北側の仕事部屋も20度。アラジンのストーブも昼間は焚かずとも平気だった。
屋根雪も緩み一気に落下。小さく波打つ屋根を「ルルルー」の後に「ドカドカッ」と地響きを立てて落ちる。南側から半分づつ1時間ほどの時間差で。
これでちょっと安心。ここ2年、庇のように長く伸びたさまは恐ろしい。
「田原純子琵琶演奏会の夕べin清水寺」の実行委員長から電話をもらう。
実行委員の今年の初顔合わせを兼ねて、演奏会の日程を決めるミーティングの件だった。
おもえば、私の地域への繋がりは、この企画を立ち上げたことから始まった。
2010に移住して、この地にある鄙びた古刹「清水寺(きよみずでら)」の雰囲気に惹かれ、琵琶の演奏会は面白いかも…、と友人の琵琶奏者「田原純子」さんに話したら、快く乗っかってくれた。
村にほとんど繋がりのなかった私は、それからいろんな手続きで役場の職員と、
開催するために力になってくれそうな人たちに接触することになる。
そんな努力をした甲斐があって、初回は80人に聞きに来てもらった。
それから翌年、「清水高原アートフェスティバル」を企画。
そんなことを始めたためか、村の集まりにも呼んでもらえるようになった。
静かに暮らしてたら、こんなにも繋がりはできなかっただろうなあ〜。今更ながら思う。
東京では「コミュニティ」とは縁のない生活をしていた。
こんなことから、「人と人との繋がり(コミュニティ)」を意識するようになった。
ここを「終の住処」と定めてやってきたことも、関心を深めたかもしれない。
静かに暮らすのも悪くはない、と思いつつ、清水高原を元気にしたい。
さらに、住む人を増やしたい。それもクリエイティブな人たちを…と考えている。
八ヶ岳連峰から今朝の日の出、権現岳の東か?。 |