2014年10月26日日曜日

久々に外で……

昨日は、気持ちの良い秋晴れだった。今日も晴れている。
汚れてた軍手を三束と作業用手袋を洗う。ナンカ面白くて写真に収めた。

木々は葉を落とし透けてきて、山並みも垣間見れるようになってきた。
それと並行するように、落葉の嵩がまして絨毯のように……。
この乾いた葉を踏みしめて歩き回るのは楽しい。
そんな中での作業は何とも言えない気持ち良さがある。
一日アレコレと外で過ごした。

2014年10月19日日曜日

クマには住みづらい自然環境になっている……?

山からの贈りもの「キノコ」「クリ」も終わった。
クリを食べに訪れていたクマも見なくなった。クリの落ちてた頃は4日ほど庭先に現れた。その後も姿こそ見なかったものの、来てた気配は感じられた。先日の買物での「いもっこ」での情報、つい数日前も「いもっこ」、「アイシティ」の近辺にもクマが現れて、大騒ぎになり、ついに追い込まれ射殺された。胃の中には何も無く痩せたクマだったそうだ。ここまで来る途中、リンゴの樹もあったろうに、それすらも食べる事なく、迷ってきたのか……、可哀想にね……、と話してた。わが家のクリを紹介してやれば良かったね、と笑い合うも、動物達との境界線が不確かなものになって来てるのも事実。動物達には、住みにくい環境になって来てるのかもしれない……。自然の循環の歯車が少しづつずれて来てるのだろうか?と思う。
わが家にやって来たクマ、4回目に気がついた時は座り込んで一心に食べていた。
悪さをする訳ではないなら、出会い頭に気をつけるようにして、静かにしておこうと思う。

2014年10月13日月曜日

お疲れさま!!

 10月11日の「田原順子琵琶演奏会の夕べ(in清水寺)」4回目の演奏会の終了をもって、今年のイベントは全て終わった。思えば2010年、東京から信州の山形村清水高原に越して来て、翌2011年、森の中に建つ鄙びた古刹「清水寺」の雰囲気に魅かれて友人の琵琶奏者「田原順子」さんの演奏会を企画したのだった。ウマくできるのか心配しながらも周りの人達に助けてもらい、会場が一杯になる80人もの人に来てもらい、田原さんにギャラを払う事が出来て「ホッ」としたのを思い出す。

ふと、テレビで放映されていた10年前の新潟地震で破壊された、ある地域の年配の人達が「夢」を語り始めた事で再生に向かい、活気を取り戻した、という話しを見て、よい言葉だと改めて思った。私たち夫婦二人、1400メートルの清水高原の自然の中で、これから先、暮らし続けたいと「夢」みる。その夢が二つのイベントに繋がったのだろかと思いを巡らす。

「田原順子琵琶演奏会の夕べin清水寺」の実行委員会を村の人達に入ってもらって、昨年再編成し、村のHさんに委員長になってもらった。第1回目から友人の引き連れてきてくれる田原さんの「応援団(追っかけ)」と実行委員、村の人達との交流もできるようになった。その交流を通して村に興味を持ってもらえて、林檎、長芋の注文も……。

アート、モノ造りが好きで2012年の夏から始めた「清水高原アートフェスティバル」は、「ワクワクするような出会いとコミニュケーション」をテーマにしている。アートと人と清水高原の自然と出会い、ここに「夢」を重ねる人が出て来て欲しいと思う。
目指すは「アートの郷(アートヴィレッジ)」。

2014年10月8日水曜日

クマの訪問再び……、今度は夕食時に

「また来たよ!」とカミサン……、昨日よりは落ちついてる。
クマは5時頃、丁度ウチが夕食につこうかとしてた時。
お隣のYさんの方から、ひたすら栗の実を食べながら
少しずつわが家にと近づいてきた。
来ないようにといろいろ音を出すものの意に介する様子もない。
「マッいいか」と様子を見る事にする。
ついにわが家にも食べつつ入り込んでくる、ベランダのすぐ側。
「あまり刺激しない方が良いわよ」とカミサンの方が落ちついている。
ガラス戸を隔ててウチと外、3メートルもない距離だ。
一通り食べ尽くした(?)のかまたお隣の方に……。
ああ、ようやく去ったかと胸をなでおろしてたら、
再びやって来てベランダの縁を通り過ぎる時カミサンと目が合って
始めて逃げるようにして東側に下りてった……、とはカミサンの言。
昨日と同じクマにみえる。
成体とは言えまだ幼いのかもしれない。

クマ出没!?

お昼の食卓についていたカミサンの「アラッ!」と驚いた声に、
「何……?」と指し示す方向を見ると、ほんの4、5メートル先にクマがいた!。
家の横にに立つ栗の木から落ちた栗の実を悠然と食べている。
私はあわててカメラを持ち出して写真に収める。
少し音をたててみるものの動じるふうもなく、落ちついたものだ。
怖いから障子を締めようとカミサン。まさかこちらに突進してくるとも思えなかったが
とりあえず障子を締めて、私は2階に移動してクマを観察。
そのうちに隣のYさん家に移動。沢山のクリがあったのか、そこでもしばらく留まって
動く気配無し。少し声を出したり、手を叩いたりとこちらの存在を知らせるのだが
逃げるでも無く落ちついたものだ……。
大きさは成体と思われるほど大きかった、毛並みもキレイ。
これだけ落ちついてるのは、まだ成人したばかりで
怖いもの知らず(?)なのだろうか、と思ってしまう。
1週間ほど前の散歩の途中でも、20メートル先を横切るクマと遭遇したばかり。
その時もこちらを見て、笹薮の中にゆっくりと姿を消した。
さすがに、この時は身体が「ゾワ、ゾワッ!」とした。
このところ目撃情報が多い清水高原。あちこちに「クマ出没注意」の看板がある。
十分注意しなくては……。今週末、連休で来られる皆さんも気をつけて下さい。
昨日(7日)のことです。

2014年10月5日日曜日

田原順子琵琶演奏会の夕べ

第4回「田原順子琵琶演奏会の夕べ」
10月11日[土]/16時開場 16時30分開演
*山形村の古刹「清水寺」が本来の会場なのですが道路改修工事のため
今年もスカイランドきよみずになります。ご了承下さい。
*席に限りがあります。聞かれたい方は、早めにご予約下さい。
☎0263−98−3014(保坂)

写真は昨年の演奏会前、リハーサル中の田原さん



















◆今回の演目

. 「那須与一」——平家物語 

巻第十一 『那須与一』より
平家物語 原文
作曲:初世 橘旭宗
源平の戦も終盤。四国・屋島での戦いの時の事です。海上には平家、陸には源氏が陣をしいております。
2月18日、午後6時。
日も暮れて、今日の戦はこれまでと双方引き上げたところに、平家方から美しく飾った小舟が一艘進み出で、源氏の陣に近づき、程よき辺りで船を横にし、せがい(船の横板)に扇を挟み『これ射てみよ』と、同乗の女性が手招きをいたします。
源氏側から選ばれたのが「那須与一宗高」弱冠二十歳。
折からの強風に船も扇も激しく揺れ動く中、神仏の加護を願い、風の凪いだ一瞬を狙って見事に扇を射落としました。

. 「蓬草子」——琵琶独奏曲『蓬草子』 作曲:角篤紀
蓬の里に伝わる『蓬草子』どこをあけても真っ白ウラジロ草紙。そこで読まれるお話は、これからあなたの作るもの。

蓬ノ里ヲ尋 ヌレバ、水ノ音スル風ノ音スル。
蓬ノ里ヲ尋ヌレバ、カマド賑わう音ガスル。

さて今日はどんな物語が?
三話からなるお話のハジマリハジマリ

………… 小休憩(5分ほど)…………

3. 「ひばり」——原作 中勘助  
『鳥の物語』全12編の中より
『ひばりの話』
台本・構成:田原順子
作曲:田原順子
『ひばりの話』は子ども向けの雑誌に掲載されたものとの事で、短く、内容もかわいらしくわかりやすい話でした。
子ども向けの弾き語りも創りたいと 思っていたのでこれを選ばせて頂いたのですが、琵琶の弾き語りに宜しい様な文章、言葉遣いで子ども向けはやはり難しいものでした。
やむを得ず、主人公の中将姫にまつわる話を少し加え、ひばりの働きも整理して、中さんのお話にはなかった弥陀来迎の場面を加える事で何とか弾き語りの形にまとめてみました。

仏に深く帰依する中将姫は強く浄土を求め、誓願を込めて曼荼羅を織り始めました。
優しく情け深く、大変美しい姫はたくさんの人々から慕われていたのですが、中にはこれを妬む者もおり、父君の大納言に様々に中傷、讒言をいたしましたので、とうとう紀伊国、有田郡、雲雀山に捨てられてしまいました。
それでも姫は曼荼羅を織り ますが、織りあがる前に水や食料が尽き、姫は死んでしまった様に見えました。
この土地に住むひばり達は姫が帰依している『阿弥陀様』とやらに頼めば姫が生き返るのではないか、と考え、皆力を合わせて阿弥陀様を呼び続けます。
なんの変化もなく、阿弥陀様は現れませんでしたが老人が一人やって来て姫に水を飲ませ、生き返らせてくれました。
姫はまた曼荼羅を織り続けます。
そしてとうとう曼荼羅が織り上がり、姫は感謝して阿弥陀様の住むと言われる西方浄土に向かって合掌しました。
すると、先の老人の姿が曼荼羅の中に描かれた阿弥陀如来の姿に変わりました。
姫を浄土に迎えに来たのです。
そしてひばり達を褒め、鳥の中で 一番の歌い手として下さいました。
ひばり達の喜びの歌声の中、紫の雲がわきいで、迎えに来たたくさんの天人達と共に姫は極楽浄土へ運ばれて行きました。





2014年10月1日水曜日

X1/9オーナーズクラブ開催

「あ〜もう10月……」と吐息が出ます。
でも、清水高原の秋は、いよいよ深まり、森は色づいてきています。
唐松に絡み付いたツタウルシが此処にも彼処にも
燃え上がる炎のように赤く染まっています。
もう暫くすればカサコソと足元は落葉の絨毯で敷き詰められます。
物思いにに耽るに似つかわしい季節……。

今月の清水高原は11日(立待月)は夕刻4時半より「スカイランドきよみず」に於き
「田原順子琵琶演奏会の夕べ」が開催されます。
本来は「in清水寺」となり清水寺「あららぎの庄」が会場なのですが
今年も道路改修工事のため不通となり会場が代わってます。

そして連休12−13日はフィアット・エックスワンナインオーナーズクラブ
「グループラナバウト」の集会(リウニオーネ)が開催されます。
清水高原で開催されるようなって9回目になるんですよ、知ってましたか?
全国から集まって並ぶX1/9は壮観!見応えありです。