


2020年11月25日水曜日

冬支度、屋根のカラマツ掃除。

外気温1℃。昨日より暖かなので午前中は、屋根のカラマツを掃く。
雪の来る前に屋根の掃除をするのが習いになった。葺き替えた当初、雪が降ると「ルルル〜」と滑り落ちていたのが、年を経るに従い落ちなくなってきた。積もった雪が溶けて凍り、庇からせり出してくる。その厚さは、優に10センチ。そして60センチ以上もせり出してくる。それが落ちた時の衝撃は凄まじい。地面に埋まった水道管を破壊してしまった年があった。冬には何がしらのトラブルがある。緊張する季節。

午後はモノ作り。
清水高原の木を材料にスプーン、トレーなどの日用雑貨、オブジェなど「売れるモノ」が作れないか、サンプルにするため作りためている。周りの人達と「モノ作りのコミニュティ」を作りたい…。まだ漠然とだけど、考えている。

日が昇ってきた朝。

玄関ブリッジから屋根に梯子をかける。

昔は高いところが好きだったのに、今は怖い!

ハーネスに命綱を結び、いざ掃除にかかる。

今年の冬は、どれだけ作れるか…。


2020年11月24日火曜日

インターネットでの買物が届く。

−2℃と冷えた朝。粉を振り撒いたような雪景色。6時41分に日の出。

午前中。クロネコヤマト便で商品が届く。
数日前にアマゾンで注文したモノ。削る道具「モーラ・ナイフ」と凍結防止帯の節電器具「Newセーブ90」。この所、インターネットで買物をすることが増えた。それもアマゾンの比率が高い。特に大きな理由はあるわけでなく、成り行き。慣れもある。インターネットでの買い物は、使い慣れてきたためか便利だ、と感じている。注文して、最短で二日で届く。「モーラ・ナイフ」は、木のスプーンを作る時の窪みを削るモノ。セーブ90はこの小屋を建ててしばらくして、凍結防止帯に使うと節電になる、と聞いて取り付けた。すでに耐用年数は過ぎていたけど機能してるようなので、先延ばししてきた。そこそこ高い。全取っ替えで28,131円。謳い文句は「90%の節電」細かくコンピュータ制御されてるらしい。

午後は日差しも出てきたので、早速取り替える。
時間が経つにつれ冷えてきた。そのためかビニールテープの粘着力が悪い。6箇所(11個の差し込み)を取り替えた後、物置の作業スペースで初工作。少し手直しするスプーンで、「モーラ・ナイフ」を試してみる。スエーデン製。これも高かったな〜(4,125円)。悩んだ末、道具はいいものでないと…、と決めた。まあ使えそうで良かった!

日の出。雪がオレンジに輝く。

新しいものに取り替える。

試し削り。手を使い削るのが面白い!

スプーン3本とヘラは、これで完成かな…。


2020年11月23日月曜日

プチ菜園、最後の収穫。

霧に覆われて、静かな朝。外気温3℃。
霧は晴れず。午後は霧が晴れたものの、陽射しはなく、寒い一日。

午前中は、溜まった紙を燃やす。
午後は、物置の片付け。汚れて、捨てるつもりだった靴、洗ったら、もう少し履けるかも知れないと洗う。この時期に、なにも…と思いながら。
夕方になり、玉になったキャベツ2個を収穫。五月に始めたプチ菜園、二十日大根、コカブ、コリアンダー、パセリ、大葉、ツルムラサキ、ジャガイモを作った。昨年よりは少し良いくらい。来年は、もう一歩前進させよう。

霧の朝。

収穫したキャベツ。

もう少し手を加えたい小物たち。


2020年11月22日日曜日

水について。

快晴の朝、1.5℃。6時39分の日の出。強い風。

折り返し点の登山口から先、120メートルの水場まで水汲みに。
水量が少なくなっている。表層水だからだろう…。清水高原の水道水は沢から受水槽へ取水しているのだけど、沢の上部では水量が少なすぎて、スカイランドから下にしか受水槽が作れなかったようだ。その為にポンプで貯水池へ一旦水を揚げる。スカイランドから上の区画へは上部貯水池から。そしてスカイランドと下の区画へは、下部貯水池からは落とす仕組みになっている。2016年一月末に起こった雨氷。倒木で道路は寸断、電線が切れて、停電。3日間孤立した。当初、電気の復旧には一週間かかると言われたので、3日間での復旧は幸いだった。水道の水は切れる寸前。そんな訳で、水については、ちょっと神経質過ぎるかもしれないけど気にしている。

東京に行っていたため、二日遅れの買い出し。
図書館で「ホモ・デウス」を延長。あと10日間で読み終えなくては…。カミさんは2冊返して新たに借りる。今日はモモセ司書。チョットお喋り。いもっこで野菜とリンゴを買ってアイシティ。私はガソリンスタンドでガソリン16リットル補給(@122円)。東京からの帰りに調布で18リットル補給(@115円)してるので東京を往復して34リットル。アバウトだけどリッター14キロかな…。灯油は18リットル(@63円)。先週は暖かい事もあって使用量は少なかった。

5リットルを汲む。

水場の木の間から甲斐駒ケ岳。

帰り、田んぼの中の道から清水高原を見る。
「スカイランきよみず」が分かるかな〜…。


2020年11月21日土曜日

今は、ここの自然が心地よい。

東京から帰り、何時もの朝に戻った。
ルーチンのストレッチ、そして散歩。周りの山並みは雲に遮られて見えない。里から霧が立ち上り、森の中に入り込み、近くの山を隠したかと思うと引いていく。そして山は再び現れる。それでも清水高原の天には青空。今は、この自然との関わりがいい。 

午後は、昨日の雨で汚れた車の洗車。
外に出て洗車の準備をしていると「お帰りなさい!」と隣のヤマモトさん、「昨日は朝から雨で、昼から土砂降りでした」と声を掛けてくれる。数日前に東京に出かけることを話して、留守にするから、とお願いしてあった。東京で暮らし、ここに通っていた頃から、この山小屋に来た時は「お帰りなさい!」と迎えてくれた。嬉しかったな〜。ひとしきりお喋りの後、ヤマモトさんは薪割り。私は洗車、ワックスがけ。カラマツは散ってしまったようだけど、カバーをかけて終了。一日が暮れる。

朝、雲と霧のドラマ。

お気に入りの小ぶりな笹。

一日が暮れていく。


2020年11月20日金曜日

経過検診で東京の病院へ。

今朝は渋谷のホテルで6時半に目覚めた。

昨日(19日)は、6時15分にカミさんと自宅を出て、クリニックの入る赤坂インターシティーAIRの駐車場に車を入れたのは10時20分。ほぼ4時間。調布の先から初台までの12キロが渋滞して時間がかかった。08、09年に受けた脳下垂体腫瘍の手術。09年はセカンドオピニオンで「山田正三」先生に執刀してもらい、ほぼ摘出出来た。以後、先生に経過を診てもらっている。受付を済ませ、採血、MRIを受けたあと、先生の診断が終わるまで約4時間。経過は良好だった。今年は、コロナ禍のことがあり、迷った末の東京行き。

カミさんの用事もあり、渋谷にホテルを取った。
長年暮らした池尻大橋。そこから歩いても行けるほどの渋谷。馴染みがあり、好きな街。その渋谷は、駅の周りの再開発で、ここ数年は乱雑を極めていた。それが、今年はビルが出来上がり、落ち着きを取り戻してきた。「渋谷ヒカリエ」7階で食事をしながら、駅周辺眺める。大都会のエネルギーがほとばしる様に見惚れてしまう。東京は世界に名だたるメガシティ。

そして、今日20日、朝食を済ませた後、8時半にチェックアウト。
ヒカリエの駐車場を9時に出て、原宿から富ヶ谷へ。山手通りから新宿、甲州街道を府中。折角、東京に行き、コロナが怖くて、アートに触れないで帰るのは悲しい。偶然、椛田ちひろさんのサイトで、ご本人の作品も展示される「府中美術館」で開催中の「炎の筆−線」の展覧会を知った。「線」のテーマにも惹かれ、立ち寄る事に。私たちには面白かった。これが観れただけで満足。観終わったあと喫茶店で一息入れて、12時半に美術館を出て4時前に帰宅。走行距離475Km。慎重に行動したので、コロナに関しては大丈夫だと思うけど…。 

一路東京へ。

周りにビルが立ち並ぶように。

富ヶ谷から原宿へ向かう。

病院を出て青山通り。

代々木公園の中を富ヶ谷に向かう。

甲州街道のケヤキの並木。落ち葉が舞っていた。

府中美術館、エントランス。

帰りの中央高速。甲府を過ぎた辺りか…。

アートブックを何冊か購入。


2020年11月18日水曜日

地域の風土、文化をデザイン。

晴れて暖かな一日。朝の気温は5℃。
午後は物置の整理。作業スペースは確保できた。移住当初はダンボールの山、作業するために持ち込んだ机は、ダンボールに占拠されていた。ようやく片付いて、本来の用途に戻せそう。ただ暗いのが難点。おいおい明るくなる方法を考えよう。取り敢えずライトスタンドのセッティング。

今朝のEテレの「デザイントーク」は興味深かった。
テーマは「ローカリティ」。コロナ禍の中で見直される地域のあり方。人が集まる「場」のリアリティと「リモート」によるバーチャル化。それは人間関係もフラットにしてしまう。「発酵」の小倉ヒラクさんとコンテクストデザイナーという聞きなれない肩書を持つ渡邊康太郎さんがゲスト。地域の風土、文化を生かし、どうデザインしていくか…、考えさせられた。

作業机の前にオブジェを飾る。


2020年11月17日火曜日

10cmで中村好文さんの展覧会。

晴れて、なんとも気持ち良い晩秋の一日。
陽射しが部屋の中まで入り、ぽかぽかと暖かく、カミさんはスートーブを点けずに済ませた。

この陽気、野外の仕事をしたいところ、堪えて物置の模様替え&整理の続き。
棚のグラつき、思い付いて、針金の筋交いをためしてみた。いい感じでナントカ行けそう!これでほぼ一日…。昔、気に入って買ったスタンド、ようやく活かせる。仕舞い込んでいたのを引っ張り出して、埃を払い、棚に付けてみた。ここに作業スペースを確保して、今年の冬はアートとモノづくり。東京から持ち込んだ机も、ようやく本来の用途に使える。

展覧会の案内が届いた。
10cmの「好文堂」12月11日(金)−20日(土)
建築家の中村好文さんデザインの家具、照明器具、雑貨などと一緒にお気に入りの品々が並ぶ。中村さんにも三谷龍二さんにも随分お会いしてない。久しぶりに出かけてみようかな。
中村さんには、今暮らしている小屋を設計してもらった。三谷さんの家も中村さんの設計。その繋がりで、随分お世話になった。その時に関わっていただいた大工さん木工家とも、いまだにお付き合いいただいている。29年が経つ。いつのまにか…。

仕舞い込まれていたスタンド。

針金で筋交い。

古いモニター。PCもある…。

棚の全体像。整理整頓はこれから。

部屋の奥深く入り込むようになった陽射し。

案内ハガキ

裏面は中村さんの手描き。