2020年3月31日火曜日

自然の中で、仕事ができる幸せ。

さっき、編集部の担当者に表紙デザインのデータを送った。
DTP屋さんには最後の本文データを送って、一先ずは、全てが手を離れた。まあ、まだ最後の念校が終わってないので、気は緩められないけど…。2月から始まったムックの仕事はもうすぐ終わる。こうして遠く離れていても仕事ができるのはありがたい。
*校了後、今回の仕事を紹介します。

今回おねがいしたイラストレーターは三浦半島に住まわれる。
一度もお会いしてない。思えばこのシリーズ本は、ほとんどのイラストレータと、お会いしていない。先ほどの編集者も「今日は自宅で仕事です」との事だった。今回のコロナ問題で「仕事の仕方が随分変わるだろう」と言われる人がおられた。確かにこんな事があると、地方でも…、と考える人が増えるかもしれない。ネットワークで繋がれば、仕事は充分できる。どうです、清水高原に来ませんか?

朝、南側の向かいの山。
ノリウツギの花がドライになってる。
今朝の散歩でカヤクグリと初めて出会った。

2020年3月30日月曜日

雪が少なかったのは有難いけど…。

湧水を汲んでの帰り道、ようやく小鳥達の声「ツビティ・ツビティ・ツビティ」「ツピッ・ツピッ・ツピッ」「ツピーツツ・ツピーツツ」は、ヒガラ、シジュウカラ、ヤマガラか…。
陽が射せば美しい輝きが見れるのに、生憎の曇り空。樹々の梢に出来た雨氷がカケラとなって降ってくる。「バラバラ」「パラパラ」と地面を叩く。

ドスン!と家を揺するような音。
凍って50センチほどせり出していた屋根雪が、ついに落ちた。例年のように降ると、十数センチの厚さの氷になり、1メートル近くも張り出してくる。数年前に、それが落下した際、地中の水道管を破壊。その前はガス管を破壊している。恐ろしい破壊力を目の当たりにして、キモを冷やした。それ以来、今年は大丈夫か、と心配のタネになっている。それなりの対策は取っているのだけど、根本的な解決策にはなっていないのが情けない。屋根雪に限れば、今年の雪の少なさは有難いね、とカミさんと話す。でも、こんなん暖かさが続いて大丈夫なのか…。

湧水はよく出ている。
登山口から先は通行止になってるので、この通り。
白くなっているのは雨氷。
雨氷。
雨氷。この程度なら大丈夫。2016年は厚さ15ミリ以上
に育ち木を倒し、枝を折った。


2020年3月29日日曜日

今頃に、今季一番の積雪20センチ。

一度に降った積雪は、今期一番かも知れない。昼まで降り続き20センチ。

雪が勢いよく降る朝、−4℃、10センチの積雪。
道路は轍も無く足跡もない。除雪車もまだ…。鳥の鳴き声も無く、静か。パラパラとフードを叩く細雪。一歩一歩、雪を踏みつけて、ラッセルして歩く。昨日「来てます」とメールをいただいたTさん、この雪にびっくりされてるかな…。何時もと同じように散歩。

お昼には止んだ雪。昼食後、除雪のため外へ、カミさんも。
お隣さんも…。除雪車の上った道路へ出たら、新たな住人のMさん、Sさんも除雪に出られていて、4人でしばし立ち話。管理組合のタケノイリさん、側道の除雪に上って来てくれた。ご苦労様です。またまた立ち話に。これで皆さんとの距離がまた少し縮んだ。

立ち話をしてるうちに、デッキの除雪もカミさんが終わらせた。
「やったよ〜」とドヤ顔。重い雪なのによくやった。ご苦労さん!この時期にこの雪、しかも今季一番。どうなってんだろう〜。年々おかしくなってる。

朝、散歩に出かける時は積雪10センチ。
誰の足跡もない。よく降ってる。
またまた、渦巻きを描いて…。
来た時の足跡をなぞって。
雪になる前、雨氷が出来たようだ。 
昼までには倍の積雪、20センチに。湿って重い雪。
タケノイリさんが来てくれた。お疲れさまです!

2020年3月28日土曜日

清水高原での出会い。

視界60メートルの霧の中、自転車のライトを点滅させて、上って来る人がいる。
清水高原で出会う人には「必ず」と言っていいほど声を掛ける。今回も声をかけた。気持ちよく応じてもらった。これも縁。少しでも清水高原に良いイメージを持って帰って欲しい、という思いから。まあ、私が声を掛けたからとイメージが良くなる訳ではないが…。少なくとも気持ちよく話ができて、気が合えば、繋がり、また遊びに来てもらうことが出来るだろう。今回は自転車好きの田中さん。やまびこドーム近くに住まわれる人だ。詳しくは「Tunagu」をのぞいてください。https://kiyomizuartfes.blogspot.com/2020/03/blog-post_38.html

朝から濃い霧の中に沈んだ森。夜まで晴れることはなかった。
春を告げるフキノトウ。これで作るフキント味噌は春の味。きらさないように作ってもらう。今日も朝の散歩で採取。午後も林道を行ってそこそこの量にしてカミサンに渡す。午後、岡崎在住の別荘のTさんご夫妻が訪ねてくれた。丁度仕事で電話中だったため、ゆっくり対応できなかった。御免なさい。

朝、霧をバックに造形物を撮ってみた。
増殖する造型物。
巣箱の様子を見に来るシジュウカラが増えた。
キレイなフキノトウ。
散歩での収穫。
夕方になっても濃い霧。
フキント味噌。またしばらく楽しめる。

2020年3月27日金曜日

「スカイランドきよみず」について。

曇りのち小雨。
散歩の時間は北側に青空も少し見えた。「ツピーツピーツピー」と長く。速いバージョンも…。シジュウカラか。「ツツピーピー」はコガラ。目の前わずか数メートル先でコガラ、ヤマガラが地面をつついている。鶯の鳴き声は今年初めて。楽しみの増えた朝の散歩。

買い出しで里に下りる。その頃になると小雨が降り出した。
図書館でちょっとだけお喋り。役場に立ち寄って今月の「刷物」をもらう。「スカイランド」の担当者と顔を合わせたので、丁度良かったとばかりに、疑問に思ってることを聞いた。新しくなったHPに情報が出てないけど…。まあ、出てはいるのだけど、あまりに素っ気ない。営業開始、または空調設備工事での休館についての情報が無かったので気になっていた。指定管理者が代わり期待が膨らんでいるだけに…。

担当者の話によると、4月から営業するのだけど、直ぐに5、6、7月と空調設備の老朽化による工事が始まって休み。前に聞いてたけど、本当だった。こんないい季節に工事で休みにするなんて、ビックリした。と伝えたら、冬に工事をしたかったのだけど(まあ、マトモに考えたらそうだよね)業者の手配がつかなかったとの事。

多難(?)な船出となった新しい指定管理者(この呼び名に抵抗はあるけど…)のドリームホテルさん、プチホテル「スカイランドきよみず」を宜しく。御社の理念「感動を作り、地元を元気にしたい」に、地元に暮らす一人として、期待してます。

まずこの小鳥を憶えてます。清水高原に多い。
広報の表紙に清水高原からの眺めを推してくれた担当者。

2020年3月26日木曜日

感染拡大、コロナウイルス。

感染者が増え続けているコロナウイルス。ニュースで知るかぎりだけど…。
山では人口密度は粗く、感染率はかなり低い。だから安心ということはないだろうけど。買い出しにも行くし。公共機関にも立ち寄るのだから。これ以上広げないために、油断しないで、一人一人が気をつけるしかないのかな…。アメリカの感染拡大は検査体制が整ってなかったため、と報じられていた。素人考えでは日本も同じような状況下にあるのでは…、と昨日今日の東京都の感染者数の拡大で感じる。でも、検査数を上げるのはそう簡単なことではないらしい。かえって混乱を招く事もあるそうだ。難しいんだね。ただ、専門家会議のように一生懸命対策を考えてくれる人達がいるのは心強い。

一昨日の雪は、道路だけで見たらほとんど消えた。
一週間滞在されたヒラノさんは、沢山のフキノトウをお土産に帰られた。

この渦巻きも明日には消えてしまうだろう。

2020年3月25日水曜日

道草が多くなる散歩。

−10℃と冷えた。穏やかに晴れた朝。真っ青な空が気持いい。
お出かけの支度で、外に出られてたMさんと立ち話。ちょこっと歩いたらTさん。ここでも立ち話。今年に入り始めて。このところ、ちょくちょくお住まいの名古屋との行き来をされていたようだ。お元気そう。遠くからツビティ・ツビティ…の鳴き声はヒガラ。ツピッ・ツピッ…、キチジジジジーと近くの梢ではシジュウカラ。ロロロロ…、とドラミングはアカゲラだろうか。少し大型の鳥に双眼鏡を向けるも、捉えないうちに移動してしまう。こんなだから、時間を食ってしい、朝食ギリギリ。

朝食後、カミさんの薬をもらうため里の病院へ。
終わった後、「つるや」に回り、買い物をして早々に帰る。ムック表紙の返事が返っていて、デザイン修正で半日。追い込みも終盤。

朝、地面は真っ白。
昨日歩いたところの雪が消えている。
昨日の渦巻き。
朝の雪はきれいに消えた午後。

2020年3月24日火曜日

「コロナウイルス」について。

雪の朝、それもかなりの勢いで降っている。積雪5センチはありそう。−7度。
道路には二つの轍。一つはタカハシさん。もう一つは…、はは〜、ヒラノさんか。散歩の帰りに立ち寄ったら、案の定。奥さんの鋭いツッコミが入っていたけど…。「昨日は木を一本伐ったよ、でも、もう身体がついていかにね…」と言うのはわかる。同年代だからね〜、気持ちが先走るんだよね。まあ、怪我をしないようボチボチやりましょうね。
雪も朝食後には弱くなり、やがて止んだ。

「コロナウイルス」のことが毎日報じられている。
ここでは、いつもと同じ暮らしで、ストレスは、ほとんど無い。それでも里への買い出しの時は、多少注意するし、帰っての手洗いは何時もよりは丁寧にしてる。こうした事が他の国に比べ、感染拡大を押さえているらしい。友人のFBにリンクされていたページ「専門家会議のクラスター対策の解説…新型コロナウイルスに対処する最後の希望」は最新の状況をよく語れれていて参考になった。一人一人が敵(コロナウイルス)を知り、最新の状況を理解して、対処していくことが大事かな、と思う。疑問に思ってた事が少し解消した。
https://note.com/kyoshimine/n/n6bf078a369f9?fbclid=IwAR0-1ettk_f7YypmnxbNdDIK2hzXWsDZy6GC13CoUOXy7exctBmZG3niNrM

雪が降り続く朝。
造型物。
少しづつ増殖中。

2020年3月23日月曜日

巣箱の掃除。

−5度と冷えて、霧氷の花が咲いた朝。
気温が上がるにつれて、パラパラと霧氷が降ってくる。

青空が広がり、気温も上がる。
この陽気では外への誘惑を断ち切れず、デザインの返事待ちの時間、外へ。巣箱の掃除をする。手作りした巣箱を森の中に3つ掛けてある。3つとも使われた形跡が残っていた。寝床に使われた古い苔を掻き出してキレイに。先日借りてきた本によると、巣箱を使う小鳥の種類は限られるそうで、シジュウカラかヤマガラ。他にスズメ、ムクドリだそう。我が家の巣箱はおそらくシジュウカラ。出入りしてるのを時々目撃しているが、雛の巣立ちは、まだ目撃してない。今年は見たいな〜。

雲の多い朝。
霧氷。日陰に雪が残る。1470メートル地点。
青空が広がり、気温も上がる。
福寿草が開いた。 
苔がこんなに沢山。快適な環境だったみたい。
掻き出してキレイにした後、蓋をして元の位置に掛ける。
この巣箱は、節穴を利用。ウロに手を入れて巣箱にした。

2020年3月22日日曜日

清水高原に住みたい人に繋げたい。

20パーセントの青空があれば晴れ、との定義で行けば晴れの朝。

午後、歩いて80メートルの別荘の写真を取りに行く。昨年、この持ち主に、良い人がおられたら紹介して欲しいと頼まれていた。私は移住を望まれている人に繋げたい、と思っている。それもモノづくりをする人…、と妄想していたので、引き受けた。知り合いに情報を流すけど、反応は思わしくない。そこで「Tunagu」で紹介することにした。
私自身ここで暮らして、来月4月13日で丸10年。気に入ってる。こんないい所、と思うのだけど。私たちの後、7人増えたくらいで、何とも寂しい。もっと定住者を増やし、山形村の人口増に貢献できたら、とも考えている。そのために物件の情報をもっと出して行く必要がある。売りたい人は、いるようだけど、その情報が出てこない事が問題。もっと風通しよく「Tunagu」で情報を乗せていけたら思う。不動産が動く事で活性化にも繋がるような気がする。

午後、写真を撮って帰る頃に、ポツポツと降り出した雨。

雪はほとんど消えた尾根の道。朝。

2020年3月21日土曜日

春一番の味。

青空が広がった一日。ただ、一昨日からの風は収まらず、時折吹き荒れる。
午前中は仕事に集中。午後からは外への誘惑に逆らえず。まずフキノトウを探して下の林道へ。幾つも顔をのぞかせていて収穫あり。既に採られた跡もあった…。別荘のAさんの顔がよぎる。外の水道水で洗い、フキント味噌にしてもらうため、後はカミさんに託し、大枝の処理にかかる。小枝をノコギリで払い、まとめる。これらの大枝、小枝は薪に、柴は焚きつけ用に時間を見ながら処理をする。このあと、森に散乱した枝をしばらく片付ける。汗ばむ位に動き回る。これから春に向けて、晴れると外に出る日が増えるだろうな…。

苦労して、氷を割って正解だった。新しく雪が降ると
まめに掻いて氷結防止。
向かいの山がくっきり、綺麗に見える朝。
薄氷の下にメダカが泳ぐのが見える。
ひと仕事終えて。
春一番の味、蕗味噌。今年の初モノは美味しい!

2020年3月20日金曜日

買出しで、里へ。

洗面所に差し込んだ朝日で、気を良くして出かけた。
その陽が雲に阻まれたかと思うと、猛烈に降り出した雪。ヒラノ邸に立寄り立ち話。この雪に嬉しそう。買い出しに出掛ける頃にはチラ〜、チラ〜くらいに。でも風が強い。

まず図書館。「国取り物語4」を返却し「巣箱のつくり方かけ方」を借りる。司書はご機嫌斜め。村のHPの改定により、図書館独自で作ったHPが行方不明で、気持ちが収まらない様子。無理もない…。郵便局に回って祝日だったと気がつく。アイシティも人が多かった。ガソリンスタンドでのガソリンは4リットル。先週の買出し以来、何処にもいかず、買出しで走った距離は32.2キロ。リッター8キロ。山道なので、こんなものかな。遠出して12〜13キロ。高速の時は15キロくらいか…。つるやで子どもを連れた清水高原の定住者、Hさんと遭遇。こうして知っている人と出会うのは珍しい。田吾作とサボテンの弁当を買って早々に引き上げる。帰宅1時15分。午後は仕事に集中。

洗面所に射し込む朝日。
おもしろい。
自然のアート。
何に見える〜。
図書館から見る砂塵。この季節だった…、と思い出す。

2020年3月19日木曜日

温かさにつられて…。

私が起きるより、日の出の方が早くなった。
洗面所からは昇ったばかりの朝日。蓼科山から北に移り、鉢伏山との中間くらいか…。昼と夜の長さが同じになり、これからは昼が長くなる。明日は春分の日。この連休を利用して、別荘のヒラノさんが見えた。車が見えたので、散歩の帰りに立ち寄って立ち話。
小鳥たちのさえずりが賑やかになった。「ツツピー、ツツピー、ツツ」と聞こえるのはヤマガラ。「プチチュー、プチチュー」「プチ、プチ、プチュー」はシジュウカラ。「ヒュー、ヒュー」と聞きなれない鳴き声、調べて見た。どうも「トラツグミ」の鳴き声に似てる。ただ、姿は見てないので自信がない。

時折、強い風が吹き抜ける一日。青空が広がった。
暖かく、雪はほとんど消えた。昼食後、用があって外に出た。用をすませた後、池を見に行って、池に沈んだ落ち葉を掻き出し始めたら、夢中になり小一時間。その後、仕事に集中。カミさんの「サルがいるよ〜」の声に階下へ駆け下りると、南斜面に16、7頭のファミリー。貯めてあった落ち葉をひっくりかえし、しきりと何かを食べている。小さな小猿は可愛い。中から見てるのに気がつかないのか、逃げていかないのでしばらく観察。あまり荒らされても困るので、ガラスを指で叩いたら、蜘蛛の子を散らすように逃げた。

小鳥たちが賑やかな朝。すぐそばの梢にも。
昨日の渦巻きが良い感じ。
午後、南斜面に猿のファミリー。
落ち葉の中にな荷が…。しきりと掘り返す。
これからしばらく世話になる。