2018年4月30日月曜日

山菜はエネルギーに溢れてる。

花曇り、時々陽射し…。

山菜で日が暮れた感あり。午前中、図書館とアクアの会の合同企画「自然観察クラブ春編・山菜を採って、美味しく食べよう」にカミさんと参加。対象は親子10組。私たちはアクアの会のスタッフとして…。なろう原の一番上の駐車場に集合し、図書館司書、百瀬さんの挨拶の後、アクアの会代表の上条さんの説明を受けながら山の中へ。
メジャーなタラの芽、コシアブラの他、私には初めてのノカンゾウは酢味噌和え(茎の白い部分)、ホウの木、リョウブの若葉は天ぷらに、ウコギは食べなかったが御浸しが美味しいそうだ。山椒の天ぷらもいけた。個人的にはシオデ、アケビも試してみよう。

野菜に季節感がなくなって久しい。そんな中、季節感100%の山菜は貴重だ。生命力にあふれている。自然からの恵み、贈り物。大事にいただこう。
図書館司書お二人に用意していただいた天ぷら道具をセットして、お母さんお父さんたちに子供達がお手伝いし、天ぷらが揚がる。参加したみんなで、和気あいあい、いただいた。12時半の予定は解散して、車に戻ってみれば2時だった。皆さんお疲れさま〜!

里に下りたので、あれこれ用を済ませ帰宅。アイシティの駐車場は混んでた〜。
帰宅して、今季最後になるであろう「フキント味噌」を作って…、と山菜尽くしの一日。

山の中へ。

ノカンゾウが沢山。チョット大きくなり過ぎ。

天ぷらの時間。

お父さん、タラの芽とコシアブラの下ごしらえ。
子供がお手伝い。

里の山は、いろんな緑が入り混じる。

2018年4月29日日曜日

8月は清水高原アートフェス。

8月の「アートフェス」に外から、お二人のアーティストに参加いただく。
そのお一人、安曇野市に在住のマエカワトモコさんに、木彫作品を携えて訪ねていただいた。つい先月、朝日村の「そば処ふじもり」でのイベントで知り合ったばかり。たまたまイベント会場に置いてあった作品に反応してしまい、店主に訊ねたら、ちょうど見えてると紹介していただいた。出会いは面白い。

アートフェスで別荘の建ってない区画を利用して、立体作品を展示してもらえる人を探してた。後日、連絡を取り、お願いしたところ、快く応じてもらった。ただ木彫は湿気を嫌うので、野外に置きっぱなしには抵抗があるというので、我が家での展示に変更。感じを見に来てもらった。アートで話が盛り上がり、時間が過ぎて昼食まで。

今年で7回目になる「清水高原アートフェスティバル」。
参加いただいてる別荘地の皆さんのおかげで、ここまで続けられた。ただ残念なのは、新たな参加者のないこと。働きかけはしてるのだが…。そこで考えたのが、野外展示できる立体作品に限るのだけど、外部のアーティストとのコラボレーション。


朝の散歩はちょっと回り道。カラマツも黄緑に。

柔らかな萌黄そして黄緑。

マエカワさんの木彫。自然の中でのびのび。

説明を追加

2018年4月28日土曜日

信州山形村の別荘地、清水高原。

郵便物の確認に外に出てみたら、お月さん…。
まだ完全に暮れてなく、山並みがシルエットで浮かび上がる、昼と夜の狭間。
月は輝いてキレイ、ピッカピカだけど、まだ満月ではなさそう。
星たちは二つ三つ。他は明るさに隠れてる。

よく晴れた一日。午前中、道路の掃除を少し…。
信州山形村の別荘地、清水高原、全200区画。中心1300メートルには、村の保養施設「スカイランドきよみず」がある。ここまでの観光道路は、この時期、側溝も含め、業者が来てキレイにする。昨日、買い物に降りた時、何人かの人たちが掃除をしていた。行政の依頼によるもので、スカイランドの存在があるからだ。キレイな道は走ってて気持ちがいい。
ただ、スカイランドから上は、どうかと言えば、放置されたまま。まあ、仕方のない事なのだろう。スカイランドから上は、存在すら知らない人がいるのだから。
別荘の人か、山菜、茸採り、トレッキングをする観光客くらいなのだから…。
せめて自分の家に入る所ぐらいは、キレイにしたい。もてなしの心で。
これから良い季節、もうすぐ緑で覆われる。森の中へようこそ!

カラマツは萌黄から黄緑に。

山桜があちこちにほころんできた。

山ワサビの花。これを摘んで、葉も混ぜて
熱湯を通して醤油漬け。

2018年4月27日金曜日

新たな隣人。

歩く時、意識して大股で歩くようにしてる。
坂道なので、主に往きになるけど、気持ちが良いし、姿勢が良くなるような気がする。自然に早くなる…、けど長くは歩けない。時々立ち止まっては耳をすまし、小鳥たちのさえずりに耳を傾け、景色を楽しむ。これからは山菜にも目を凝らす事になる。

花曇りの一日。週一の買い出しで里に降りる。
昨夜、隣の持ち主から電話があった。自分の教え子に土地を譲りたいと思ってて、一緒に土地を見に来られるとの事だった。お会いしたくて、カミさんをちょっとせかしつつ、買い物を済ませ、昼食も済ませ、何時もより早く、1時ちょい過ぎには戻れた。
しばらくして、来られて、新しい持ち主Wさんを紹介してもらった。
コンピュータ関連の仕事をされてる。サックスを吹かれる、それもジャズ!気持ちがぐっと入ってしまう。小屋を建てて、頻繁に遊びに来て欲しい、と思う。そしたら企画しちゃうな〜。アートフェスとは別に「森の中のミニ音楽祭」。お会いできて良かった!

ムシカリの花が咲いた。

小さな実生の木も芽吹き膨らんできた。

まだ子供のように弱々しく開いてきた葉っぱ。

ガソリンスタンドから見た東山。鉢伏山と王ケ頭が見える。

2018年4月26日木曜日

プチ菜園を充実させたいが…。

4度と気温が下がり、冷えたためか朝は霧に覆われた。

午前中、プチ菜園にジャガイモの植え付け。
何年か前、ここでもジャガイモならできるだろう、と挑戦したものの、2年続けて収穫前にイノシシと猿に荒らされて、諦めていた。それが昨年、図書館企画の「菜園の講習」に出て「超浅植え」の方法を知り、再挑戦し上手くいった。
昨年は「試し」で2個だったけど、今年は気を良くして20個の種芋を植え付けた。黒いマルチで覆ったのが、動物の目くらましになったのかな、と分析してる。
男爵ときたあかり、今年はどうだろう、収穫できるといいけど…。
直播きで「コリアンダー」「ルッコラ」「サラダ菜」「大葉」「バジル」「キュウリ」「マクワ」「ニラ」等。昨年の余りなので、計画性はない。
バイオジオフィルターができれば、「クレソン」「セリ」「ワサビ」「ミズナ」「空芯菜」など、浄化を考えて、効果のありそうな水生野菜中心に計画。

気温が下がり、霧の出た朝。

野生のミツバ。

ワラビ、コゴミ、ミツバの御浸し。
これから山菜が食卓に上がる。

2018年4月25日水曜日

森の中のデザイン室。

朝から昼まで、雨に煙る。午後からは雨も上がり、だんだんと青空に。

松本の印刷屋さんプラルトから依頼のあった自費出版のブックデザイン。本文の校正が、ようやく戻って来て修正にかかっている。企画のタカヤマさんとは2000年からのお付き合いで、彼此18年になる。地方でのデザイン状況について、リサーチした時に知り合った。
それから10年経って移住。依頼を受けるようになった。ただ、地元での仕事はプラルト以外は皆無と言っていい…。

やはり仕事の多くは東京からだ。若い人なら清水高原に事務所を構えても、東京をマーケットに、やっていけそうな気がするのだが…。光通信が出来て、インターネットでのデータのやり取りに不自由はない。とんぼ返りでの打ち合わせも可能だ。何も都心にいなくとも、自然がいっぱいの森の中でもデザインワークは出来る。良いと思うけどね。

雨に煙る朝。

午後、コゴミを求めて林道へ。タンポポ。

数日賑わったプチ池。卵の置き土産をしてガマは去った。

コゴミの他にワラビも採れた。灰をまぶしアク抜き中。

2018年4月24日火曜日

整理整頓の収集がつかない。

曇りから午後には降り出したが、それほど強い雨ではない。
晴れで外仕事が続き、昨日は245キロを走り、糸魚川で草刈り。年相応に草臥れた。

雨を幸いに本でも読もう…。
その思いとは裏腹にファイルの整理を始めたら止まらなくなった。会社設立の、そして閉鎖の書類、自分のやってきた証として捨てられず。そして実家の相続の書類、父、母のもの。そこに付けられている毛筆で書かれた江戸末期くらいからの戸籍。自分につながる軌跡。「後でゆっくり読もう…」と捨てられず。そんなもののなんて多い事か。
私には、まだ「終活」の言葉はないな〜。

醤油漬けにちょうど良い頃合いに…。
糸魚川より20日のズレ。実家から移植したワサビ。

お昼前、偵察に出かけたら丁度よかった。
細いモノばかりだけど、カミさんに料理してもらったら
美味しい夕飯の一品に、コゴミ。

2018年4月23日月曜日

糸魚川の実家へ。

糸魚川へ。月一の実家の見回りで、草刈り&片付け。
今年は二回め。初回は4月の初めに行って水道の開栓。沢山のつくしんぼうの畑はスギナで覆われた。当然の成り行きだけど…。ドクダミも控える。いずれも繁殖力が旺盛。
母が一人で切り盛りしてた畑は、今や荒れ放題。丹精して育てていた花たちは雑草に埋もれている。こんな風景が全国に広がっているのだろうか。地方自治体を悩ませている空き家問題。一番悩んでいるのは当事者だと思うけど…。

安曇野の山麓線を行き、木崎湖から148号線に入り、白馬を経て姫川渓谷。
何れも萌黄の中に控えめの淡いピンクの桜がちりばめられて、目に優しい景色を楽しみながらの、車の小旅は気持ちが良い。何時からか糸魚川へは、このルートに定まった。
夕食は生憎、「釣り人」がお休みで「富士尾山荘」で、ざるそばと二人で一人前の天婦羅を分ける。小鉢でコゴミが付いていた。「もう出てるのですか?」とたずねたら、2週間も早いそうだ。その後、ウドとコシアブラをサービスしてもらった。何れも初物。二人で美味しくいただいた。また一つ私たちの夕飯処が増えたのが嬉しい。

道中、安曇野から。

蓮華大橋の上から

山桜もチラホラ。

田植えの準備のできた水田。

ハナニラ。

姫リンゴ?か…。

水仙。

水仙。

モクレン。

2018年4月22日日曜日

生き物たちに勢い。

「チーツツ」「チーツ・チーツ」とヒガラがすぐ側に。
さえずりと姿を確認。カラ類の中では一番小さい11センチと記されている。黒いあごヒゲと頭、短い冠羽のデザイン。黒い覆面をかぶっているような感じ…。

朝から青空が広がり穏やか。
たまらず外に飛び出して、一日アレヤコレヤと動き回る。アマガエルは「カウカウ」と10匹は集まってる。水から上がる時は、息も絶え絶えで、やっとこさ…と思えるほど。頑張ってるんだ〜。


影が面白い。

イタズラ。

山桜だろうか、庭に自生してる樹の花。




2018年4月21日土曜日

ソマミチ キックオフ フェスタ 2018

スカイランドから上の「ニオイコブシ(タムシバ)」の白い花が開き始めた。
この小ささが好き、そして「アブラチャン」の小さな黄色い花もアチコチで咲いている。
青空の広がる気持ちの良い朝。すぐ近くで「ホーホケキョ」。目を凝らしウグイスのさえずりと姿を確認。「ツツピィーピィー」「ピピーピピー」は目の前で地面をついばんでいるコガラ。そして、いろんなさえずりが重なる。「コゲラ」が樹の周りを巡りながら上に登っていく。背中の茶色でギザギザのようなデザインが可愛くて好き。
つい時間が取られてしまう朝の散歩。

SOMAMICHI KICKOFF FESTA 2018のイベントにカミさんと出かけた。
ソマミチ(杣道)は「木を使う社会の仕組みを作る」を理念に掲げて林業・製材・建築・設計・家具などの分野の人たちが結集し、2017年に結成された団体。知人がメンバーであることからその存在を知った。地元の木を伐り、製材し家を建てる。一昔前の田舎では当たり前のことだった。それが今では、効率化のなのもとにハウスメーカーが躍進し、新建材の住宅が好まれて来た。時代の流れ、とでも言うのだろうか…。
カラマツ材を見直し、建材、家具材として使うことを推進してることを知って、知人を通して繋がりを持った。清水高原別荘地のカラマツについて相談に乗ってもらうために。
*イベントは明日まで。詳しくは「ソマミチ」で検索ください。

会場入り口。

ギター、バイオリンの演奏。

薪割り体験場。

木のベンチ。

ソマミチメンバーによるテープカットならぬ丸太カット。

2018年4月20日金曜日

小鳥たちのお家。

山の晴れた朝は、なんと気持ちが良いのだろう、と思う。
小鳥たちの鳴き声に耳を澄まし、姿を追うが、捉えられず落胆してると、すぐ近くの枝に動く姿を見つける。コガラだ。コガラは静かに動き回る。「ツツツ」とかすかに聞こるか聞こえないかで鳴くのでわからない。カラ類は、シジュウカラ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ。その中でもヤマガラはあまり見かけない。

それがギターの中に出入りしてた。
別荘のカワノさんが見えているようなので、午後、チョット用もあり、訪ねた時のこと、巣箱になるかと樹に吊るしておいた使わなくなったギターに小鳥が出入りしてますよ、と写真を見せてくれた。ナント背とお腹がオレンジのヤマガラだ。

うちの巣箱はシジュウカラ。何が選択基準なのか…。
穴を小さくしないと小鳥たちは巣箱としては使えないかと思っていたのに、見事裏切られてしまった。何ともいい感じで、小鳥たちの家になっていた。これだけ大きいとアパートにもなりそう。小鳥のお家、何でもあり…か?。デザイン優先で作るのも楽しそう!

買い出しで里に下りて、セブンイレブンイレブンから
見た清水高原。左側に清水寺が見えるのだけど…。



2018年4月19日木曜日

雜排槽の洗浄。

朝は肌寒寒いながら、快晴。
小鳥たちの鳴き声に姿を求めて、目をこらす。地面をつついてるコガラを見つけ、双眼鏡で観察。鳴かない…。なので、目の前にいるのも気がつかなかった。
シジュウカラ、コガラ、ヒガラはほぼ分かるようになった。

朝食後、採取してきたフキノトウを洗い、フキント味噌にする準備。
美味しそうな浅葱(あさつき)が出てきた。これを採取し、お昼の食卓に添えてモロミ味噌で食べる。これがけっこうイケるんだ〜。

浅葱を採取して洗う。

根を取って、仕上げにもう一度キレイに洗う。
モロミ味噌をつけていただきます。生味噌でもOK。

午後は、雑排槽の掃除。春と秋の2回やることにしてる。
山小屋の生活排水は雜排槽を通して地中に浸透させている。別荘は、皆この方式を取る。移住して、すぐの頃、これが溢れるアクシデント。掘り返してみたら浸透パイプが詰まり、浸透能力が落ちたことが原因だった。それから掃除をすることにした。
ここからバイオジオフィルターを経て、池(ビオトープ)へと繋げる計画を進めている。

キレイに洗った後。3槽になってる。まず手前の槽に。
だんだんキレイになるけど、生物が飼える程ではない。


2018年4月18日水曜日

「篠田桃紅」展の前売券購入。

雨と霧に沈んだ朝。ひたすら歩きに集中。

3ヶ月に一度の歯のお掃除&点検で、午前中、カミさんと波田の歯医者さん。
2010年に移住してから、この歯医者さんにはお世話になりっぱなし。受付の女性とは、軽口を叩けるほどに馴染みになってしまった。ついこの前も歯の詰物が外れて直してもらったばかり。あまりお世話になりたくないのだけど、衰えているということか…。

帰りにローソンで「篠田桃紅」展の前売り券を買う。
初めての体験。一人待たせての操作は焦った。わざわざプレイガイドまで行かなくて良いので便利。これからは確実に行けそうな時は利用しよう。200円でも節約、二人だと400円。上田市立美術館、7月22日までだけど、早く行けるよう予定を立てよう。
105歳で、なお現役。書の世界から水墨抽象画というスタイルを打ち立てて、緒戦し続ける姿勢に力づけられる。まとめて見るのは初めてなので楽しみ。

雨と霧の朝。

一輪車に溜まった雨水。

我が家から観る夕景。歯医者を出るお昼には
青空が広がった。