2016年4月30日土曜日

東京旅人。

霜柱の立つほどに冷えた朝でした。
気持ちよく晴れて芽吹きが日ごとに進んでいる清水高原です。
Hさんのところは、娘さんファミリーのクルマも。お邪魔してもと…、とスルーするつもりが声をかけられて、ちょっとだけ立ち話。お花を…、と奥さんからいただく。
有難くもらって母に手向ける。別荘は他にも何件か見えてて、賑わっている。

本日は遅れを取り戻すべき一日デザイン。

昨日、一昨日とカミさん方の叔母の3回忌で東京へ。
一昨日は朝から雨、途中小淵沢近辺は霧が立ち込めて視界が悪い中の走行は疲れる。
久しぶりに上原の「ギャラリーより」へ立ち寄る。「岡かおる展」面白いアクセサリー作品がたくさん。よりさんとも久しぶりに会えたし、良かった!。
楽しいお話は時間の過ぎるのが早い!。
つい話に夢中になり、電話するのが遅れてしまった友人はおかんむりだ。

清澄白河の東京現代美術館で開催中の「キセイノセイキ」は、期待してた感じと違って残念!。その中でも「ダン・ベルジョヴスキ」は良かった、というか好き!。
セットで見れた常設展「コレクション・オンゴーイング」が良かったので気持ちは救われた。
この日の締めは、北品川の「ほ志乃」での一杯。「木々工房」の友人で、秋に「松茸パーティ」でお会いして、東京に行った時に訪ねたいと思っていた。
友人と3人で、美味しいお酒と料理で疲れを癒す。
それにしても…、展覧会一つで十分に疲れるようになって、展覧会のハシゴはできなくなった。それだけに外れると悲しいね。

漂う霧が面白い。

このネックレスは面白い!。

カミさん、チョット指に嵌めてみる。「より」さんは変わらずお元気。

「ダン・ベルジョヴスキ」

常設展の「アトリウム・プロジェクト」は好み(一部)。

新宿駅地下ロータリーで、ホテルのバスを待つ。


2016年4月27日水曜日

14歳の君へ。

薄日の差す朝からだんだんと天気は崩れてきている。まだ降ってはいないけど。

手仕事に憧れる。あれこれ欲張りすぎと、自覚はしてる。
今更生業にできるわけでもなく…。生業には質とスピードが命。それには技。
で、私は先週末から生業のデザインに励んでいる。
遅れを挽回して欲しいと尻を叩かれながら。頼りにされてるのです。…ん?。
しばらくは外でのアレコレはお預け。ここしばらくはPCの前だ。

ちょこっと時間に、池田明子の「14歳の君へ」を読んでいる。
面白い。「考える」事は、どう言うことか…。本質を突いてくる。
エッセイで哲学、分かり易い。若くした亡くなられたのは切ないね。

自家製山ワサビの醤油漬け。ほろ苦く美味しい!。この季節の楽しみ。

自家製タクアンも、あとわずか。今年は美味しくできたな!。



2016年4月26日火曜日

ウグイス。

ウグイスを目にした朝の散歩。双眼鏡で捉えると鳴いてる姿が目の前に…。
警戒心が強くなかなか目にするのは難しいと聞いていたので、嬉しい。
そして朝食後、再び目にする事になるとは…。
カミさんの声で一階に降りてみると、デッキに鳥の姿。窓にぶつかってのびていたようだけど、私が目にしたのは、もう立ってる姿。カミさんは写真に収めたと言う。
私も良く見ようとデッキに出たら、飛び立っていった。よかった!。でも鳴き声は聞けず。

本日は、PCに張り付いて一日が過ぎる。遅れを少しでも挽回しなくては…と頑張る。
でもこの陽気な天候に気分転換と称して2時間ごとに外に出てしまう。

朝9時半、ピッタリに安曇野暖房の遠藤さん、床暖房のボイラーの様子を見にきてくれた。不凍液の減少は想定内、と言う事で問題はないとの事。
お茶でもとお誘いしたのだけど、忙しい様子で、立ち話で帰られた。

気分転換に外に出て植物を愛でる。スミレが…。

タラの目が…。もう少し欲しい。

ツツジが…。

2016年4月25日月曜日

空き家の問題。

今朝、肌寒く霧が漂う清水高原でした。その後、霧も晴れて薄日の射した一日。

昨日は朝早く出かけて糸魚川へ。昨年末亡くなった母方の叔父の納骨に立ち会った。
午後は実家に立ち寄る。早くも雑草が我が物顔。その中で母の残した花が咲いていた。
健気だな…。結局、家の周りの草刈りだけでで帰る時間に。またまた、中の片付けは先延ばしに。早く片付けたいという思いとは裏腹に、遅々として進まない。

2010年5月、母は実家を出て、ケアハウスに世話になる。以来、実家は空き家になった。
叔父もそれから数年後、近くに住む長女(従姉妹)の家に叔母と共に世話になることで空き家になる。2014年総務省統計局調の空き家件数は820万戸と驚異的な数字だ。
その中に、ウチと叔父の家の2件も含まれる訳だ。聞くところによれば、買い手、借りてもなく、行政に寄付を申し出ても断られると言うことだ。

何故これほどに増えてしまったのか…。
私の子供の頃、長男は先祖からの田畑を継ぎ、「家を守り次世代に繋げる」のが普通の生き方と考えられていた。その考えに縛られて、地元企業に就職したモノの馴染めず、7年を経てデザインの仕事という夢を見て、東京に出ることになる。
その後、40年近く東京でデザインに浸かり、今は清水高原の森の中にいる。これが現実。
従兄弟も同じように、東北大で学び、今は大学に残り地震の研究と後進の指導に当たっている。思うに自分の生き方を追求することで、「家を守る」という意識が薄れた表れなのかな…。だとしたら、田舎に住みたいと思う人には大きなチャンスだ。
自分の思いに忠実に来たモノの、罪の意識は拭えない…。しかし、子供のいない私たちにはリアルに繋げない。弟が戻り、甥か姪が継いでくれないモノかと思うのは、調子よすぎるね。

で、実家から母の遺した植物を持ってきて、植えてたら午前中が過ぎ、午後からデザイン。
別荘のTさんが久しぶりに来てくれて、「アートフェス」について話してたら1.5時間は瞬く間に過ぎて、アタフタと帰った。私もデザインを進めないと、と焦っている。

小谷の道の駅。恐竜の像。

実家の庭。雑草の中に咲く花。

右奥の山は、日本名山の一つ雨飾。根知谷の入り口から。



2016年4月23日土曜日

生業の仕事スタート。

昨夜、帰ったら日経ムックの原稿が出ていた。
ようやく…!。1ヶ月近くの遅れ。しばらくはPCの前に張り付くことになりそう。
まあ、何時ものことだけどね…。これから、少なくとも2ヶ月、仕事ができるのは嬉しい!
友人の編集プロダクションからの依頼。随分長い付き合いになる。
東京からの依頼があることで、こうしてなんとか暮らせている。
残念なことに地元からの依頼は殆どない。
ただ、嬉しいことに、先日の観光協会の会議で、次年度の同祖神の案内パンフレットの予定が入った。時間をかけて、考えてみたい。
今期作るというダミーが出来ていて、流れで出席者の一人が「保坂さん、やってくれないかね、ボランティアで…」と振ってくれたのは嬉しいのだけど、ボランティアでは、チョット…。御多分に洩れず予算がない、印刷屋さんへの依頼で、デザインはサービス、という感覚。デザインに対する意識の低さが、いつも悲しい。

ニオイコブシ、別名タムシバ。「噛む柴」がなまったそうだ。

山芍薬(のはず)もぐんぐん大きくなってきた。真ん中に蕾も。

2016年4月22日金曜日

連夜の会議。

暖かい朝、雲が割れて青空が見える。樹々が芽吹き、日増しに膨れてくるのがわかる。
なんて良い季節なのだろう!。ここで暮らせる事の幸せを感じるひと時。

本日は1週間分の買い出しで里に。カミさんの美容院の予約が10時で、まずアイシティ。
私はガソリンの補給、灯油を18リットル。ずいぶん量は少なくなった。
スタンドはサッカー場前をこちらに来てからずっと使っている。この近辺では安い。
トマトでチェーンソウに使う混合油用のオイルとチェーンオイルを買う。
コメリに回り沓石を5個。前回と合わせて9個、小屋の土台になる。
こうして少しづつ用意をすることで、自分にやる気を出させるように仕向けている。
この後、アイシティ、コンビニ、郵便局、図書館と周り帰宅。

昨日は里で夜に会議があり、ブログを書く元気なく休みました。
会議は観光協会で「やまっち村・古の心伝承隊」の今年実施するイベントについて。
成り行きでなんとなく参加してる感があるのだけど、村の皆さんと話せるチャンスなので、呼ばれると積極的に出席している。
今夜もミーティングで、これから出かける。連チャンは疲れるな〜。

今朝の清水高原から塩尻方面。この後霧に覆われる。

アイシティから見る西山。

アイシティの中の水舎であらびき蕎麦。

2016年4月20日水曜日

オブジェ。

今日も晴れの良い天気。
今朝の散歩は水汲みで湧水まで。
暖かくなって外に出て動き回るので水分補給が多くなる。

巣箱には、やはりコガラが入ってるみたい。朝食時、出入りが見られたよ〜。
この巣箱、数年前にYさんにもらったモノ。
木にくくりつけて馴染ませたのが功を奏して去年から入居。
巣箱作りも面白い!。今年のアートフェスでワークショップをしようかな。

今日も外、晴れた日は外が気持ち良い。幸い(かどうか?)まだ原稿はこない〜。
作年のアートフェスに作ったオブジェがイマイチなので作り直す。
1日かけて満足できなくては、落ち込むな〜。

説明を追加

2016年4月19日火曜日

言うは易く行うは難し。

霜がおりるほどに冷えた朝、寒い。それも晴れた青空が元気にしてくれる。
このところザックを担いでの散歩。水場の近くにある石を拾っては入れてくる。
花壇の周りに置いて仕切りを作るため。砂岩らしい、すぐ割れる。
どのような地形状況に依るのか、清水高原あるところ、ないところと分かれる。
普通の石が欲しいところだけどね。唐沢には、それこそ沢山。
ありすぎても困るかもしれないけど…、欲しい。

原稿が出てこなくて、本日も外回り。
途中、友人との話を兼ねた昼食に里に下りた。
朝日村の「ふじもり」。超がつくほどの細切りのそば、3人で「元そば」をいただく。
胡麻豆腐、ひじきが付いている。食べた後は簡単なデザート、名前がわからない。
で、値段は900円。話をしてて、写真撮るの忘れちゃいました。
久しぶりの訪問。ご夫婦はお元気。人が一人(女性)増えていた。
新しいメニューも…。粗挽きで太麺、次はこれを食べてみよう。

村にあっては、清水高原も他の地区と同じ一地区にすぎないのかな…。
「清水高原の活性化について」政策課題としては問題にもされないのかもしれない。
村に何かを期待しても始まらないような気がしてきた。それはそうでしょうと突っ込まれそうだが…。何かをしたいと思ったら、自分で動くしかないのかな。
村政も、いろいろと頭で考えるほど単純ではないのだろうな。
言うは易しか…。

本日の外仕事、土留めの杭を打ち。奥の色の濃い杭。
他に花壇の土留めも。



2016年4月18日月曜日

地方創生。

薄曇りの一日。小鳥たちの穏やかな一日を乱してしまった。
巣箱がシジュウカラの愛の棲家になったみたいなのに、コゲラがドラミングしてるのに
チェーンソウを使う。ごめんね〜!。私にも予定があるんだ。
杭を作り防腐剤を塗る。土留めを作る。実生の木を入れたポットを並べ直す。
一斗缶の手作りウッドガスストーブで昨日からの強風で落ちた枝を燃す。調子いい。
一日は、瞬く間に過ぎる。生業のデザインの原稿の出を気にしつつ…。

東京で編集プロダクションを主宰する友人からの依頼で、ムックの編集デザイン。
森の中で暮らし、好きな仕事のデザインも出来る。東京で真面目に仕事をしたから…か。
仕事の不安を抱えての移住。6年経ち、多くはないけどこうしてデザインを続け、ナントカ暮らしている。これから積極的に何かをするほど若くはないが…。夢はある。努力は続ける。
国が進める「地方創生」。地方自治体がどれだけのやる気と企画力を出せるかを試される。
生き方を模索する若い人たちも出てきている…。
地方にとってチャンスなんだよな、きっと。

朝は青空が広がったのに…。

手作りのウッドガスストーブはよく燃える。

一番上が本日の成果。



2016年4月17日日曜日

発端。

今朝は風が強かった。
大きな樹がユッサユッサとたわみ、吹き抜ける音もすざましい。
そのうち雨になり、南風は窓に吹き付けて、雨水が入り込んできた。
夕方になり、ようやく風雨は止み青空が見えてきた。
窓から見ると、ちぎれ雲の流れるのが早い。まだ時折強い風もあるね

今日は一日、セルフビルドする小屋について、スケッチをしながら考えていた。
時間が過ぎるのに、上手くまとまらない、というより知らないことが多すぎる。
粘り強くやるしかない。こんな時インターネットはとても役に立ってくれる。

ノック音にドアを開けたら別荘のFさんだった。
久しぶりで、今年初めて来られた。暖かくなって、此の所来られる人も多くなってきた。
風呂場の水回りにトラブルがあったそうで、水道屋さんに来てもらったとのこと。
1月29日の「雨氷」が原因。大なり小なりのトラブルがある。
玄関先での立ち話もなんなので、入ってもらってお茶にする。
大学の先生で、私より二つ年長。後一年を持って退職されるそうだ。
このブログ、毎日見ていただいてるそうで、嬉しい。励みになる。

別荘の人には、清水高原の様子を、そうでない人には、ここを知ってもらいたくて
今年より、毎日更新するように心がけている。
これほど文章を書くなど、想像もできなかったけどね…。
キッカケは、2011年「田原純子琵琶演奏会の夕べin清水寺」を企画。多くの人に聴きに来てもらいたくて、手作りのB4サイズの新聞を作り出してからだ。拙い文章、何度も書き直し、なんとか書き上げて、プリントアウトして配ったのが始まり。
それが「KiyomizuNews」につながり。毎月発行し30号まで続けた。
http://www.d5.dion.ne.jp/~itsutsu/kiyomizu/News.htm

夕方になり、青空が見えてきた。北、安曇野方向。

2016年4月16日土曜日

山菜の天婦羅。

穏やかに晴れて、「外仕事日和」の清水高原。
…そのつもりだったのが、FB友達の「くるみっくる」の百瀬さんが出店する「つむぐいち」が今日だった。松本市の村井の会場にカミさんと出かける。途中、道に迷い到着は10時半。
カシグルミの栽培と販売。加えてクルミの殻で作る雑貨、くるみ割り機など。
実生の苗が出ていたので購入。昨年は里のアスパラの生産農家の勢さんからオニグルミをもらった。これに加えて2種類になった。上手く根付いてくれても、実をつけるまでは6年はかかるそうだ。先が長い…。ご本人とは2回目のご対面で、楽しく雑談させてもらった。
主催は地元の国興ホーム・田中製材所でモデルハウスも見学できるようになっている。
基本設計は伊礼智。中の会場で偶然solnteの嶋田さんも出店されててビックリ!。
家具の使われ方が提案できてよかったのではないかな。ふみさんと話すのに夢中になって、写真撮るの忘れてた!。モデルハウスだけ帰りぎわ、かろうじて。

山形村の「唐沢蕎麦集落」の「蕎麦幸」で16−17日、山菜の天婦羅サービスやってます。
タイミングが良かった!。帰り、まだやってるか心配しつつ1時半、立ち寄った。ちょうど新しく打ったところ、とのこと。良かったー!。二人して「ざるそば」。
山菜は3品リクエスト出来る。「こごみ、コシアブラ、行者ニンニク」をお願い。店主のマサキくんは木曜の定休日に山に分け入り、苦労して山菜を採ってきた。それをお客さんに喜んでもらいたくて2日間限定でサービスしている。
美味しかったよ〜!、蕎麦と山菜の天婦羅。明日までですよ〜。

モデルハウス。建坪は約16坪。デザイン、使い勝手も良さそう。
ただ田舎においては、もっとオープンなスペースが欲しいかな。


蕎麦幸で。写真撮るの忘れてて、ちょっと食べてから。

2016年4月15日金曜日

風下の村。

何時もの時間より1時間近くも早く目覚めてしまった。眠れそうにないので起きる。
日の出もずいぶん早くなったモノだ。すでに昇ってしまったお日様と対面。
洗面所の窓からほぼ正面。鉢伏山よりさらに左まで動いている。

買い出しで里に下りる。図書館、郵便局、コンビニ、JA、アイシティ、ガソリンスタンド、コメリと一週間分色々。最後はアイシティの水舎であらびき蕎麦を食べてフィニッシュ。松沢さんと出くわして「田舎の空き家」について意見交換。つい長くなり、カミさんはイライラ。帰宅は2時。何時ものことだけど、だいたい半日がかりだ。

昨夜は熊本で大きな地震。川内原発は大丈夫なのだろうかと頭をよぎった。
何事もなかったようで良かったけど…。
「海原浩の仕事の会」代表の世良田律子さんから展覧会の案内が来てた。
貝原浩(かいはらひろし)さんが遺したチェルノブイリ・スケッチ「風下の村」原画展です。
◉日時:4月16日[土]〜26日[火]/12:00〜19:00
◉場所:ギャラリー古藤(ふるとう)/練馬区栄町9−16/☎︎03-3948-5328
◉主催:福島原発事故緊急会議
東京にお住いの方は是非!。



2016年4月14日木曜日

田舎力。

朝方には昨夜の雨は上がり、里は雲海に沈んでいた。
それが時間を経て、登ってきた雲海は清水高原も包んでしまった。
昼昼過ぎには、それも晴れて、青空が広がり気温も上がる。

昼食後、外へ。本日は気になっていた花壇の囲いの手直し。
腐った杭を抜いて、花壇の中をキレイにしながら、新たに栗の木で作った杭を打っていく。
我が家の周りもデザインして、計画的に進めないと、収拾がつかない!、と今更ながら思い至っている。

いま、「実践!田舎力」(金丸弘美著)を読んでいる。
まだ半分まで来てないけど、地方を元気にするには、地域の資源を見つけ、新たな発想で考えることが肝要のようだ。著者が「田舎力」のある人と上げている条件が、地域にある資源を見つける「発見力」、「ものづくり力」、トータルにモノを考えられる「デザイン力」、食の背景を学び発信する「食文化力」、持続可能に配慮する「環境力」の5つ。
私も「田舎力」を身につけて、6次産業にチャレンジ!、清水高原を元気にしたい。

大地の恵みもいろいろ。これは山わさび。もう少し。

クロモジ属の「アブラチャン」

花壇整備。新たに杭を作ったりで半日。

2016年4月13日水曜日

野良仕事(2)。

危うい空模様ながら、一日持った。
本日も外に出て、野良仕事。野菜作りに昨年からチャレンジ!。

昨年は10種類の種をまいた。
1.二十日大根→大根にならなかった。2.オクラ→成長ならず。3.グリーンアスパラ→芽は出たけど成長せず。4.ベリーロケットルッコラ→そこそこ成長。5.パセリ→いける。6.イタリアンパセリ→成長。7.クレソン→成長。8.バジル→そこそこ成長。9.カモミール→そこそこ成長。10.大葉→そこそこ成長。
結果を見ると、香菜が健闘した。1〜3は諦めたほうが良さそう。
手を入れない自然農法。肥料をやってないから、無理もないかな…。日当たりと、肥料も必要と認識。そこで昨年秋、腐葉土を仕込んだ。先日開けてみたら、発酵してな〜い!。余っていた小糠を全て注ぎ込んで、やり直し。効を奏したか、本日見たら暖かい。発酵して匂いも…。枠の中に入れてもう少し発酵させよう。残りを土にすき込んで畝を作る。これでしばらく放置。ここまで丸一日。疲れた〜!。

ジャガイモはいける、のだけど、過去2回試して、小粒ながら出来て、あと少しで収穫か、と言う時にサルに食べられた。1回目はイノシシだったかもしれない。
それで挫け、ャガイモは棚上げしている。
苦労して自分で作らなくても、自然なモノをいただけば良いのでは…、と思わないでもない。これからしばらくはミツバがいただける。本日お浸しで、夕食の一品に。

もう少し発酵させるため枠に移す。

腐葉土をすき込んで、畝を作る。

ここにも畝2列。ほとんど腐葉土だけど、良いのかな…。

ミツバの御浸し。夕飯の一品。

野沢菜切り漬け。これで最後、今シーズン、漬物は豊富だった。


2016年4月12日火曜日

プロジェクト2つ。

今朝は、真冬に逆戻りしたかと思われるほど冷えた。外気温−5℃。
霜柱が立ち、氷が張った。でも、青空が広がり気持ち良く晴れた清水高原。

朝の冷え込みも急激に緩み、気温も上がってきた。まだ原稿が出てこないので、これ幸いと本日も外仕事、山になっていたマキを屋根付きの方に移して積んでいく。整理がついて、ホッとしている。さて、次は…。外にいるとアレコレとやる事があって飽きないな。

ここが好きで、終の住処と定めている。
やりたい事、アレもコレもと考える。残り、数えるほどになり、かみさんには呆れられているし、自分でも呆れているけど…。
清水高原の交通の不便は覚悟している。ただ、ここの活性化を考えたら、せめてバスがきてくれないか…、と想う。行政には、里と合わせて公共交通については考えて欲しいな。
活性化は、定住者が増えるのが一番良いと思っている。それも特色を出すような定住者。モノづくりをする人たち。美味しい食べ物屋さん。アーテイストなど。山形村の文化地区として…。そんな事を考えて、昨年一人だけの「清水高原Art Village Project」を立ち上げた。簡単にはいかないだろう。妄想で終わるかもね…。賛同してくれる人、乞う!。

こんな事を考えていて、村民から行政へのパイプのない事に気がついた。
若い人たちは、山形村に暮らしどんな夢を持っているのだろう、どんな村の未来を想い描いてるのか気になった。そんな時、里の本庄利昭さんと話がリンクして立ち上げた「山形村未来プロジェクト」。「夢を語り、夢をカタチに」がコンセプト。
本気で語り合い、山形村の未来を希望あるものにしていくため、行政と村民が協働できるようになれたらと、願いを込めて。

マキが整理できて、キレイになった!。ひとまず区切りができた、

野生のミツバと行者ニンニク、鍋の具に。美味しい!


2016年4月11日月曜日

マキで心豊かに。

今朝の清水高原は薄っすらと雪化粧。気温も久々に零下の−3℃と冷えました。
朝はアラジンを焚いた。昼頃から少し青空も見えてきたけど、さむ〜。

午前中は工房のデザインスケッチ。だいたい固まってきた。
次、これを元に、簡単な設計図を描いて、材料を考える。
セルフビルドし、小さいけど「場」が出来て、少し何かが変わることを期待してる。
自分と、取り巻くいろいろが…。楽しみでもあるのだ。

午後青空が出てきたので、一昨日の続きをやるために外へ。
玉切りにしてあった丸太を斧で割ること2時間半、なんとかやりきった。
あとは晴れた日に積めば、今回のマキ作りは終了で、一区切りできる。
昨シーズンは床暖房のダウンで、暖炉をほぼ毎日炊くことになって、マキ小屋が空になった。幸い外に二山の在庫があったため、マキ小屋をまた一杯にできた。外に僅かに残り、少しだけ補充をしてあった。今回のマキはそこに更に補充することになる。
マキが豊富に在ると、気持ちも豊かになる。だからマキ作りはルーチン。
災害が起きて停電になっても、マキがあればなんとか凌げる。


小屋内部のイメージスケッチ。
マキが山になった。3時半に終了。寒い!、0℃。


2016年4月10日日曜日

プチお出かけ松本。

午前中に出かけて、帰ってきたら、「昨日のブログは…」、とクスグラレルようなメールが友人から届いていた。ありがとう、うれしいな!。
今年から「清水高原の広報」を自認して毎日書くとことに決めていたのだけど、昨日は目一杯、外仕事。伐った木の片付け。枝をマキの寸法に鉈とノコギリを使いカットし、終わらせた。木を伐るのは割りと簡単(じゃ無いのもあるけどね)で後の片付けに時間が取られる。残りは玉切りにした丸太を斧で割り、積み上げればOKだ。そちらに頑張りすぎて、ブログを書くエネルギーがなくなった。

さて今日は、久々に松本へ。展覧会を幾つか見ようと、カミさんと出かけた。
一つ目はカミさんのリクエストで「実家カフェ」で開催中(4月27日迄)の「ふじのみえこ鉄塔写真展《以心伝心》」カミさんも送電線の鉄塔にはえらくご執心(今はそれほどでも…)の時があって、写真に撮りたかった、という想いがあったのだ。
会場になった「実家カフェ」はFB友達のページで知っていて、こちらにも興味があった。私たちよりはずっと若いオーナー夫妻、奥さんはUターン、お主人はIターンで松本にやってきて、空き家だった民家をカフェにして6年目になる。
聞けば松本でも空き家はあるそうだ。全国的な現象なんだね。
日曜日だというのに、街は心なしか人出がイマイチのように見えてしまう。

美術館のレストランで昼食の後、次「栞日」のギャラリーで開催中の「大久保ハウス木工舎のしごと」展(4月24日迄)。大久保さんは2013年の「清水高原ArtPicnic」に参加してもらった。木のスプーンはカタチがキレイ!。
栞日も気になるお店だったこともあり、合わせ技で。オープンして今年で3年目になるという。4階建てのこじんまりとしたビルに本と喫茶+ギャラリー、と面白い形態。1階に本と喫茶、2階事務所、3階がギャラリーになっていた。若いオーナー菊池徹さんは、静岡県の出身。松本平での出会いは地元ではなく、なぜか他府県からの人が多い。
もう一軒、FB友達のページで情報を得て、「はしご横丁ちょこっと縁日」「Cafeちょこっと」なんか面白そうと向かったものの、迷って諦める。
移住する前、松本は旅人して、今は地元みたいになったけど、まだまだ知らないところあるね。

びっくりなことに、栞日に向かう途中で「マハロ」の高橋ファミリーとばったり。
こんなことって滅多にないよ!。「穀菜創作gen」の前。このお店、とっても美味しい!、と勧められた。次の機会に食べてみようかな。
それにしてもRanaちゃん、ちょっと見ない間にすっかり大きくなった!。

実家カフェ。一角にご主人のコレクション、昭和のJPOPのレコード。

栞日のエントランス。間口は2間ほど。右側一面がブックコーナー。
のどかな昨日の昼下がり。小枝が山に。

2016年4月8日金曜日

山形村図書館。

すっごく濃い霧に覆われた清水高原の朝、この霧の中からホトトギスの鳴き声。
今年、初めて聞く。ちゃんと鳴けてた…!。春だね!。

買い出しで、まず立ち寄るのは図書館。今日は「お話の会」がなくて、モモセ司書だけ。
私とカミさんだけだったので、ちょっとだけ雑談。
引き続き、有川浩を借りる。「フリーター、家を買う」どうかな…。
もう一冊は「県庁おもてなし課」の資料として載せてあった、「田舎力〜ヒト・夢・カネが集まる5つの法則」を借りようと思って、聞いたところ生憎と山形村図書館にはなく、代わりに同じ著者の新しい本「実践!田舎力」を出してくれた。
と、2冊借りたけど、読むのが遅いから、2週間では読みきれないだろうな〜。
けど、この期限があることで、読ませてもらってる感あり。
よく利用させてもらってる山形村図書館、良いですよ!。
村の人は、利用しない手はないと思うけどな〜。

小学校の桜は、もう少し。アイシティの桜は八分咲きくらいかな。
中電の資材を運ぶためのヘリが、帰り道、丁度、運行中でしばし待ち。
昨夜、お風呂の排水が滞ったので、午後帰って雑排水槽の掃除を始めたら夕方まで。
移住した当時、トラブルがありマメに掃除をしている。年2〜3回はやってる。

アイシティの桜。まだ八分、七分?。
























資材を持ち上げたところ。


2016年4月7日木曜日

蕎麦ツアー。

雨で肌寒い1日だった。
この雨の中、池田町の「翁」の蕎麦を食べに行こうツアー、半日。
村内のお仲間8人と2台の車に分乗して出かけた。
里の桜は3分咲きくらいか、でもこの雨ではね〜…。トレセンから40分。
お店は「北アルプス展望美術館」のある公園の南端に隣接、北アルプスを望めるロケーションは良い感じ。私とカミさんはシンプルにざるそば(865円)。
それなりに美味しかった。好みはそれぞれだから、気になる人は食べに行ったら良いね。
ズグ近くには美術館が二つ、展望美術館、安曇野東山包美術館があるから、
観光と食の合わせ技で。

明日は買い出し、本も返却日なので、帰ってから読みきってしまう。有川浩の「県庁おもてなし課」。有川さんは高知県出身だったんだ〜、とこの本を読んでから認識。
気になっている観光がテーマだったので、面白く読めた。
高知県の観光を軸に二組の恋の話が絡んでくる。そして行政ってこんなんだ〜、と我が山形村役場と重ねて妙に納得してしまう。観光課の人は読んでみると良いのに。
私のやってたことも「おもてなしの心」だったんだ…。
何せ、清水高原では、人と出会うと、すぐに声をかけてしまう。

ざるそば、割と細め(865円)。

田舎そば、太くてやや黒め(865円)。

2016年4月6日水曜日

野良仕事。

霜柱が立ったので、久々にに零下になったようだ。
春の気配とともに、緊張感は失せて温度も気にしなくなった。
洗面所の正面、すでに登ったお日様を拝む。鉢伏山の上に来てる。
私の起きるより完全に早くなった。

日が差して良い陽気に誘われて、外に出てグダグダと。
何をやったかな〜、といった感じで一日が過ぎた。
「プチ野焼き」。昨年、種を蒔いた1メート四方に満たない所の落ち葉を焼いた。
イメージしたようには焼けなくて、中途半端感、大。
昨年秋、腐葉土を作ろうと詰め込んだ枠を外してみた。発酵してなくてダメ。崩して、小糠を入れて混ぜ合わせ、ブルーシートを被せて様子を見ることにする。
達成感の無いのが悲しい!

植物を育てるのは難しい。昨年はことごとく失敗。原因は日当たり、気温と土か。
育つ植物も限られてくるのかもしれない。
今年は友人から教えて貰った波田の「自然農法センター」から入手した6種類のモチアワ、モチキビ、ササゲ、ルッコラ、サラダ菜、マクワウリの種がとりあえず手元にある。
今年は作る場所を特定して、土作りをまず考えよう、それからだ。

里(松本)に住む高校時代の同級生が久々に登ってきた。
三叉神経痛で長年辛い思いをしてきた。このところ痛みがなくて調子良いので気分転換に来たくて…と。痛みは無いと言っても、やはり調子はイマイチのようだ。
清水高原に定住してから、40数年年ぶりの再会だった。
同級生、同窓生にはあまり縁がなく、連絡をもらった時は嬉しかったな。
お互い元気でいたいものだ。

玉切りにして、これから斧で割る。


2016年4月5日火曜日

タイニーハウスその3。

朝はかなり濃い霧に覆われた清水高原でした。結局午前中、霧は晴れなかった。
午後になってようやく消えた。午後遅く青空が出て気持ちの良い夕暮れ。

そんなで、本日も家の中。昨日の続き、小屋の模型を作って、アレコレ考える。
たかだか3坪とはいえ、それなりに力が入る。
前にセルフビルドしたマキ小屋との配置はこんなモノか…、ここまでは良いことに。
あとは中のデザイン、まだ梱包を解かないママの雑誌を入れるスペース。
作品を飾れる壁面。机…これは木挽して外に放ったらかしの栗の木を使うかな。
そうだ、ロケットストーブでベンチ暖房も…。う〜ん、盛り沢山だ。
次、これらのことを頭にデザイン進めよう。

こんなことで段ボールがとっ散らかってるところに、別荘のKさん、久々に現る。
散らかってますがと、中に入ってもらい雑談。お母さんの介護でなかなか時間が取れなく、来られなかったようだ。ここの別荘は、私たちの年代が多く、定年になり、時間ができて来られる人が多くなるかなと思うと、さにあらず…、
Kさんのような問題を抱えてる人も多いのかな。子供世代も来ない。
このままでは…、と危機感を感じる。なので定住者を増やしたい。
それも、アーティスト、モノ作り人の工房と併設ギャラリーで、特徴のある清水高原に。さらに美味しいカフェ、食べ物屋さんなんかあると良いんじゃない!。
そしたら、それらを目当てに人が来て…、なんて言うのは容易いけどね。
一人で「清水高原Art Village Project」昨年、立ち上げた。

我が家の庭から甲斐駒ケ岳が見えるようになった。
栗の木を3本伐ったから…。違うもんだ。

夕方になり青空が広がり、気持ちの良い夕暮れ。

大きさ、配置をイメージするために模型を作った。
左はマキ小屋4500×1900。これも有りモノでぶっつけ本番だった。

マキ小屋はまだ定住する前で3年越しだった。