一足早く色付いたヒトツバカエデは黄色に輝き、葉を落とし、道路に散らばる。
9時50分に家を出て、久々に走る19号線を南下。途中右折して「木祖村小木曽エリア向畑地区」へ。ここの作品のテーマは「三時の光」。この地区は午後三時に太陽が隠れる。その最後の光は独自の美意識を芽生えさせるのではないか…、と言うことで、この時間での鑑賞がベストらしい。ただ、生憎とそうも行かず…。廃屋とのコラボレーションが面白い。
第二会場藪原エリアへ。テーマは「千年のすみか」
街道で綿々と営まれてきた生活や文化をこれから先の千年に、空き家を舞台にアーティストたちと作り上げていきたい、との心意気、持続させて欲しい。
木曽村役場に車を停めて、トイレを拝借。そこから会場へは徒歩。「こだわりの支那そば」の幟に惹かれて昼食。そこで4人のグループと出くわして話しかける。「もしかして地域おこし協力隊?」の予想は大当たり。三人は南木曽から、一人は木祖村でこのイベントにも関わり、自らも作品展示をしている坂口佳奈さん。
第三会場宮ノ越エリアの本陣へ。
留守番をしていた小川ひとみさんは、芸術祭とコラボしている「世界とつながる」の地域おこし協力隊。自身も海外協力隊でガーナで過ごしたことがあるとのこと。少しお喋り。
街を活性化する側面を持ったイベントのはず。
街中を歩いていても、話しかけてくれる人も居なく、交流が出来なかったのは、寂しい。私たちが出掛けたの平日で、たまたまだったかも知れないが…。
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