2015年6月18日木曜日

梅肉エキス

6月に入り、実家の梅が気になっていた。

実家には3本の梅の木があり、それなりに実をつける。
母が元気だった頃は毎年、梅干し、梅酢、梅酒を良く作っていて、帰省すると、持たされたものだ。「身体にいいのだから〜」と。貰って帰ると嬉しそうだった。
梅酢は、焼酎と割って飲むととても美味しかった。

それも母が施設に入り、終りとなる。捨てておくのも気が引けて、貰って来るようになった。まず梅肉エキス用に確保、余ったら梅酒を作る。今回は2.1キロしか穫れなくてエキスのみ。全部使って、僅か34g。しかも丸一日かかってしまう。大切なわが家の常備薬だ。




初めて口にしたのが、もう40年も前になる「節のスケッチ旅行」で、フランスに旅した時に、同室になった友人が持って来てた梅肉エキスだった。当時胃腸が弱かった私は、異国の地で、お腹の調子が悪く、心配したその友人が、これ凄く効くからと舐めさせてくれた。その後、口にする事はなかったが、記憶には残っていた。

そんな梅の事もあり、15日糸魚川の実家の様子を見に出かける。

1カ月半で畑は草で覆い尽くされ、草に囲まれた家の状況に驚く。植物の成長力は凄まじいと感じる。この有様をほってはおけず、草刈りに一日を費やす。なぜか虫に好かれるカミサンは、今回も虫か、かぶれか分からぬままに、ほおがふくれ、医者に駆け込むアクシデントも有った。梅は梅肉エキス作りに適した青いままで、グッドタイミング。

2015年6月13日土曜日

パーマカルチャーの理念

 昨日は食料の買出しで里に下りた。
わが家の自給率は0%、食べものは全て人様任せだ。
若干上がるとしたら、山菜の採れる時期だろうか。極々僅かですが……。
木を伐ったら、少し日当りが良くなったので、
自給率を上げる(?)ため、小さな畝を幾つか作り
主に葉ものの種を播いてみた。

気温の影響はどのようなものか、動物たちの被害は出るのか……。
心配しててもしょうがないので、やってみる事にした。
失敗は成功のもと、……とばかり。


20日大根、おくら、グリーンアスパラ、ベビーロケットルッコラ、
パセリ、イタリアンパセリ、クレソン、バジル、カモミール、大葉の10種類。
混ぜて播いたので何が何やら分からない〜……!。

こんな最初の言葉から始まるパーマカルチャーの本。
「パーマカルチャーとは、人間にとっての恒久的持続可能な環境を作り出すためのデザイン体系の事である。」
この本に出会い、ここで暮らしていくのに何をしたらいいのか、
具体的にイメージ出来るようになって来た。
自分が漠然と思っていてもハッキリ出来なかったものに、本は気付かせてくれる。




















家の廻りでヤマブキが採れる。これを使ってキャラブキ作り。
過去の挑戦で「これは旨い!」と言うモノがまだ作れていない……。
今回はどうなるかな〜?。カミサンとの合作です。
写真はロケットストーブを使って、外で下茹でしてるところ。