2016年1月9日土曜日

別荘地。

午前中ドアをノックする音に玄関を開けたら、別荘のTさんが立っていた。
東京の単身赴任が終わり、名古屋に帰ったのでご挨拶に…と、久しぶりに訪ねてくれた。
多趣味でアメリカの画家「アンドリューワイエス」が好き、と聞き距離が縮まった。
奥さんのお母さんの親戚が持ってた別荘を買って、10年ほどに…。
別荘を良く利用されているひとりだ。

バブル期に開発された清水高原のような別荘地は、県内にいくつもある。
いづれも一時の活気をなくしているようだ。
これでも清水高原は、役場に管理組合を置き、しっかりしてる。
これらの別荘地は、高度成長期に中流層を意識して開発されたものだろう。
それが30年を経て、私たちの生活は2極化に向かい、
ここのような別荘を買った人たちは余裕をなくしてるのだろうか。
私と同世代の人たちが多く、普通にいけばリタイヤして余裕ができ、頻繁にこれるように感じるのだが、そうはならず。また子の世代も、来る人が少ないように感じる。
このままでは、どんどん活気をなくするのだろうな〜。
これからも別荘地としてのポジションでいいのか。
現在、清水高原には、100戸の建物、うち12戸15人ほどの定住者が暮らす。
12%、全区画では6%の戸数だ。

山形村の奥座敷と言っていい清水高原は、通り抜けができない静かな所で、
クリエイティブな仕事をする人には、ピッタリな立地だ、と思っている。
若いクリエーターに住んでほしいと妄想し、
ひとりだけの「清水高原Art Village Project」を立ち上げた。
少しづつ、自分の暮らしを通して清水高原の良さを、これまでにも増して
アナウンスしていこう。



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