2020年1月31日金曜日

楽しく、感動のある場に。

森の木々が雪を纏って美しい朝。−6℃と気持ちも引き締まる。
積雪は数ミリ。氷を隠してしまい油断すると滑る。足元を注意しながらの散歩。

買い出しで里に下りる。チェーンは無しでも大丈夫。
図書館で、本を返して司書のお二人とおしゃべり。「スカイランドきよみず」楽しく過ごせる場になれば、人は集まる。きっと。例えば「本を備え」森の中で読書を楽しんでもらう。そこには「ハンモック」「座り心地の良い椅子」がある。または自然の中での「ヨガの体験教室」。村内にはこうしたスキルを持った人たちがいる。連携して宿泊コンテンツがいろいろできるような気がするのだけど…。こんなアイディアを話し合うと夢が膨らむ。そして楽しい。新しい指定管理者の「ドリームホテル」は、果たして、どんな感動をもたらしてくれるのかな。期待したい。

原稿が入り始めた。いよいよ忙しくなる。

曇り空の朝、木々は雪をまといキレイ!
昨日の凍った渦巻きをなぞる。
雪の華のよう。
里から清水高原(東山)を見る。

2020年1月30日木曜日

仕事が少し動いた。

八ヶ岳の山並みの上に帯状に黒い雲がかかる。
ザクッザクッっとアイゼンが氷を噛む音が静かな森に響く。それが心に気持ち良い。−4℃と冷えた朝。滑るのが怖くてアイゼンを着けての散歩。途中、黒雲を抜け出した太陽が光を振りまいてきた。青空も広がり、気持ち良い一日の始まり。

編集者からメールが届いていた。
出版社の担当者から、イラストレーターのOKが出たので進めて良いとのこと。早速、依頼の連絡を取り、引き受けてもらえることになった。有難い。とりあえずカバー周り、目次、扉のイラストのめどはついた。問題は本文…。台割りも届いたけど、何時から入るのかな?

東から南にかけての山並みの上に帯状の黒雲。
朝日が甲斐駒ケ岳にわずかに届いたか。雪を赤く染める。
黒雲から抜け出した太陽が雪の上に影を作る。
小さな造形物が少しづつ増殖。

2020年1月29日水曜日

本から「気づき」を得る。

水を多く含んだ雪。水の中のぽたぽたの雪、と言うべきか。
昨日の午後から気温は下がらず、とけ出した雪。雨でないだけ有難いが。長靴を履いて出て良かった。ナントもおかしな気候の冬になったものだ。まだ油断はできないけど…。

ノウハウ本は読むほうではなかった。
それが清水高原に暮らすようになってから、「地域づくり」に関する本を読むようになった。自分でも驚いている。気になる本を見つけると、直ぐ図書館に問い合わせる。無くて新しい本だと割と買ってもらえる。今読んでる「ものがたりのある ものづくり」も、リクエストに応えてもらった。地域づくりには直接には関係ない。ただ「熱い想い」「感動」「共感」などヒトと関わり、動く、動かす力に大いに共感する。メイドインジャパンにこだわるモノ造り。空洞化してしまったモノ造りの現場。技術の衰退に危機感を覚え、それを遺そうとする熱意が素敵。そして何よりも自分が成長してる。この本はファッションに関しての本だけど。日本のモノ作り全般に関わるコトなんだろうな。知り合いの編集者がプロデュースした。

ゆるい雪の上に轍がクッキリ。タカハシさんが出勤した。
朝日村の上に雲海。谷にも入り込んできた。
タケノイリさんの除雪車のタイヤの跡。抽象アート。

2020年1月28日火曜日

それほどでも無い降雪量。

どのくらいの雪が積もったかな…、と洗面所の雨戸を開けた。
まだ暗く、よくわからない。リビングに降りて南側の雨戸を開ける。デッキは真っ白。それほどでも無さそう…。ルーチンのストレッチをしてるうちに、だんだんと景色が見えてきた。木々は重そうに雪を纏っている。風が無いのかモビールは動か無い。ベンチに積もった雪を目測、15センチくらいか。アラジンの石油ストーブに灯油を補給して散歩に出る。雪質は湿って重い、前線が影響してるのか…。

道は既に除雪車が上り、雪はかかれていた。お疲れさま〜!
Tさんの家から軽トラの轍の跡。早くに仕事に出られたようだ。頑張ってるな〜。雪は弱く、まだ降り続く。湿った雪でフリースが濡れてしまった。

朝食後、玄関ブリッジ、デッキの雪かき。車の雪を払う。重い雪は疲れる。
午後、ゴ〜という音に竹の入りさんが来てくれたか、と外に出たら案の定、雪を吹き飛ばしている。側道の除雪に来てくれた。別荘地内を回るのに一日掛かり、雪が湿ってるため、ロータに団子状にくっいてしまう、と嘆く。里も同じくらい積雪があったようだ。お疲れさま〜!雪の後の雨ほどイヤなものは無い。ミゾレから雨になる。夜になり、また雪に変わるだろうか…。

さて出かけようか、と小屋掛の戸を開ける。湿った雪。
折り返し点で渦巻きを描いて…。
帰り、尾根の道
雪で埋もれた玄関ブリッジと階段。
さてデッキの雪かきを始めますか…。積雪を測ったら19センチ。
後ひと掻き。
終わった〜。こんなに疲れるかな〜!
スンーシューで道をつけた。

2020年1月27日月曜日

雪の注意報が出る。

朝、−4℃。曇りの一日。夕方になり細かな雪が降り出した。
テレビでは仕切りと注意報を流しているけど…、どうなるだろう。明日の朝が楽しみ。
ようやく源泉徴収票が届き、少し申告書を進める。ムックの改訂版の原稿はまだ届かず、イラストの手直しなど。待ち人来たらず…。

まだ薄暗い朝の散歩。尾根筋の道に雪はない。
寂しげな我が家。南側の雪はほぼ無い。
北側にはかろうじて、まだ残る。

2020年1月26日日曜日

木を切り出す感触。

−7℃と今朝も冷えた。
昨日の雪は消えず、線のインスタレーションが残っていた。誰か辿った足跡が一つ。だとしたら、思惑は成功。アイゼンを履いてたため、足跡が残らず「誰が何のために引いたのか?」と疑問を感じ、辿ってその先に渦巻きを見て感じたことは何か。オモシロイ!と感じてもらえたかな…。切り出しナイフを使い、木を削り、小さな造形物を作っている。サクッサクッと削れる音と感触が気持ちいい。手を動かした先にオモシロイものができると嬉しい。

4月に「スカイランドきよみず」の指定管理者が代わる。
これを機に、プライベートのブログ、FBとは別に「不動産」「イベント」「スカイランドきよみず」「人」ほか、諸々をニュースとして発信するウエブメディア「Tunagu」を立ち上げようと考えている。仲間が増える事を期待して…。

行き着いた先は渦巻き。側に足跡が残っていた。
渦巻きに続く線。
何だろう?と疑問を持ってくれたかな。
造形物が増えてきた。

2020年1月25日土曜日

長野県宝に指定された縄文土器。

久しぶりの寒い朝、−7℃。
数ミリの積雪、森は雪をまといキレイ!気持ちもワクワク!

散歩では念のためアイゼンを付けて、ザクザクと。必要ない箇所もずいぶんあったけど。折り返し点で、杖を使って渦巻き、その線を小屋まで続けたインスタレーション。アイゼンを付けて足跡がつかなかったから線が続くのが面白い。

9時半に慌てて出かける、チェーンを付ける必要がなかったので、なんとか間に合った。教育委員会主催の「縄文連続講座」の最終回。4回あり、1、2回は出席できず。
山形村から出土した、縄文土器5点が長野県宝に指定されたのを記念しての講座。縄文の文様デザインに魅力を感じ出席した。

図書館で本を返し新しく借りる。そこで同じ講座に出られていたKさんに会って、しばらく立ち話。縄文土器を焼いてみたいんだけど…、と話したら、やられたことがあると、簡単なレクチャーを受ける。久しぶりにアイシティ店長にお会いして、立ち話。

雪はウレシイ!雪景色にワクワク。
杖で渦巻き。
渦巻きの線が続く…。
続く、玄関まで。
県宝の写真を使ったファイルと講座のメモ。
夕方になっても纏った雪が落ちない。気温が上がらなかった。

2020年1月24日金曜日

散漫な一日。

朝は零度。霧に覆われた一日。
午後は一時陽射しもあったが…。夜になって、また濃い霧が出てきた。
集中したくて、夕方一時間半スプーンを一個、削り出す。

霧が濃い。
少ない雪。
霜柱で持ち上げられた地面も、この暖かさで崩れている。
午後は一時、陽射しも出たが。
一個、スプーンを削り出した。


2020年1月23日木曜日

シェラ・キーリーの絵。

音が絡むアクシデント2度も…。

朝、大きな音で目がさめる。ナンダ〜!とまず洗面所を覗く。あ〜、壁に掛けてあった絵が落ちて額のガラスが割れ、フレームも壊れてる。絵は「シェラ・キーリー」。とても気に入っている絵。今は閉鎖されてしまった江東区佐賀町にあった「佐賀町エキジビットスペース」。1988年、開催されていた「シェラ・キーリー展」を見に行った。魅かれてしまいデッサン3点を衝動買い。額装して飾っていた。前年の1987年、まだ無名だった「大竹伸朗」の絵を見てからだろうか、現代アートに魅了され、アチコチ観に出かけるようになった。「シェラ・キーリー」どんな人だったかとウエブで検索したけど出てこない…。有名にはならなかったようだ。まあ、いい、自分が好きなら、と思っている。

確認に起きた時間は5時15分、ベッドに戻ったものの眠れず、何時もより早く起きる。ルーチンを済ませた後、ガラスを片付ける。とりあえず絵は仕事部屋に置いて、額の修復は自分で試みることにする。外は未だ暗く雨、零度。冬の雨は最悪のコンデション。それでも散歩には出かける。

朝食を食べていたら、またしても「バ〜ン!」。リビングの大きな窓ガラスに鳥が激突した音。カミさん「不吉!」とつぶやく。割と大きめな鳥、しばらくして起き上がったので良かった!嘴が曲がっている。鋭い目はおそらく「トンビ」*。しばらくキョロキョロしていた後、飛び立っていった。こうして鳥が激突するアクシデントは、年に数回はある。窓ガラスに映る木や空に惑わされるのだろう。時として小鳥が死んでしまう時もある。
*友達から「つみ」との情報を得ました。訂正します。同じタカ科に属すようです。

シェラ・キーリーのデッサン3点。モチーフは人の内臓!


ガラス窓に激突した「つみ」、この後無事飛び立った。

2020年1月22日水曜日

スカイランドの指定管理者が変わる。

人との関係性は大事にしているつもり。
ただ、時として上手くいかないコトもある。そんな時は落ち込むし、原因も考える。

清水高原の中心的存在のプチホテル「スカイランドきよみず」。
イベントを開くにあたり、良好な協力関係を模索したが関係性がイマイチで終わってしまったのが残念でならない。「スカイランドきよみず」は村の施設で村民の保養の場でもある。現在は指定管理者制度を取り入れて、指定管理者に運営を任せている。その指定管理者が4月から変わる。2期10年を運営した「トヨタエンタープライズ」に代わり、松本に本社を置く「ドリームホテル」が、その任を引き継ぐ。そのドリームホテルとの意見交換会が「やまっち村観光研究会」の場で2月12日に開催される。

清水高原、スカイランドきよみずを元気にし、楽しい場にするためには、ビジョンを立て、行政、村民が積極的に関わっていくコトだ。と、これまでの10年を見て感じている。もう危機感さえ感じ、意見交換会の場をつくってほしいと働きかけてきた。それが年を開けて「ようやく」という感じで開催される。研究会のメンバー以外の人も参加して意見を出してほしい、と思うのだが…。知り合いにも情報を流して、参加してもらえるよう働きかけている。

雲海に浮かぶ島のような八ヶ岳連峰。
同じく甲斐駒ケ岳と北岳。
昨日の私の足跡と動物たちの足跡、沢山。
昨日のインスタレーションが残っていた。

2020年1月21日火曜日

清水高原の定住者、少し増えた。

薄曇りの一日。夕方から冷えてきた。

−6℃、積雪は数センチ。道路にクルマの轍、動物達の足跡が残る朝。
クルマはおそらくTさんの軽トラ。Tさんの朝は早い。土木関係の仕事で現場の責任者で監督をされている。松本の会社に向かう時もあるが、直接現場に向かうことが多そう。長野県下、あらゆるところへ出かける。5時頃に出かけていくこともある。技術者で生活に関わることには強いので、定住者、別荘の人たちに頼りにされている。

別荘のKさんのクルマがここ数日停まってる。
乗鞍のスキー場で住み込みでアルバイト、と言われていたので気になって、午後行ってみたらクルマはなかった。大丈夫そう。午前中、ブリッジの雪かきで外に出てたら、昨年末から住まわれてるMさんも外に出てきたので、声をかけて立ち話。少し距離を縮めた。住民票を移したそうで山形村の新住民。スカイランドから上で、定住は4軒になった。

未だ夜明け前、Tさんのクルマの轍が既に…。
尾根筋の道から朝日村を望む。

2020年1月20日月曜日

「Kiyomizu News 」再創刊を考える。

相変わらず雪は少ない。わずかに地面を覆うのみ。
仰げば夜明け前の天空に三日月。地面には動物達の足跡。踏まないように、沿って歩く。夜の徘徊、昼間には姿を見せない。マキの燃える匂いがして、もしかして…、と覗いて見ると、やはりKさん。どうしたかな?まだ早いので、クルマを確認しただけで帰る。

昨年末、新たな住人がお二人増えた。一人は、すぐ近く、一度立ち話をしたきり。
もう一人は近しい間柄のYさん。清水高原の住人は12軒19名になった。

一人何役もこなして作ったアナウンスメディアを振り返っている。
ここに暮らし始めた翌年、企画した「田原順子琵琶演奏会の夕べ」のアナウンスを目的として面白半分で作った「Kiyomizu News」。B4片面の新聞形式で作り、コピーして配る程度のモノだった。それがコピー機のトナーがすぐ無くなってしまい、まかないきれなくなった。そこで印刷費を賄うだけの広告をとって、B4二つ折り4ページの2色刷りで新創刊。村の公共施設、蕎麦屋さん、近隣の美術館、知り合いのギャラリーなどに置かせてもらった。企画、編集、ライター、デザイン、配布。文章など書いたこともなかったのに、面白くなって30号まで。我ながらよくやった、と感心している。

清水高原は少しも元気になっていない。コンセプトを新たにして、「Kiyomizu News」(清水高原ニュース)のウエブでの再創刊を考えている。

天に三日月。
動物達の足跡も…。
枝を削ってスプーンに。
創刊当初。右側のLink「Kiyomizu News」で読めます。
頑張った割に反響はなかった。
コンセプトを考え直して再創刊したい。