2023年11月30日木曜日

ほのぼのと嬉しい。

お昼時、電話が鳴った。
2階の仕事場まで駆け上がる。電話が鳴り終わる。あわてて取った。懐かしい声、アキコさん。私のデザインの師匠の奥さん。カミさんの事を知らせたハガキを見て「ビックリして…、夕べ見つけたのだけど、泣きそうになるので、今日にしたの」。カミさんよりひと回り上の84歳の卯。カミさんとは気が合っていた。「この前の電話で長々と話していた時、調子が悪いと言ってたものね」「私も13年も経つけど寂しいわ…」と。アキコさんも一人暮らし。お喋りがしたかったのか、近況をいろいろ話してくれた。今度はこちらから連絡しよう。

夕方、ポストを見たら、三人の友人から手紙。
よりさんからはギャラリーの案内に、励ましのメッセージを何気なく添えられていた。イシカワさんは、お悔やみと自身のお母さんの死が記されていた。イチさんは、お悔やみと「なんとか生きている証し」エッセイが入っていた。電話も手紙も、ほのぼのと嬉しい。





2023年11月29日水曜日

一日のルーティン。

夜10時には遅くとも寝るようにしている。
朝は5時40分にタイマーをかけている。今朝は、そのベルが夢の中で鳴って、不思議な目覚め。8時から始まる朝ドラを見ながら朝食を、と逆算すると5時40分の起床。そして朝食に1時間。片付け掃除に1時間。洗濯の無いときは10時に朝のルーチンが終わる。大体は10時を回るのだけど…。その後、PCに向かいメールをチェックし、書いて、FBを更新していると、もうお昼。

お昼は、ご飯&餅ピザトースト。
残ったご飯が少なかったので餅を2個焼いて合体。オガワさんからいただいた牛肉の煮込み、ピザを載せてオーブントースターで焼く。煮込みはトマト味なので丁度いい。鷹の爪の種を散らしていただく。午後は書類作りで終わる。4時になると夕食作り、5時、暮れいく景色を見ながら夕食。終わる頃は暗い。片付け、お風呂に入り、7時前後にPCに向かう。一日の事を思い返し、ブログを書く。ナント早い一日。夕食後、カミさんの兄貴に電話をして長話。予定を押した。






2023年11月28日火曜日

演奏を聴きに蔵シック館。

松本に琵琶の演奏会を聴きに行く。
琵琶奏者・田原順子さんのお弟子さん3人による演奏会。竹本彩乃、ナカムラユウコ、藤本はるかのお三方。主催・プロデュースはフジイマナミさんで、この人もお弟子さん。皆さん2011年から開催の古刹「清水寺」での「田原順子琵琶演奏会の夕べ」にも来ていただいた、との事。竹本さん以外は、覚えていなくて失礼した。三者それぞれの持ち味を出されて、良い演奏会だった。

11時20分に家を出て、12時に駐車場に入る。
駐車場からすぐの定食屋「うらしま」に入り、サバの味噌煮(1200円)を食べる。会場でオガワさんと合流。オガワさんは、田原さんの追っかけで、お弟子さんの演奏会にも…。清水寺での田原さんの演奏会には、一回目から東京から大勢お客さんを連れて来てくれた。以来毎年のように来てもらい、ありがたかった。

ナカムラさん、竹本さん。

竹本彩乃さん。

藤本ハルカさん。

ナカムラユウコさん。

お疲れさま。

西山に沢山の雲。雪になってるかも…
あんのじょう。


2023年11月27日月曜日

散歩は何時もとは逆方向。

今朝の散歩は、スカイランドへ向かう。
友人が忘れ物をして、届ける。しっかりしているオガワさんだけど、時々こんなポカをやるらしい。携帯で連絡して部屋から下りてきてもらう。コーヒーが飲めるから、と喫茶室へ。安曇野平を眺めながらコーヒーを飲み、しばしお喋り。死について、真剣に向き合っているのを感じる。いざという時の自身の処し方、してもらいたい事など、準備も怠りない。「関係のある活動をしているからよ」とおっしゃるが…。

好き勝手をやって来れたのは、カミさんが原動力だった。
原動力が無くなり、機能が停止した。今は、そんな状況なのだろう。しばらくは低迷が続きそうだ。この先、一人で、死と対峙して、どういう生き方をするのか…。まあ、ボチボチと。





夕飯は、オガワさんが持ってきてくれた牛肉の煮込み
料理をメインに、イカの塩辛と取り置きの惣菜で。


2023年11月26日日曜日

気兼ねない友人。

12時少し前、3人の友人がお土産を沢山抱えて、カミさんに会いにきてくれた。
オガワさんとは久し振りだったけど、不思議と時間の経過は感じない。変わらず元気。田原夫妻は、夏に訪ねてもらったばかりだから「また来たよ」と言った感じ。挨拶もそこそこに、何とか間に合った料理と、お土産を広げ、お供えにいただいたワインを開けて、みんなでカミさんに献杯。そこから尽きることなく、5時まで、食べて飲んで、お喋り。

スッと気持ちが入り込め、なんでも話せる、友人とは良いものだ。
みんな似たり寄ったりの年代。来し方を振り返り、残りの時間を気にする歳になり、死と向き合っているように見える。カミさんが元気な時は、前だけしか見てなかった私だが、ここ数ヶ月、目的が突然無くなった感じで、過去を振り返っている。生業の仕事もこの先どうしようか…、と考えているのだけど。「仕事を続けた方が長生きしているデータが出ているのよ」とオガワさんにハッパをかけられる。

久しぶりに大勢で食べた食事とお喋りは、寂しさを一掃してくれた。ありがと〜!
5時過ぎ、みんなは、今日の宿、スカイランドきよみずへ。




2023年11月25日土曜日

暖炉室の片付け。

小雪の中、散歩に出る。外気温−3℃。
朝食の準備に30分、食事に1時間、片付けに30分、掃除30分。朝のルーチンが終わるのが10時の筈なのだけど、大体オーバーする。まあ、そんなところでPCに向かいFBをアップする。で、その後、物置状態になっていた暖炉室の片付けを開始。お昼を挟んで一日。なんとか火が焚ける状態に。ただ、試し運転は出来ず、明日、友人たちがきてから。

明日は、東京から3人の友人が来る。
琵琶奏者の田原順子さんと夫のモリタさん。元編集者のオガワさん。もう長い付き合い。古刹「清水寺」の雰囲気が琵琶の演奏会に合う、と感じ、田原さんにお願いして、演奏会を企画。その時に、東京からも動員してくれたオガワさん。演奏会を盛り上げてくれた。その演奏会も田原さんが体調を崩されて、8回で終った。

粉を振りかけたような感じの雪。

片付け前。

片付け後。

昼食。自己流で肉野菜炒めスパゲッティ

夕食のメインは、ヤリイカの煮付け。



2023年11月24日金曜日

また訃報が届いた。

悲しい知らせが届いた。
高校時代の同級生Yさんの奥さんから「連絡が遅くなりましたが…」と前置きされ「7月25日に亡くなりました」。ビックリする半面、モシカシテ…、と予感はあった。抗がん剤ん治療の最中。自宅で突然死のようなカタチで逝かれた、との事。苦しんだ様子はなかった、ことに救われる思い。カミさんが逝ってから11日目。まさか、そんなことになっていたとは。2010年に高校卒業以来の再会。私がここ清水高原に移住し、イベントを始めたことがメディアに取り上げられて、その記事を見て会いに来てくれた。以来、頻繁ではないが交流を続けてきた。亡くなる数日前、電話で話した時は元気そうだったのに…。悔しい。ご冥福をお祈りします。

買い出しで、刺身を買ってきた。カルパッチョにして
いただく。キンピラ、セロリーの葉のみじん切り、
柿を小さく刻んで添える。


2023年11月23日木曜日

訃報の届く季節。

快晴では無かったものの、陽射しが出て、暖かな一日。
別荘では、ツダさんが数日前から見えている。月に一度は必ず来られる。そして一週間から10日は滞在され、清水高原を楽しみ、帰られる。一方、ここ何年かお目にかかっていない別荘のMさん。気になって、年が明けてからだったか…、電話をしたことがある。なんとなく言葉を濁されていた…。そのMさんから、奥さんの訃報が届いた。詳しいことは分からないが、「5月12日、76歳で永眠」とあった。カミさんもだけど、「何で…!」と言う想い。「悔しいよね」「悲しいよね」「寂しいよね」と心の中で、Mさんに呼びかける。ご冥福をお祈りします。入れ違いの通知で、Mさんも驚かれているかもしれないが…。

洗濯があると、朝のルーチンは午前中いっぱいかかってしまう。
FBをアップすると、もう昼時。昼食は「チクワ・餅・ピザトースト」。チクワに縦に包丁を入れて、開く。角餅を縦半分に切り、焼いて詰める。その上にキンピラ、辛子味噌などをトッピングして、チーズをのせて焼く。鷹の爪の種をパラパラのせたら出来上がり。夕飯は親子丼。









2023年11月22日水曜日

冬支度。

晴れて暖かな一日。
外で冬支度 。ミヤカワささんに伐ってもらった7本の木を薪にしている。まだ残っていたモノを玉切り。斧で割るのは後回しに。午後は、小屋掛けの雨樋を外す。床暖房ボイラーの灯油タンクに補給。小屋掛けの屋根に積もったカラマツの葉を払い落とす。南側の落ち葉を一箇所に集めるなど、午後は細々とした冬支度。

右に尖った山は、甲斐駒ケ岳。




八ヶ岳連峰。

玉切り終了。

大した量ではなかった。

夕飯は、ワンプレート。
一夜干しと長芋の千切りに梅干しのたたきと柚子をトッピング。
他、キンピラ、ブロッコリー、大根のピクルス、リンゴ


2023年11月21日火曜日

冬支度、ひとつ出来た。

雪は消えたけど、寒そうなので冬靴にする。
小屋掛けにかかる温度計を見る。−5℃。玄関から50メートルほど行き、メイン道路へ出て、左へ行く。路面には所々カラマツの葉がへばりつく。Aさんの別荘を過ぎて、八ヶ岳連峰が見える尾根筋に来てすぐ、編笠岳の左肩に赤い点が見えた。みるみる昇って、燃える球体に。直視できなくて目を逸らす。左に、昇ったばかりの朝日を眺めながら歩く。葉を落とした樹々がオレンジに染まる。「朝日出て 冬枯れの樹々 オレンジに」  山並みの裾に靄が立ち上ってきた。陽が昇るにつれて刻々と変化する景色が面白い。「山並みに モヤ立ち上る 朝日出て」

小屋掛けの隙間に付けていた塩ビの波板が劣化。
直そうと思い、先延ばしにしていた。晴れて、暖かそうなので、ようやく取り掛かった。外して、新しいものを取り付ける。本格的な雪が来る前に直せてよかった。










2023年11月20日月曜日

昼食と、お喋りと。

昨日の暖かさで雪も消えて、雪灯りもなく暗い朝。
散歩に出るときは、小雨。外気温は−1度。折り返し点近くではミゾレに。帰ってきたら雪に。

朝食の片付けをしていたら、仕事場の電話が鳴っている。
慌てて、駆け上がる。里の友人カタギリさんから「新潟の実家から野菜をどっさり貰ってきたので、届けます」と。「じゃ、昼食はウチで食べようよ」と誘う。夕食で…、と予定してたメニューがあったので、それを作る事に。「白菜とソーセージの蒸し煮」。用意を始めたところに、野菜を沢山抱えて、来てくれた。お喋りをしながら、用意。レシピ自体はそれほど面倒でなくて良かった。ただ、初めて作るので心配ではあったが…。結果は美味しくできた…、と思う。「美味しい!」の言葉を額面通り受け取る事にする。一人で食べる事がほとんどのこの頃、お喋りをしながらの食事は楽しい。瞬く間に時間が過ぎてしまう。それとなく様子を見にきてくれる気持ちが嬉しい。ありがとう!二人が見えた時に舞っていた雪も、帰る頃には止み。少し明るくなった。

友来たり 持ちし野菜に 柚子嬉し

色々な野菜をひと抱え。この他にネギもどっさり。

昼食に作った「白菜とソーセージの蒸し煮」
夕飯でも。いただいたブロッコリーを添える。


2023年11月19日日曜日

昼はペペロンチーノ。

目覚ましを、いまいましく思いながら、少しだけ眠りの中に身を置く。
着替えをして雨戸を開けると、気持ちの良い景色が広がる。東南の群青の空に星が一つ残り、朝焼けに、山並みのシルエットが浮かぶ。「ああ、今日は晴れだ」

30分ほど歩く散歩に、流石に長靴では厳しくなった。
散歩の前に雪靴を出して、今朝は完全防備で散歩に出た。外気温−2℃。昨日の夕方には雪は止んだので、轍は幾重にも重なる。犯されていない、折り返し点の雪上に影が伸びる。大声を出して折り返す。タカハシ家に回り、クーとタカハシさんにご挨拶。

朝食の片付けの後、ベッドメイキング、掃除。
そして外に出て玄関とベランダの雪を搔く。ホースを片付けて、雨水のろ過装置の水を抜く。昼はペペロンチーノとコーヒー。午後は雪支度に使う塩ビ波板を切って準備。夕食は、昨日の残りブフ・ミロトンとキンピラを作って添える。残りご飯にキンピラを少し入れ、バターで炒めたら、いい感じ。美味しくいただけた。

雪降りて キレイと言いし 妻はなく
目覚ましに 起こされる朝 雪灯り
星残り 空に山影 寒き朝

まだ薄暗い朝。

散歩の途中。美ヶ原方向の山並み。

雪靴を履いて。

雪のキャンバスに伸びる影。

陽が差し込んで眩しい。障子を半分閉める。

お昼はペペロンチーノ。

夕方、向かいの山並み。

キンピラを作る。

バターご飯とブフ・ミロトンにキンピラを添える。

雨戸を閉める前。半月が出ていた。