2020年10月27日火曜日

寮の使い道を考える。

今朝も秋晴れ。森は黄葉で明るく輝く。

午前中は、ご近所の人たちと村の施設の見学会。
清水高原の中心地1300メートルに建つプチホテル「スカイランドきよみず」は村の施設。1995年、それまでの「清水荘」から生まれ変わった。村営、第三セクターと変遷し、2010年より指定管理者制度を取り入れて、今年四月より松本に本社のある「ドリームホテル」が指定管理者として運営を担っている。ホテルの施設として従業員のために建てられた寮がある。これも指定管理の施設に含まれていた。ところが寮を必要とする従業員がいないことで指定管理から外されて、村の管轄下に移った。村はどうするのか?村には具体案はないとのこと。このまま放置され、荒れるに任されたら環境上よくないし、何より勿体ない。

何か案を出して協力できないものか…。
見せて欲しい、と担当者にお願いしてあった。午前中はその見学会で、近所の皆さんに声を掛けて、一緒に見てらった。村からは、担当者と村長も…。2階建ての建物で、2階に3部屋、1階は2部屋。外の木造部分は痛み、崩れた箇所もある。部屋は、私が思った以上に状態は良かった。長期滞在者向けに使えないものか、と考えていた。ただ、皆さんの意見は、「改装分が回収できないだろうから、個人として営業に使うには難しい」「スカイランドと競合する」「スカイランドで食事が出来ないのでは…」「スカイランド本体を早く何とかして欲しい」「食事ができない、コーヒーが飲めない、ことが問題」など。寮の話から外れて、スカイランドに対する意見も飛び出した。「四半世紀先を見据えた、村のビジョンが必要ですよね」には、私も同感なんだけど…。それが無いから、何かやっても一つにまとまって来ない。

で、考えたのは、営業は難しい、なら「村営住宅」はどうなのだろう。
村は移住政策を進めている。空き家バンクも呼びかけてるが、はかばかしくない。山が好きで、暮らしたい人もいるはず。そんな人に向けての体験移住とかなら、いけるような気がする…。田舎暮らしの需要は、このコロナ禍で増えている、と聞く。清水高原の土地も売りに出てる事だし、その間に土地を決めて、家を建てて、本格移住に結びつける。いい案のように思えるが…。明日担当者に電話してみよう。
参加していただいた皆さん、忙しい所ありがとうございました。
この案については、どう思われますか?また、ご意見ありましたらお聞かせくださいね。

朝6時過ぎ、モミジに陽が射して来たか。

午後、ウッドガスストーブを焚いて、外仕事。

ヒロシくんにもらった面白い木を加工。

カットした部分は燃料に。



0 件のコメント:

コメントを投稿