2016年3月31日木曜日

山形村の農業法人。

今日も気持ちよい小春日和。
小鳥たちのさえずりが姦しい。散歩の時には双眼鏡が必携になった。

ビューポイントから里を眺めて、散歩を終える。
畑が一面に広がり、眺める毎に山形村は農村なんだ、という認識を強く持つ。
政府が掲げる「地方創生」に、地方自治体は国からの何かを待つのではなく、政策で打って出たらどうなのだろうか。我が山形村も頑張って欲しいなあ〜。
「山形未来プロジェクト」は面白いかもね。

山形村でも農業を止める人が多く、また継ぐ人もいなくなって農地放棄地や遊休地が増えているようだ。そのような状況下で、山形村の若い農業経営者「本庄耕介」さん(34歳)が、「農産物加工所」を竣工し、新たな一歩踏み出したことを頼もしく感じる。
以下、竣工の挨拶からの抜粋。
「食に携わる様々の意見を受け止め、新たな価値を形にすることで、農業を通して微力ながら社会の発展に寄与できれば幸いと考えております。生産の現場がこのような施設を所有したことが弊社のみならず地域においても役に立ったと言ってもらえるように努力をしてまいりたいと考えております。」

会社の利益追求に終始するのではなく、むしろ地域(山形村)の発展も願ってのこと。
前に耕介さんと話をして感じたことだけど、何かをするにあたっては、常にそのことが頭にあるようだ。村の農業全体の繁栄を夢見ているのだ。

午前中、農業法人「株式会社クリーン・ア・グリーン」の
加工所のお披露目会に行ってきた。

加工品の説明をする本庄耕介さん。

2016年3月30日水曜日

有川浩の本。

清水高原は暖かい1日でした。昼間の気温は10度ぐらい、だったような…。
この陽気で、本日も外回り。日本ミツバチの巣箱、設置場所の整備。
椎茸の菌をホダ木への打ち込み。200個は、直径12、長さ95センチの栗の木4.5本に収まった。今年はこれで様子を見てみよう。今年の秋には収穫できる、とあった。
まずは日が当たらないようにして菌が行き渡るまで寝かせる。

読み終えた有川浩の「旅猫リポート」は後半で涙してしまった。
そのあと、FB友達のページで目にした「スティーブジョブス最後の言葉」が、この本とリンクし、「幸せ」について考えさせられる。誰にも、平等に確実にやってくる「死」に直面した時、人は何を考えるのかな。それにしても、涙もろくなった。

ほのぼの暖かな物語に惹かれて、次「県庁おもてなし課」読んでます。
書かれてる行政の体質が面白い。こんなのかな〜、と。

8.5ミリのドリルで穴を開けて、木槌で菌を打ち込む。
カミさんも面白がって、手伝う。

2016年3月29日火曜日

小枝拾い。

晴れ上がった青空が気持ち良い。
僅かに残る家の周りの雪も、もう数日で消えるだろう。

家の周りに、冬の間、折れて落ちた小枝が散乱している。
珍しくカミさんが、拾うと言うので、付き合う。ほとんど外に出ないから、こんな気持ちの良い日には大いに出たほうがいい!。やっても小一時間ほどで飽きてしまうのだから。
一斗缶を再利用した「ウッドガスストーブ」で、拾ってきては燃やす。このストーブは焼却炉として具合がいい。この作業、なんか、のんびり気持ちが良いし…。

この後、伐った木の片付けをするつもりが、他の事に手をつけたら、途中でやめられなくなった。庭の整備をする時、実生の小さな植物を捨てるのが忍びなく、植え替えようと、とりあえずポットに入れて取ってある。放ったらかしにしてあるのだが、それに落ち葉が被さり、気になってしまった。キレイに並べる所を作るため鍬とスコップを持ち出して、掘ったり均したりの土方仕事で汗を流す事にした。
雪解けとともに、やる事が山積なのだけど、まあ、焦らず楽しみながら、だな。

朝の散歩で。道路でも雪は脇に僅かに。

ウッドガスストーブを使って、拾ってきた枝を燃やす。

フクジュソウ開花、お日様に向いてます。

2016年3月28日月曜日

太陽光パネル。

薄日の晴れで、−1℃の朝。双眼鏡を首にぶら下げて散歩に出る。
サエズリを耳にすると立ち止まっては空を見上げる。
せわしなく動き回るので、双眼鏡も定まらず。
今朝は、離合集散するコガラにお目にかかった。

大規模な太陽光パネルの「威圧感」が気になっていた。
この辺りでは砂防ダムそばの元サッカー練習場だったところに、昨年設置された。
村の中にも出来て、これから増えるのだろうか…。
自然エネルギーとして、3.11の原発の後、脚光をあびるようになって増えてきた。
太陽光発電はとても良いと思っている。できれば太陽光で自家発電をやってみたい。
ただ、大規模で設置する場合は、場所とかは十分検討してからにして欲しいものだ、周りに及ぼす環境のことも考えないと、トンデモナイ事になる。

朝食の後、太陽光パネル設置によるトラブルが増えているとの報道を目にする。
山梨県北杜市の例が話されていた。
農業放棄地や遊休地が目立つようになり、行政が有効利用にと推奨したことで、設置が増えて、環境が激変して、近くに住む住民に被害が及んでいるというもの。
都会から豊かな自然に憧れて移住してきたのに…。
自然を破壊しての設置は、クリーンなエネルギーと言っても、周りの人には堪らない。
山梨県は2014年、移住したいランキング1位で、住民を増やそうとする移住政策に対してはマイナスになる、とコメンテーターが話してたけど、その通りだよな〜。
個人の土地だけに、難しい問題なんだろうけど。

少しづつだけど片付いている。

2016年3月27日日曜日

雑談。

一歩一歩、春に向かってるのが感じられて、気持ちの良い朝。−2℃で晴れ。
湧水の水場まで水汲みに、足を延ばす。ここからは山が望める。
荒々しい甲斐駒ケ岳。裾が雲にまとわれた八ヶ岳連峰。今日は、もくもくした雲がいい。

昼食後、「鑑定団」を見てたら、コンコンと窓ガラスを叩く音。
久しぶりに別荘のNさんだ。入ってもらい、一時間半ほど雑談。同い年で、カメラマンとデザイナーで共通する話題が多く、話し出すと止まらなくなる。
予定がある時に切り上げるタイミングが悩ましい。
仕事の話から、お互いの生活を取り巻く行政、社会情勢まで。面白いだけに…。
今日は、やりかけの片付けが気になって、早々に切り上げてもらった。ゴメンなさい!。
前はよく来てたNさんだけど、最近では数えるほどになってきたのが、ちと寂しい。

日本ミツバチの巣箱の屋根がまだだったので、これを作る。
伐った栗の木「仕分け」しながら片付け。外回りで使うのは皮をむく。
材としての栗の木は好きなこともあり、ストックが多くなってきた。
取っておくだけで…どうするんだよ〜、とは自分の突っ込み。
アレもコレもとゴミみたいなコレクション色々。これらが花咲く日は何時⁉︎。

手前は朝日村、その先塩尻。八ヶ岳連峰が雲の上に。
























大分片付いた。もう少し…。

2016年3月26日土曜日

地産地消。

散歩時−8℃で、曇りだったのに、朝食後、青空が広がった。

気持ち良くなってきたので、外に出て栗の木の皮を剥く。何にするかは後で考えよう。
余り根を詰め無いように、テキト〜に進める。おっさんになったので、疲れる。

昨日の買い出しの時、「とまと」で椎茸の菌を買ってきた。
先日、別荘のAさんに栗の木も「ホダ木」になると聞いたので、やってみようと…。
8.5ミリの専用のドリルも一緒に買う。以前買ってあった駒打ち用で9.5ミリならあったのだけどな…。しょうがない821円。種菌は200本入りで800円。
春に打って秋には出てくるそうだ。ホダ木8本用意したけど、こんなに必要ないかも。
袋を開けたら、一気に使いきるように、の注意書きがあったので、体勢を整えて後日にする。パーマカルチャーの理念(思想?)に惹かれ、「プチ自給」を目指して、ここで作れるものをいろいろ試してみようと、チャレンジ。
ふきのとうも地産地消で…。敷地で何本か見つけたので、今夜の夕食の一品、てんぷら。
春の山菜の一番手、先日の「フキントみそ」に続き、本日は天ぷら。

細いけど、割と真っ直ぐで5メートル。

今回は天婦羅になったフキノトウと自家製沢庵。

2016年3月25日金曜日

当選番号。

−8℃。寒の戻りで寒い朝。行きは小鳥のさえずりも無い。
帰り道、鳴き声に足を止めて見上げるとシジュウガラを見つけた。

今日は、一週間分の買い出し。
図書館に寄り、現在借りてる有川浩の「旅猫リポート」が読み終わりそうなので、
新たに「県庁おもてなし課」を借りてくる。ホットな物語にハマってこれで4冊目。

郵便局で支払の振り込み手続き中、年賀ハガキの当選番号が目について、
そう言えば、まだだったと貰ってくる。何時も切手シートがせいぜなのだけど、
それでも、と見ていく。つい文面も読んでしまい、結構な時間に。
物心ついた頃から、年賀状は出し続けてきた。子供の頃はせいぜい数枚。
貰うのが嬉しかったのか、続けてきた。多いときは400枚ぐらいになったかな。
バリバリ仕事をしていた時期と重なる。
デザイン事務所を始めてからは自分でデザインし、印刷した年賀状になった。
それでも相手のことを思い、手書きで一言添える。それが楽しい!
会う機会の無いままに、年賀状だけの付き合いという人もいる。
インターネットで簡単にメールができる環境だけど、
年賀状は、これからも続けるだろうな。
で、結果は今年も「お年玉切手シート」1枚。やはりね。

低地貯水池からの眺め。ここは何時までも雪が残る。

今年の年賀状。まだ残ってた。

2016年3月24日木曜日

焼きおにぎり器。

春は一気にはやってこない。思わせぶりだな〜。
地面が見えてきたと思ったら、今朝は8センチの積雪。−6℃、曇り。
小鳥たちのさえずりもほとんど聞こえない朝。
この雪では外回り仕事は無理だな、と止め。大人しくして、少し体力を取り返そう。

そう言えば、3月末に失効してしまうポイントがあります、とメールが来てたな。
どうも、ほっておくと、折角のポイントが無くなってしまうらしい。
何を隠そう「光フレッツ」。その交換の手続きをしてて。時間を使った。
慣れてないと、この手の手続き「イラッ」とする。
欲しいものもなく、あっちこっち見て、「これはイイ!」と決めた南部鉄の「焼きおにぎり器」。「好きなんだし、自分でもできるからいいんじゃない」とカミさんも賛成。
早速ポイントを変えて、いざ購入画面まで行って「在庫なし」に「イラッ」度が上がる。「在庫ないんだけど、どうなってるんですか〜」の問い合わせメールに、即返事が来て「来週には入庫します」、との御返事で、フィニッシュ。
1時間半はかかったな。

今朝の貯水池。

玉切りにした丸太と枝も雪に覆われた。続きは消えてからだな。

2016年3月23日水曜日

カラ系小鳥。

曇り、−2℃。小鳥たちは静かだ。
今日はどうしたのかな〜、と心配することはなかった。
「ツピー、ツピー」が一番よくわかるシジュウカラ。
お腹に黒く長いネクタをつけている。すぐ近くの梢にもやってくる。
「チビテー、チビテー」はヒガラ。シジュウカラに似てる、ただ長いネクタイは無し。
「チー、チー、チー、チー」とせわしいコガラ。頭が黒く喉に小さな黒い班がある。
これにヤマガラが混じる。お腹がオレンジなので分かりやすい。「ツピー、ツツピー」。
この種類は近くで群れをなしてることが多い。あちこちからいろんな鳴き声。
つい足を止めて、上を眺める時間が多くなった。

数日前に、何本か伐った栗の木。1日その始末。
栗の木は水に強く、雨ざらしでも腐りにくく、割と長持ちするので、面白い形とまっすぐなものは皮をむく。杭も何本か。
椎茸のホダ木にも使えると聞いたので、椎茸用に95センチの長さに6本確保。
こちらは皮付きのまま。
確か、皮をむく道具があったよな〜、と探し回る。
なんとか見つけ出した。鉈よりは効率がいい。
明日も晴れるようなので、原稿が出てこなかったら続きをやろう。
それにしても疲れるようになったものだ。

杭となんに使うかアテがないけど、とりあえず皮をむく。

2016年3月22日火曜日

山形村未来プロジェクト。

爽やかに晴れた清水高原は−5℃。小鳥のさえずりも姦しい。
これから日ごとに春らしくなる。
緊張感からも解放されて、晴れると外に出てのあれこれも増える。
オールシ−ズン好きだけど、中でもこれからの季節が一番かな。

山形村において、みそっかすのように言われる清水高原の事を考える事が多くなった。
私とカミさんは終の住処と思い定めてやってきた。
山形村の一地区でありながら、別物と思われているみたい。
別荘地と言う特殊性からかもしれない。定住者は現在11世帯。
前回の村長選でも、活性化という話は出たが、具体策を聞く事は無かった。

これくらいの規模の地方自治体、私はいい規模だな〜、と思っていた。
民意も、汲み取ってもらえるような感じを持っていた。
6年暮らして、そのようなシステムがない事がわかった。残念だけど…。
意見を聞いてもらいたくとも、そのような場は無い。
里の人たちは、どうなのだろう。若い人たちの夢が聞きたくなった。
そんな想いを「琵琶の仲間」と話すうちに、この会は立ち上がった。
「山形村未来プロジェクト」。…「夢を語り、夢をカタチに」がコンセプト。
発起人は本庄利昭、保坂一彦、降簱典明の3人。
午前中はそのミーティングで里に下りる。
だいぶ草臥れたおっさんになったけど、夢を語る若さはある。

まだ雪の残る場所もある清水高原。凍み渡してな〜んとか歩けた。

外に出て一仕事、杭にする栗の木の皮を向く。終わった後の夕景。

夜は図書館協議会のミーティングで再度、里に下りる。
瞬く里の明かりがキレイ。雨氷で木が折れた事で見通しが良くなった。

2016年3月21日月曜日

玉切り。

−5℃の朝、霧氷の花が咲いた。
午後になりようやく薄日が差してパラパラと霧氷が雪のように降ってくる。

昨日の時点では晴れの予報、今日は外仕事やる気満々だったのに、気持ちを削がれた。
やれる時に…、と気持ち取り直し、昨年末に伐って転がしていた木を玉切りにする。
長さは40センチ強ぐらい。45センチがキリが良いのだけど、ちょっと長いかな。
枝も細いところまで、寸法に切って焚き付け用に使う。
木は、ネコヤナギ、白樺、ミズナラ、栗と色々。先日伐った栗まで行けず。
マキが豊富にあると、気持ちも豊か。床暖房だと暖炉は年に何回も焚かないのだけど
それでもやはりマキは山にしていたい。

マキ用にと、割り切れば、ハカが行くのだけど、
面白そうなモノに出会って、あれこれ眺めていると、手が止まって時間が経ってしまう。
今回も面白く曲がった栗の木に惹きつけられて、道草。こんな事が楽しいんだよね。
何か、面白いモノ作ろう!。

午前中玉切り。と言っても、細いモノばかり。

本日はここまで。

2016年3月20日日曜日

椅子。

気温は零下で−2℃。気温が下がったためか朝は霧に覆われた。

午前中、約束をしていたsolnte(ソルンテ)嶋田さんの家具展を見に出かける。
場所は松本市小屋北、芳川公園の真ん前の「R(あーる)」服飾雑貨店かな…、
その一室で「家具店solnteの木のある日々の暮らし展」と題しての展示会。
出会いは、清水高原を移転先の候補として上げてもらったようで、我が家を訪ねてもらった時。きっかけが何だったかなな〜、と考えるのだけど思い出せない…。
残念ながら、子供のこともあり、もっと里の方が良いと言うことで振られてしまった。
一応候補地は決まったようだけど、まだ奈川の工房で家具作りをされているようだ。
30年以上使っていた椅子が使えなくなり、代わりを友達の家具屋さんの椅子でと思っている。「きぎ工房」で一脚作ってもらい、次「ソルンテ」。もう一脚は「金沢図工」。
それぞれ違う木の椅子が秋には揃うかな〜。

展覧会は、22日までやってます。興味ある方は是非!。(「R」電話:0263-88-6765)

会場となっている「R」、店舗デザインは好み!。訪ねてみて気がついた。
確かに前に来てるよね〜、と話すのだけど、何時、何で来たのか二人とも思い出せない。
それともデジャブ…。

古い杉板を再利用したドアの質感、鉄の取っ手が良いな。

天井板も古材で貼ってある。この手に弱い、良い味出してる。

2016年3月19日土曜日

ふきんと味噌。

5℃と暖かで、柔らかい雨。小鳥たちのさえずりも聞こえる朝。
予報では、1日雨だったけど、午前中には上がった。

庭で、一個のふきのとうを見つけた。春一番の自然からの贈り物、これだけでは…。
もう少し見つけてきて「ふきんと味噌」にしようと、下の林道に下りる。
会うかもしれないな…、との予想は的中。Aさん夫妻が先客としていましたね〜。
毎年、先を越されてしまう。住んでいる私が教えてもらう事もしばしば。
お裾分けを申し出てもらったけど、ここは自分で見つける事に意義を感じてるので
気持ちだけ頂く。自分の穴場まで行って、両手にいっぱい採る。

さあ、これで作れるだけの量が採れた。毎年、作るのは私の受け持ち。
湯通しをして、冷水に浸けておき、その間にすり鉢に味噌、砂糖、お酒を入れて
スリコギで滑らかにした中に、冷水から上げてしぼり、細かく切ったふきのとうを入れて、再度スリコギですって完成。春の香りだ。

ざっと水洗い。

台所でキレイに洗った後、湯通し。

味噌、砂糖、お酒を混ぜる。

細かく切って入れる。

すりつぶす。

できた〜!。いい香りだ。

2016年3月18日金曜日

アイシティ。

予報通り暖かな朝4℃、洗面所の正面に日の出を3日間連続で見る。
八ヶ岳連峰の北端、編笠山のさらに南側から登っていた日の出も、今は北に動き
蓼科山のさらに北側から登ってくる。30キロ以上も動くんだね〜。

今朝の散歩は水を汲むためいつもの折り返し点より、ちょっとだけ先まで。
この湧き水、もう少しウチの近くだと良かったのにな〜。
雨氷の時から特にそう思うようになった。
すぐ近くでさえずるようになったかな〜、小鳥たち。黒いネクタイのシジュウカラは、「ツピー、ツピー」。「チビティー、チビティー」と鳴くのはヒガラ。そして腹がオレンジのヤマガラ、蝶ネクタイのコガラ。すぐ近く梢に止まるようになった小鳥たち。
これからは双眼鏡を持参だな。

今日は買い出しで里に下りる。
アイシティでは「信州木工会」の展示会が開催されていた。
山形村の家具屋・大原さんと少し話ができた。アートフェスを立ち上げた時参加してもらおうと訪ねたことを思い出した。ただ、残念な事に2回訪ねて2回とも留守で縁がなかったかと諦めていたのに、忘れた頃にお会いできてよかったな。
ちょうど店長とも顔を合わせて立ち話。つい話し込む事が多くなった。
カミさんを気にしつつ、それでもつい長話になってしまう。
これだけの広さの農地だった土地、そこには農業離れの問題も垣間見える。
もうこの辺りで食い止めてないと、まずいんじゃないかな〜、と思う。

アイシティの店内。日曜日の人出は多い。


2016年3月17日木曜日

巣箱。

今日は雲ひとつない青空。なんと気持ちの良かった事か…。
地面の雪、空の青の対比、木々に囲まれて心地よく、暫く佇んでしまう。

朝、散歩に出る前の気温は−2℃。戻ってみたら、なんと8℃。暖か〜い。
朝食後、「日本ミツバチの巣」を雪の中に埋めるため外に出る。
あまりの気持ちよさに、林に入って、巣箱を覗いたら、愛の巣になっていた。気がつかなかったな〜!。今年も使ってもらえるように、巣箱の中をキレイに掃除する。
もう少し外で…。先日伐り残した細い栗の木を伐ってしまおう!。
切れ味が気になってたので、まずチェーンソウの目立て。目立ての補助器具を購入してからは、割と頻繁にやる。きれない道具はかえって危ない。
細いけど、それなりの高さがある栗の木。一応受け口を切って…、と順番を踏んで伐る。
雪の嵩がちょうど足元に悪く滑る。危ないので、りあえず枝を払って片付ける。
小一時間で終わり。
山暮らしも6年にもなって、それなりにサマになって来た…ように思う。

自然に馴染ませるため雪の中に埋める。

去年気がつかなかったけど、アパートとして使われていた。
今年の入居者のためにキレイに掃除。



この太さなら、大丈夫!。

真っ青の空〜!、林の中は気持ちいい!。

2016年3月16日水曜日

プロジェクト。

暖かい日となった清水高原。朝は−6℃と低かった。

午後は、もうチョットの所で止まっていた「日本ミツバチの巣箱」を完成させた。
いい出来!。設置まで外に出して、少し馴染ませよう。
まるっきりの手探り、清水高原で果たして入ってくれるのか…。
今年のチャレンジその1は、ダメ元で「日本ミツバチ飼育」。
まずは分峰を成功させる事だ。乞うご期待〜?。

2010年に清水高原に移住して、この4月で丸6年になる。
この間、イベントを企画開催しているうち、清水高原のことを考えるようになった。
ただ、村には考えてる事を行政に汲み上げてもらえる仕掛けがないし、話し合える場もない。これでいいのかな〜、と行政についても気になるようになった。
そんなモヤモヤした気持ちが高じて、清水高原の事は、山形村の事として考えないと…、
と里の友人と「山形村未来プロジェクト」という会を立ち上げる。
理念は「自分の夢、村についての夢を語り、意見を出し合い、実現させるべく動く」
事かなと、今の私は思っている。
さて、どうなるか…。清水高原を変えていく一歩にできたらいいな。

今朝の我が家の南側の景色。

完成した日本ミツバチの巣箱。

巣箱を作り終えて外に出てみたら、こんなに屋根雪がせり出していた。

2016年3月15日火曜日

誕生日。

−4℃。雪は夜半に止んだようだ。積雪10センチ。
道路は除雪されて、何時もの折り返し点まで行けた。歩いてるうちに青空が広がる。
何時ものビューポイントから見る里も白く覆われていた。

帰ってPCを立ち上げたら、FBに誕生日メッセージをたくさんいただいた。
嬉しいな!。こうしてメッセージをもらうと、まだまだアレコレやってみようという気にさせられる。考え込まずに楽しいと思う事をやり続けよう!。
群れるのは好きではないけど、アレコレ話すのは好きだ。森の中の暮らしは楽しい。
この楽しさを伝えたい。そして仲間を増やしたいな。

夕飯は誕生日のフィニュッシュ。
ワイナリーを作りたい友人から頂いたイタリアワインを開けた。
カミさんもワインに合うご馳走で祝ってくれた。いい誕生日だった!。
二人で、ここの暮らしを楽しみたい!。

青空が広がった朝。このまま晴れ、との思いは裏切られてこの後曇り。

デッキの除雪の後。ガラス窓に映る景色がいいね!。

美味しかったよ〜。ごちそうさま。二人だけの誕生日。

友達から頂いたワイン、開けちゃいました。美味しかった〜。

2016年3月14日月曜日

ヘビーデューティ。

明け方から降り出した雪は、散歩に出かける時は10センチほどにも積もっていた。
かなり激しく降っている朝、−4℃。

昨日の買い出しの時、バーゲン中の「かもしか」に寄りKamik(カミック)の長靴を買ってきた。早速、履いて出かける。−40℃対応のヘビーデューティだ。
少し大きめではあるけど、履きごごちは良い。
20年も履いたBAFFIN(バフィン)は、踵の部分に口が開き水が入るようになり、次を考えていた。清水高原の冬は厳しい。−40℃まで下がることはないけど、−15℃は普通。
冬物は衣類も含めてヘビーデューティなものを心がけている。もっぱら「かもしか」と松本の「石井」のバーゲン狙いでね。

日経ムックのフォームは、午前中になんとか形にして、午後いちでメール添付で編集者に送る。そのあと少し外の様子を…、と外に出た。
明け方から津々と降り続いた雪は20センチになった。ただ気温は−2℃と高い。
東側の屋根の下は滑り落ちた雪で山…。それから雪の降る中、除雪1時間。
なんとまあ、こんなに降り続くのは今季初かもしれない。湿り気のある雪だ。
PCの前に戻ったら、丁度送ったフォームの修正指示が届いていた。
修正を加えて夕方に送り出して、本日のデザインの仕事は終わりにする。

よく履いたなバフィン、寒いとき頼りになった。新品カミック。

雪の山を見たら、体が先に動いた。除雪開始。

デッキもキレイに。ただ、すぐに真っ白この通り。

2016年3月13日日曜日

今、半農半X?。

今朝−7℃。まだ樹は雪に覆われて、薄日の差す清水高原です。

別荘は何軒か見えていた。登りには気がつかなかったHさん、煙の匂いがして気がついた。
いつも早起きで、散歩の時間帯には外に出ている時が多く、お話をする。
お邪魔して声をかける。今回は奥さんも一緒。元気そう。チョット立ち話。
筋向いのTさんも見えている。
ウチより少しくだったTさん宅にも、スポーツカーが停まってたので見えてるようだ。
まあ、みなさんよく来られる方たち。
春に向かい別荘の皆さんも、そろそろ動き出すのかな。

予定日が「木育サミット」と重なったため、今日になった買い出し。
まずは図書館に。そこで清水高原から下りて来た、と言うことで話しかけられた。
私たちと同世代のその女性Mさんと、少しお喋りが過ぎた。
つい余計なことを言ってしまったかな…。
周りに1000坪(1反)の田圃(畑だったか)が有り、今年から息子さんにも手伝ってもらい、頑張って作るそうだ。ただ、息子さんはかなり迷惑そう、らしい。
残念だな〜。なんて自分のことを棚に上げての今の感想だ。人それぞれだからあまり熱くなるのは良くない、と思いつつ。土と触れ合うことは素晴らしい事、と思う。
日本の農業は、1930年代頃までは兼業農家、三ちゃん農業で支えてきたと思っている。
それが壊れ、やり手のいなくなった農地は荒廃している。
山形村も例外ではない。Mさんのように持て余している人がいるんだろうな。
人口増に絡めて、良いシステムを考えられたら、特徴ある村づくりができるのではないかな〜、なんてね。自分が置いてきたものへの罪の意識なのか、つい熱くなる。

散歩での悪戯描き。

毎週買い物に行くアイシティ。今日は日曜で人出が多い。



2016年3月12日土曜日

グラフィックデザイン。

−9℃。景色は昨日と同じ、真冬のよう。新しい積雪はなかった。
昼間はちょっと日差しもあったものの、ほぼ曇り。風はなく穏やかで良かった〜。

本日は家の中。昨日、連絡が入り、新しい日経ムック「よく分かる」シリーズの新企画の一部フォームを急がされて、今日は1日PCの前だった。
いやいや、嬉しいことです。こうして社会とまだ繋がれている事。

グラフィックデザインを始めてから、ずっと紙媒体の中で生きてきた。
モノづくりに繋げたい、という想いを持っていても、なかなか形にできないでいる。
その辺り、若い人は軽々とやってのけているのを聞くにつけ、見るにつけ頭の柔軟さや戦略の強かさには感じ入る。今更、対抗するわけでないのだが、羨ましく感じる。
ちょっとしたヒントをもらい、やる気になってる。
まだまだ、夢は無くしてないが、妄想で終わる事もありうるな。

もうそろそろ「2016アートフェスティバル」についても考えないと…。
のんきさんは大丈夫そうで良かった!。
ポーランドから若い友達も連れてくるという。面白くなりそう。
さて、今年はどんなアートフェスにしようか…。

一昨日の雪、昨日の散歩は休んだので、まま。

今年も何か考えたいけどね…。

2016年3月11日金曜日

木育サミット。

−8℃、曇り。真冬に逆戻りしたように真っ白く雪化粧された清水高原です。
昨夜の積雪は10センチ。今朝はサラサラの雪。

「第3回全国木育サミット」に申し込みをしてあり、9時からの交通止めも気がかりで、朝食もそこそこにカミさんと出かける。会場は塩尻のレザンホール。立派な建物だ。塩尻文化会館に併設されている。参加者は500人ぐらいだろうか。全国から。
『木に親しみ、木を活かし、木と共に生きていく「木育」の活動』の文言にビビッと感じるものがあり即、申し込みをした。清水高原にも自然(樹木)は沢山。成長しすぎてしまったカラマツにも良い利用方法はないものか、との想いも重なった。
特別講演の「C.W.ニコル」さんの話には心打たれた。
森林の癒し効果、三陸沖地震の被災者たちとの森林を介した交流、黒姫の森づくりについて、ニコルさんの情熱が、もろ伝わってきた。ヒントをいろいろもらえたサミットだった。
帰宅は薄暗くなってから、寒かったのか出かけた時とほとんど変わらない景色。

C.W.ニコルさん

セクション1でのディスカッション風景。

セクション2、「まなび」、「あそび」と木育。
若杉浩一・竹内延彦・浅田茂裕/座長・多田千尋

薄暗くなっての帰宅。景色は朝と変わらず。