2020年6月30日火曜日

盗んだのはナニ者⁉︎

まだ大丈夫だった明け方から、小雨になり、だんだんと本降り。雨の一日。

友人から単行本のデザインの依頼があり、春から進めている。
その一冊目のカバーデザイン3案をメールで送る。その後、昨日送られてきた二冊目の単行本の原稿確認。そして本文フォームに文章を入れ始める。この仕事環境は、10年前、ここに移住して以来。今回のコロナ禍で自宅で仕事をやる人が増えた。この事により、地方でも仕事ができると、認識する人が増えたのではなかろうか。そうなれば清水高原にも移住者が増えるのでは…、と期待してしまう。ただ今の所、動きは無い。

事件が起きた!ジャガイモ畑が一部掘られた。そしてササユリの花が食べられた?
ジャガイモはまだ大きくなっていないのに…。昨年も盗られて警戒してるのだけど、今年は随分早い。ササユリはお隣さんもショックは隠せない。9割がた盗られてしまったと…。キレイに花の部分だけ。いずれも犯人は不明。同一か別なのか…。ナニ者?

助かったササユリ。もうじき開くのに、これが盗られたら
(食べられたら)泣いてしまう。
晴れが続かないと、ここから進められない。

2020年6月29日月曜日

高校の同級生。

晴れの予報にも関わらず霧が出て、13℃とやや肌寒い朝。
ワラビはもう終わりと思っていたのに、美味しそうなモノを見つけてしまった。夕食の一品の分量が採れた。

午前中、里に暮らす友人が訪ねてくれた。約束の時間ピッタリ。
先回は確か秋深い頃。かれこれ八ヶ月くらいだろうか…。元気そうで良かった。時々訪ねてくれる。高校時代の同級生で、こうして親しくさせてもらっているのは他にはいない。松本に長年住まわれている。イベントの記事を見つけて連絡をもらった。住まわれているのは知っていた。高校を卒業して以来、暫くは年賀状のやり取りはしてたような記憶がある。それも途絶えて、以来音信不通だった。還暦を過ぎて再会して10年、不思議な巡り合わせ。近くに幼な馴染みの同級生がいてくれるのは心強い。これからも宜しくね。

昼食後、メールをチェック。
盛岡の友人から単行本の二冊目の原稿が届いていた。ウェブ経由で写真のダウンロードで小一時間。それから外に出て、予定してた作業に掛かる。土留めする場所に杭を運び、並べてみる。本数が足りなさそうで、太いものを楔を使い半分に割る。そこに防腐剤を塗って…、とやってたら夕方。カミさんから「4時15分よ〜」と声が掛かり、焦る。

苔が良いアクセント。
オダマキがあちこちに。
名前分からず。カワイイ花。
もう終わりと思ってたワラビが採れた。
夕食の一品に。
杭を運んで、様子を見る。

2020年6月28日日曜日

記憶とリンクするモノ。

雨の朝。傘をさしての散歩。ササユリが咲いたのを一輪だけ見つけた。
ほのかな匂いが好き。匂いや音が記憶に結び付いてることは、多々あることだろう。

そんな記憶とのリンク。伊坂幸太郎の「砂漠」の中で麻雀を教える描写が出てきた。カミさんの両親とよく雀卓を囲んだことを思い出した。家族麻雀を良くやってたようで「私が覚えれば楽しめる」と言う事で教えてもらった。やってる内に、だんだん面白くなった。時間のかかる私に「よくお父さん付き合ってくれたよな〜」とその頃のことを思い出してカミさんに話したら「そうよ、あの短気な父が…」と感心してた。楽しい記憶。ただ、ゲームのルールはほぼ忘れている。

9時頃になり雨は上がるものの、ほぼ雲に覆われた一日。
机周りの散らかり混乱してる状態を、片付けようとしたが片付いたのはほんのわずか…。午後、H夫妻が訪ねてくれた。庭に回り、テーブルを見てもらい、立ち話。半年ぶりくらい。コロナ禍で来るのを自粛してたとの事。里へ下りて「ようやくタイヤを替えてて来たところ…」と帰りに立ち寄ってくれた。元気そうで良かった。

庭のササユリが咲いた。一輪だけ。
「きぎ工房」の片桐さんに直してもらった額、元の位置に。
シェラキリーのドローイング。内臓がモチーフ。
ガラスの作品。
昔、目黒の骨董屋さんで買った。
キャンバスへの版画作品。(Chizu Takahashi)

2020年6月27日土曜日

杭の防腐剤は塗り終わる。予定通り。

青空が広がって、晴れた一日。

雨の多いこの時期、植物たちは日増しに成長する。当然草もはびこる。
午後早め、杭に防腐剤を塗り終わる。吉見さんの奥さんと息子さんがやって来て話をする。進展はない。手掛かりも出てこない。みんな割り切れない気持ちのまま…。横浜にも用があるので一旦帰るとの事。

草刈りをしようとして、実生のポットを見つけて、整理する。
その後、草刈りは保留にして、風知草の植え場所を変える。双葉のクレソンをポットから土付きのまま池の淵に移す。これを書いてて思い出す。砂利と砂を敷いてその上に…、と考えていた。目に付いた事を泥縄式でやってしまうと、ろくな事が無い。達成感もイマイチ。

ウツボ草、上から。
横から見たウツボ草。 
アザミの蕾。
二ガナ。

2020年6月26日金曜日

図書館は、村の文化の中心。

変わりやすい天気の一日。朝の散歩は降られずに済んだ。
草が元気。どんどん育っている。イタドリが道に覆い被さって鬱陶しく感じるようになって来た。数日前から剪定ばさみを腰にぶら下げ、それらを切っている。

一週間分の買い出しのため里に下りる。「なんと早い!」
まず横山医院。先月は処方箋だけで済ませたので、今月は診察が必要かと思ったが、処方箋を出してもらえた。郵便局に立ち寄って図書館へ。伊坂幸太郎の「砂漠」を借りる。サピエンス全史の著者「ユヴァル・ノア・ハラリ」の近著「21Lessons」について聞いた。未だだけど「読んでくれるなら入れます」とのことだったのでお願いした。

司書は嘆く。「サピエンス全史」を読んでくれたのは私と他一人くらい、だと…。
「松本では予約待ちだと言うのに…」と。そんな事もあり、二の足を踏んでたようだ。この手の本はジャレド・ダイヤモンドの「銃・病原菌・鉄」が挙げられる。この本を読んだ後で司書に勧められて読んだのが「サピエンス全史」、面白かったと記憶している。読まれないのが不思議。私たちは歴史から学ぶことが沢山…、ナンテ言っても、面白いと思うようになったのはごく最近だけどね。

個人のリクエストを聞いてもらえるなんて、こんな村の図書館ならでは。ウレシイ!
ただ、今年は予算を削られて…、と悲しそう。私たちも同じ気持ちで残念だと思う。伝承館との複合館の話は進展してなさそうだし…。もっと文化に目を向けて欲しいな。

昼、一時的に青空が広がった。アイシティからの清水高原。
このあと、雲が広がり雨になる。
雨に濡れた杭。明日は防腐剤を塗ってしまいたい。
雨が上がり、向かいの山並みが見えて来た夕方。

2020年6月25日木曜日

コロナ後を楽しむために。

変わり易い空模様の一日。
青空が見えたかと思うと、黒雲が広がり、一時的にパラッと雨。昨日からの続きの杭作り。その前に積んだ板の雨よけをシートで作る。杭づくりは午後から。そこそこ本数は出来て防腐剤を塗り始める。全部を塗ることはできず途中まで。

「サピエンス全史」の著者ユヴァル・ノア・ハラリの最新作のPR動画を見た。
丁度、伊坂幸太郎の「シーソーモンスター」を読み終えたところ。それと繋がるような話で、15分を見てしまった。リンクするのは小説後半の近未来が舞台の「スピンモンスター」。AIが情報を蓄え大きな力を力を持ってくるのが怖い。あながちフィクションの世界、とも言えない? 私の現実は庭の整備。コロナ後をみんなで森を楽しみたい。

園芸種のバラ。 
野バラの小さい花。
エンコウカエデ。
ミズキ。
ウリハダカエデのタネ。
杭、今日はここまで。

2020年6月24日水曜日

問題を解明できて満足。

曇り、時々青空が見えた一日。

午前中、東京の友人から単行本デザイン依頼の連絡をもらった。
有難い!ただ、イラストで構成される内容。私もイラストを描くのだけど、描き慣れていない。点数が多くて私には荷が重い。更に東京への打ち合わせには、コロナ禍で「怖い!」と言う気持ちが大きい。せっかく話をもらったのに、申し訳ないと思いつつ、東京の二人のイラストレーターを紹介。イラストは手慣れたもの、デザインも出来る。良いものが出来るはず。こうして話を貰えるのはウレシイ。でも今回はゴメンナサイ!

イラストレーターとのやり取りの後、外に出る。
土留めのための杭作り。180センチの丸太を揃えるのは難しい。取り置きの中からも探す。きるだけ真っ直ぐなモノを引っ張り出してくる。その最中に積んであった板の積み方が気になって積み直したり…。何をしようとしてたのかが分からなくなる。

午後から気を取り直し「さてヤルゾ〜」とチェーンソウを始動しようとしたら、エンジンをかける紐が何かに引っかかったように動かない。「ナニナニ?」紐がどうなっているのか、何時もは開けたことのない箇所を開ける。「汚れてる〜!」ついでに掃除。それでも動かない!再度見直す。何かを噛んでいる。ナント木ネジだ「ナンデ?」こんな事もあるのか、と思いつつ原因が究明できたことに満足。無事エンジンはかかり、仕事を進める。

今日はこれだけ。
散歩の時に採ったワラビ。夕食の一品。
自家製二十日大根がアクセントに。

2020年6月23日火曜日

実生の苗300ポット。

わずかに青空が見える朝。
その青空も雲に覆われた昼。そして夕方になり青空が広がる。

ポットの整理3日目。だいたい整理がついて数えてみたら300ポット。そこそこあった。
途中、お隣のYさんと顔を合わせたので、午後の一服で「つぶらなカボス」を飲みながら雑談。吉見さんのことも…。いなくなって、まる4週間、一ヶ月が経った。未だ何の進展もない。「不思議…」としか言いようがない。色々推理はしても決め手になるモノがない。

朝は水場まで。
登山口の赤松。
池は少し澄んできたかな…。
池の周りの苔は定着した。
夕方、向かいの山。

2020年6月22日月曜日

山形村のブランド。

霧で、なお暗い朝。いまにも降ってきそうな空模様。
苔を使い切ったので、今朝も採取。ただこの空模様では外に出る気にもなれず、家の中でグタグタと過ごしてしまった。と言ってるほどグタグタではなく、色々やってるのだけどそんな気になってしまう。

私が暮らす信州山形村のブランドといえば「長芋」。
他の生産地に比べたら粘りがあり味は濃い。味噌汁で作るトロロが好み。長芋でトロロ汁が美味しいと感じたのは、ここに暮らすようになってから。他には「蕎麦屋」さん…か。あとは「清水高原」「清水寺」だけど、観光としてのブランド力はイマイチ。コロナ禍をチャンスに変えられないものか…。「山形村にはお土産品が無いんだよね〜」と言う声も聞く。そして「作りないな〜」という声も。

ここ数日、ポットに入れて、取ってあった実生の苗を整理してた。
これを使って「盆栽」などとも考えていたけど、何時まで経っても手がつかないまま。苔を置いて見たらいい感じ。「小さな自然」。さて、これをどうしようか…。ブランドに仕立て、土産品に出来たら面白いだろうな。

霧の出た朝。





実生を鉢に植えたもの。置き方を考えてやるといい感じ。

2020年6月21日日曜日

つい貯まった実生の幼木。

朝から青空が広がった。

朝食のサラダにはプチ菜園のオレガノ、イタリアンパセリ、ミントでアクセントを付けてもらう。今朝はそれにプラスして二十日大根で色を添える。も少しすればパクチー。プチ菜園も毎年バージョンアップしてる。一緒に嬉しさ、楽しさも…。

昨日からの続き、ポッドに入れたままにしてた実生の幼木に手を入れる。
一日かけてもまだ終わらない。夕方、片付けてから、形のいいものをテーブル、木の台などにレイアウトしてみる。気の利いた鉢に入れたら十分楽しめる。

登山口の赤松の中を上って回り道して苔の採取。
サラダに二十日大根とオレガノ、ミントでアクセント。
テーブルに配置。
サマになってる。
手を入れた実生の幼木。

2020年6月20日土曜日

清水高原ブランド、創りたい!

予報に反して、曇りの一日。陽射しが出ることは無かった。

プチ菜園のキャベツ、タネから成長して、葉が大きくなった。
午前中、30センチほどの間隔を空けて、一本づつに分ける。今年初めてチャレンジしたキャベツとレタス。高原野菜として出てるくらいだから、と蒔いてみた。ここまでは順調にきてる。自家製で少しづつでも食べられるものができるのは嬉しい。

実生で育った幼木。ポッドに保存してる。
入れたまま、手付かずで放置してあった。「盆栽にしてみよう」という目的はあるのだが…。苔を入れて枝を剪定しながら形を整える。やり出すと面白く夢中になる。ここの特徴を生かしたモノで「清水高原ブランド」を作り商品化を目指したい。前から考えているけど、簡単ではない。顔の周りを飛び回り、時には刺しに来る細かな虫にイライラしつつ手を動かす。そうか…、書いてて思い出した「蚊取り線香があった」

午後の仕事、これだけ。

2020年6月19日金曜日

ウマが合う人。

朝からの雨。11℃で少し肌寒い。

10時にアイシティの中の美容院を予約したカミさん。
買い出しを兼ねていつもより30分早く出る。余裕がありそうなので郵便局を回る。振込だけ済ませて、アイシティ。わたしはガソリン補給して図書館へ。「クラウド・ナイン」を返却して「シーソーモンスター」を延長。アイシティへ戻りカットを終えたカミさんと合流。

買い物が終わった後、店長のMさんに声を掛けてもらい、立ち話。
イベントの案内パンフを店内に置かせてもらいたくて、お願いしたのが最初。以来イベントのたびにお世話になってきた。そんな事があり、行き合うと声をかけてもらったり、声をかけて、お喋りをするようになった。アイシティを引っ張るトップでありながら、腰が低く気さくに話をしてくれる。妙にウマが合って、つい話が長くなることも度々。

水曜日に糸魚川へ行った時、梅を2キロもいできた。今年は少ない。
梅酢を作るため「つるや」で4リットル容器2個、氷砂糖2キロ、リンゴ酢500ccを4本2000ccを買った。生前、母が毎年作っていた梅酢。帰省した折、持たせてくれた。残してくれた梅の木。私も母に倣って今年も梅酢を作る。

雨で煙る森。
雨で勢いを得る植物たち。
梅を洗い、ヘタを取った梅。準備はできた。
梅2キロで、4リットルの容器二つ。
自家製二十日大根、夕食で頂いた。
葉っぱは、塩もみして味噌汁に。