2020年7月9日木曜日

土地は凋落し、情報が台頭。

雲の多い空模様ながら、酷い雨にはならなかった。

「あ〜どうしよう!」と助けを呼ぶカミさんの声に階下に行ってみる。
シンクの掃除をしてて、ボール状にしたアルミホイールを排水管に落とし、詰まらせてしまったようだ。シンク下を開けて(と言っても簡単には開くような構造にはなっていないのだが…)蛇腹の配管を外す。「あ〜酷く汚れている!」外に持ち出して、木の棒で押し出す。う〜ん、掃除をするのは初めて。丁度良かったかも…。アルミホイルも取り出せたし、結果オーライで無事解決。チョット鼻を高くする。

午後、届いた郵便物の中に糸魚川からのものがあった。
覚えのない名前。気になって開けた。「ほ場整備事業の実施」に関するアンケート。ほ場とは田んぼの事を言うらしい。ウチも元は農家。息子二人は家を出て、若くして逝った父の後を母が一人で30年近くやってきた。母が力尽きた後、知り合いに作ってもらってきた。今や、そうした引き受け手もなく、放棄地も増えているようだ。寂しくはあるが、全国的な流れ。

土地が大きな資産だったのは、何時迄だったか…。
まあ、銀座の一等地は別にして。今や負担になるよう存在。変われば変わるモノだ。国の自給率が落ちているのに「このままで良いのだろうか…」と農業を放棄した私に言えることではないが。糸魚川でも個人営農者が減り「このままでは農地が無くなってしまう」と危機感を募らせる人がいた。その解決策として農地を大型機械が入るように整備し、効率化。農業の法人化を目指そうと言うモノらしい。そのためには負担金が派生する。そこまで協力しても賃料は出ない?「作って貰うだけでも有難い」と言うことらしい。ここは、チョット納得はできないけど…。とまあ、地方の土地の凋落はここまで来ている。

今は「土地」に変わり「情報」の時代らしい。情報を制する者、世界を制する。
こんな時代だからこそ自給自足に近い暮らしも大事だと思うのだが…。だからと言うわけでもないがプチ菜園をやるようになった。なかなか一筋縄では行かない。日々学ぶ事ばかり。

我が家のプチ菜園の子株、もう少し…。
レタス。
キャベツ。
半分弱を掘って食べるモノがなく、学んだか
その後は現れていない小動物。ジャガイモの花。

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