上部貯水池から右に入って行く道には車止めがある。
その先には、雪が白く残る。60メートルくらい先に、登山支度の人が何やら観察してるのが見えた。「こんにちわ〜!」と声をかけたが届かなかい。近づきながら「お〜い!」と思いっきり声を出す。気が付いてくれて、向こうからも歩み寄って来た。「登山ですか?」と声を掛けると「鉢盛山まで一泊の予定で行って来るつもりです」と応えてくれた。
早春のクマザサが雪で隠れるこの時期、時々こう言う人と行き合う。
嬉しくて、ついアレコレと質問してしまう。それによると、中野を朝3時に出られて、下道を3時間かけてこられた。山岳会グループ・ド・モレーヌの会員で小林さん(64歳)とのこと。「気をつけて!」と声をかけて別れる。明日は「スカイランドきよみず」に立ち寄り、お風呂で疲れれを癒してください、と進めるのも忘れていない。
鉢盛山(2447メートル)は「日本三百名山」として知る人ぞ知る山。
朝日村、松本市、木祖村にまたがる。朝日村からのルートがメインのようだ。清水高原からのルートもあったようだが、冬から早春以外は、残念なことにクマザサが行く手を阻む。ただ、ハト峰に出て尾根筋を行くルートは魅力があるのだろう。この時期、やって来られる人と時々出会う。このルートを整備したら、清水高原「スカイランドきよみず」の売りになる。近隣の朝日村と観光で連携する、と話す本庄村長には、松本市にも呼びかけて、このルートを是非実現させと欲しい。
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