2020年2月29日土曜日

本作りは面白い。

−4℃、曇り。木々を覆った雪は、拭われたようになくなった。
微かに風がある。かろうじて残った氷塊は、カランコロンと枝に当たりながら落ちてくる。軽やかな音を響かせて…。Yさんの別荘から上は私の足跡が残るのみ。その足跡を辿る。折り返し点の渦巻きもなぞり、引き返す。

ムックの初校用に送られてきた原稿。デザインを進めpdfにして送り出す。
そして単行本の本文フォームを作り、友人にメールで送る。打ち合わせをしてOKなら全文を流し込む次の段階に入る。こうしてだんだん形になってくる。本作りは面白い。

人に焦点を当てた村のコミュニティマガジンを作れないか、と想う。
まあ想像するだけで、そんなコトを言い出したら「そんな時間、どこにあるの?」っと、カミさんに突っ込まれるのが目に見える。アレもコレもできる器用さは無いのに、気の多さには困ったものだ、と自分でも思っている。

折り返し点の登山口。H15年に出来た看板。
昨日の渦巻きをなぞる。
木々の雪も落ちて寂しげ。

2020年2月28日金曜日

世界は狭くなった…?

今朝も美しい雪景色が広がった。
−10℃と冷えたが風も無く穏やか。青空が広がった。美しい景色を独り占め。行き交う人もいない1400メートルの山の道。昨日は除雪車が上って来てくれた。また新たに3センチの積雪。数日前は雪も随分消えて春めいていたと言うのに…。

コロナウイルスのニュースが流れない日はない。
かなり感染が広がっている。山の中にいれば確率は低いかもしれない。ただ、そうもいかない。食料の買い出しがある。その買い出しで、一週間ぶりに里に下りた。図書館では司書がマスク。何時もより人は少ないと言う。新たに「国取物語」の3巻目を借りる。

郵便局、コンビニに立ち寄りアイシティ。
私はガソリンスタンドに回り、ガソリン補給4リットル、走行距離33.2キロ。一週間ぶりの里なのでこんなもの。灯油は18リットル3本。床暖房用、今回は2本。

品切れを確信しながら「消毒用用のアルコール」があるか聞いてみた。案の定。
店主の言うには、工場にはアルコールはある。ただ容器は中国で作ってる。そのため、この状況下では入ってこない。そうなんだ〜、とビックリ!安さを求めモノ作りが空洞化してる。そう言えば、車の部品も中国からの供給が止まり、工場にも影響、とニュースで流れていた。
人もモノも情報も「ウイルス」も世界を駆け巡る時代なんだ…。

美しい朝。
渦を上描き。 
ミラーに結晶。 
綿雪。
雪のない里(アイシティ)から清水高原を見る。

2020年2月27日木曜日

単行本のデータが送られてきた。

雪化粧した森に朝日が差し込んで美しい。
こんな朝はワクワクしてしまう。−8℃。散歩に出かける時は陽が射し、青空も出ていたのに霧が出て、青空も隠してしまった。チラチラと雪も舞う一日。

友人から新しい単行本のデータが送られてきた。
ダウンロードして、こちらもワクワクし、ざっと目を通す。早速、本文フォーマット作りを始める。昔ながらのやり方で作物、食べ物を作り続けるおばあちゃんの記録。友人のライフワーク。便利さを求め、こうした手間のかかるもの、お金にならないものが切り捨てらていく。無くなる前にせめて記録して留めたい、と活動している。良い本にして遺すお手伝い。

もう少しで陽射し…。
青空に映える。
朝日に美しく輝く。
昨日書いた渦巻きに薄く雪。
水場。水を汲んで帰る。
新たに上書きをして…。霧で陽射しが断たれた。
昨日から足跡は私だけ。

2020年2月26日水曜日

仕事ができるのは嬉しい。

一日、森は霧に沈んだ。
朝、−2℃、6センチの湿った雪。雪かきをしていたMさんに挨拶。久しぶりに顔を合わせた。仕事で長野まで行かれるそうだ。気をつけて。Tさんの轍がない。帰りに覗いてみたら、車がある。クーも静かなので帰る。Kさんの車もみえた。気になって午前中電話をかけた。やはり、昨日は膝が痛くて仕事はできそうもなく、医者に行った。痛み止めで随分楽になったと、声は元気そう。良かった!

午前中、社協から電話。
29日に予定されていた「ボランティア交流会」は中止になった。松本地区でコロナウイルスの感染者が出たため。過度に反応するのも良くないと思うけど、ホッとしている。
午後も遅くなってカワノさんが訪ねてくれた。お茶を飲んでしばし雑談。野麦峠スキー場から要請があり3月一杯のアルバイとのこと。良かったね!

昨夜遅くデザインの直しが戻っていた。その直しを夕方まで終わらせて送り出す。
盛岡に住む友人からもメールが入っていた。ライフワークの「食と農の記録」3冊目の単行本のデータを送りたいとの内容。電話を入れて打ち合わせ。今回から一冊まるごとディレクションを任される。ウレシイ!期待に応えたい。

霧に覆われた朝。
折り返し点で渦巻気を描く。
夕方になり濃くなった霧。

2020年2月25日火曜日

大河とリンクする国盗物語が面白い。

−4℃で、弱いながら陽射しもでた朝。道路の雪は随分消えている。
午後に入り、みぞれから雪にになり、地面を白くした。

司馬遼太郎の「国取物語」を読んでいる。
今年の大河が「明智光秀」を放送してるので、関連本として図書館が新たに入れた本。文庫版で斎藤道三が2巻と織田信長が2巻の4巻。道三の2巻目に入った。大河とリンクしてて面白い。司馬さんの歴史物は好きだ。子供の頃に出会っていたら歴史好きになったかもしれない。今「歴史は面白い」と感じている。

手持ちの原稿はデザインして夕方には送った。
夜には直しの指示が入り、戻ってくる。それは明日の仕事。それまでの僅かな時間に本を読んだり、木を削ったりで気分転換。ほとんど遊びのないスケジュールも、長年やってきて、それほど苦にならなくなっている。ただ、この間、出かけるのは極力避けている。そろそろ文字原稿も入り、今週末からは初校出しの予定。追い込みに入る。

1450メートル地点。雪は消えてない。
その手前の上り坂。尾根筋で日当たりが良い。

2020年2月24日月曜日

村でホテルを持つなんて、スゴイ!

晴れて−8℃の朝。一日穏やかに晴れて、雪はみるみる消えた。
一日デザインの仕事を進める。

朝、NHKでホテルニューオータニのドキュメンタリーをやっていた。
何とは無しに見ながら思った。村でプチホテルを持ってるなんて、何て素晴らしい!と。清水高原にある「スカイランドきよみず」。でも、生かしきれていないのは、もったいない。山の上のリゾートホテルとして、うまく運営し、人が絶えないホテルになったら村の活性化にも貢献するだろうに…。リクルート対策にも、移住にも、農産物にも、モノ作りにも。情報発信にも…。いろんなことが考えられる。山形村のPR拠点ともなるだろう。

10年前から「指定管理者制度」を取り入れて、管理者に運営してもらっている。
どうもこの制度がホテルというサービス業にマッチしてるのか、今までの10年を見て疑問に思っている。ただ、4月からの新しい管理者となるドリームホテルは、地元なので希望が持てる。村の人たちと話し合い、意見交換の場を、もっと持つべきではないのか。村の取り組みが歯がゆい。

轍の跡は氷。雪の上を歩く。
真っ直ぐ伸びる足跡はキツネか?
昨日の渦巻きは新しい雪に隠された。新たに印す。

2020年2月23日日曜日

ワインでプチ飲み会。

雪が風に舞う朝、気温は−5℃。
2センチの積雪の道、足跡を残して行くのは気持ちいい。大阪在住のTさんのクルマが見える。来られているようだ。他はKさんが数日前から。折り返し点で渦巻きを描く。

朝、カワノさんから電話が入り、マキストーブが煙ってしまい、今日の集まりの場所をウチにして欲しいとの連絡。問題はない。数日前に美味しいワインが入ったから飲みませんか、とお誘いを受けた。伺う予定だった。でも来ていただけるのも嬉しい!。久しぶりに訪ねたい想いはあったけど…。暖炉に火を入れておもてなしの準備。12時過ぎ、ワインと手作りのおつまみ持参でカワノさん。しばらくしてタカハシさんもワインを持って。メンバーが揃って栓を開ける。こうして飲むのはアートフェスの打ち上げ以来。気のおけない人たちとの集まりは楽しい。4人で2本を開けてお開き。健全。暖炉をかまってやらなかったら消えていた。タカハシさんが痛風が出たか右足の膝が急に痛くなって送る。大事にならないといいのだけど。明日は書類の提出があると言う。私は、その後デザインの仕事を進める。

散歩で渦巻きを描く。何回目…?
お昼過ぎ、青空が出る。
アインシュタインに似てる?カワノさん。そしてタカハシさん。
白ワイン2本いただきました。美味しかった。
カワノさんお誘いありがとう。

2020年2月22日土曜日

「スカイランドきよみず」3月休館。

毎日、ニュースではコロナウイルスの情報が流れる。
皆さん手洗い、うがいを心がけましょう!

朝、スカイランドに電話して休みを確認した。
やはり3月は休みだそうだ。正確には3月2日から3月一杯。来週も25日(火)26日(水)は休館日。利用を考えられてる人は、気をつけて下さい!
昨年末、C地区の別荘を買われたSさん。車が止まっていたので覗いてみた。一生懸命キノコの駒打ちをされていた。声をかけて立ち話。東京在住で、時々来たい、と言われる。ご挨拶に来ていただいた時、ちょうど来客中で失礼したので、入浴券をお持ちした。まだお風呂が使えず、スカイランドの展望風呂が気にいって、行ってます、との事でよかった。

今朝の気温は2℃で昨日から10℃も上昇。
この寒暖の乱調は身体にも響く。止んだと思っていた咳が、またぞろ出てしまう。
昨夜遅く、新たに原稿が送られていた。一日仕事を進める。

今朝の折り返し点の渦巻き、面白い。

2020年2月21日金曜日

スカイランドきよみず。

「スカイランドきよみず」の指定管理者が4月から代わる。
10年に渡り、担ってきた「トヨタエンタープライズ」から「ドリームホテル」へ。それに伴い入浴券は3月で期限切れ、となる。展望風呂は、とても気持ちがいいのだけど、友達が来た時に一緒に行くくらいで、二人で行くことは、ほとんどない。

行きそうな友達に使ってもらおうと、里に下りる途中、Yさんのところに、寄った。
3月までは大丈夫と思っていたのに「引き継ぎのため3月は休むみたいよ」の話には驚いた!今年に入り、週二日間のお休み。こんな状態なら、この時期に空調の工事をしてしまい、4月から新規オープンでフル稼働の体制に持っていけなかったのか…。何故5〜7月の間での工事になるのか、分からない!ドリームホテルは、これから「やるぞ〜!」と言う時に、出鼻をくじかれる感じにならないだろうか?士気にも関わること。

村よ、しっかりして〜!
休みのアナウンスも、公にはされてないから、真意は分からないが。

昨日よりは、雪は消えた。
途中の渦巻き。
折り返し点(登山口)の渦巻き。
我が家の南側の眺め。

2020年2月20日木曜日

ワインのお誘い、久しぶりに楽しみ。

−8℃の朝。寒かったけど、穏やか…。

生業のデザインで一日が暮れた。
夕食時の5時、別荘のKさんが顔をのぞかせた。ワインの美味しいのが入ったので飲みませんか、とのお誘い。日曜日の昼からの予定で約束。久しぶりに伺うことにした。マキストーブの上でコトコトと煮込み料理をよく作られる。それが美味しい!今回はどんな料理が待ってるかな…、楽しみ。こんな風にごく稀だけど集まって、おしゃべりしながら飲む。気のおけない人たちと集うのは楽しい。

夜明け。南の尾根なので消えるのが早い。
一昨日のインスタレーション。

2020年2月19日水曜日

健康はありがたい!

体内時計は元に戻った。何時もの時間に目覚め、ルーチンワーク。
長かった咳はようやく抜けた。大したことには至らずホッとする一方、拡散するコロナウイルスは気になる。山の中にいる限り安心だし、長野県も今の所感染者は出ていない。まあ、これからどうなるか予断は許さないけど…。気をつけることに越したことはない。

朝の気温は−9℃。曇り。山並みも雲がかかり、見えない。
車の轍が上部貯水池まであった。水道の点検に来られている業者さんの車だろう。その先は私の足跡が昨日の地吹雪にも消されず残っている。そして渦巻きも…。今日はその先の水場まで行き湧水を汲んでくる。この時期にしては珍しく水量が多い。

仕事の方は、少し止まっていた原稿も出てきた。またフル稼働。

雲間からの日差しが朝日村を照らす。
車の轍で半分潰された昨日、描いた途中の渦巻き。
雪の風紋。昨日は風が強かった…。
残っていた昨日の足跡。
途中の渦巻き。

2020年2月18日火曜日

「Tunagu」取材用の名刺デザイン。

雪の消えた地面は、また白く覆われた。7センチの積雪、−9℃。
今年は降っては消え、の繰り返し。一度に降った最高でも20センチに満たない…。50〜60は普通だったのに…。確実に温暖化は進んでいる。自然の中にいると直に感じる。酷い降りかたではないけど、強風に雪が舞う一日。午前中は、地吹雪のように雪を舞い上げた。

ウエブマガジン「Tunagu」を立ち上げたものの記事を載せられないでいる。
生業のデザインの仕事が入り、動きが取れない。取材するためには名刺がいる。ちょっと空いた時間に名刺のデザイン。あとはプリントアウト。仕事のキリがついいたら、これを持ってボチボチ取材。少しづつでも清水高原を元気にしたい。

強風に地吹雪のように雪が舞う。
名刺デザイン中。
取材に伺ったら宜しくお願いします。

2020年2月17日月曜日

確定申告を書き終える。

夕方になり雪が舞い始めた。昼過ぎまでは陽射しがあったのに…。

八ヶ岳から北岳にかけての山並みの上に黒い雲が帯状に広がった朝。天は青空。ゴーゴーと吹き荒れる風。−1℃でも体感温度は低い。ようやく咳も柔だ。何時もの折返し点まで。黒雲を抜けた太陽の陽射しが木々の影を作る。昨日の雨で道路の雪はほとんど消えた。

ほぼ一日かけて確定申告を書き終えた。カミさんから「大丈夫なの〜」のツッコミが入る。詰めの甘さを心配してくれるのが分かるだけに言い返せない。買い出しで里に下りるまで、もう一度確認しよう。

山並みの上に黒雲の帯が横たわる。
ようやく陽射しが出た。
昼過ぎの南側の景色。もう春のイメージ。
夕方から雪が舞い、本格的降り始めた。

2020年2月16日日曜日

子供達が宝と想う清水高原なのに…。

雨の清水高原。スカイランドから上も随分溶けた雪。

今朝、里の友人が市民タイムスの記事を送ってくれた。考えさせられる内容。
「山形村の宝を小学6年生がカルタにまとめる」という記事。宿泊交流施設「スカイランドきよみず」を訪ねた子供達は「お風呂が大きかった!」と率直に喜び、宝の発見を喜んでくれたようだ。裏を返せば、こんな素敵な宿、そして自然があるのに、子供達は来てないコトになる。「保養施設、憩いの場」と謳いながら実が伴っていない現実がちょっと寂しい。それは「大人達が宝と思ってないから」ではないか…。大人がもっと、大事(宝)と想い、子供達も巻き込んでアイディアを出していけたら楽しい場になるはず。考えたり意見を出し合う、今がいいチャンス。指定管理者が変わるこの時に。管理者に丸投げではなく、村民も関われるような仕組みにして欲しい。

体内時計が狂ってしまい寝過ごした。
散歩はいつもの三分の二地点で折り返す。雨だし、体調もイマイチだし、と言い訳。まあ許す、と自分に甘くなる。なし崩しで散歩しなくなるのが恐ろしい。仕事のひと段落で、今日は青色申告と確定申告をまとめて、プリントアウト。あとは記帳して送り出す。今週には終わらせたい。

友人が送ってくれた市民タイムスの記事。
北側の溶け出した雪。これが冷えて凍るのが目に見える。 
南側はすっかり溶けた…。

2020年2月15日土曜日

自己診断だけど「風邪」。

風邪はウイルスによるもの。
ウエブで調べてみると私の症状は、どうも風邪のようだ。自分の免疫力で治すしかなく、特効薬はない。喉が痛い、咳が出る。熱が出るのは一生懸命、身体がウイルスと戦っている症状。応援するためは、身体を休め、水を取る。一週間も経った後でだけど、喉は水で潤したほうが良かったようだ。熱の無いのを良いコトにいろいろやりすぎたかも知れない。今日は早めにベッドに入ろう。カミさんにうつしてしまったな〜。夜中の咳の競演なんて…悲劇、喜劇?。我が家の風邪、早く終息させたい。それにしてもコロナウイルス、どこまで拡大するのか…。

朝は、−2℃で曇り。その後少し薄日が差すときも。
散歩は湧水を汲みに足を延ばす。一日仕事を進める。午後、洗車までしてしまった。泥を落とす程度だけど、調子に乗りすぎたか、夕方になり咳がではじめる。

南斜面はすっかり消えてしまった。