2016年1月13日水曜日

木工家。

モノづくりする人が好きだ。
清水高原に暮らすようになって、自分でも何か創りたいと思っている。
モヤモヤとしたナニカはあるものの、まだ像を結ばない。形にできたとしても「生業」に出来るかは心もとないが。「趣味だから…」と、逃げは作りたくないな〜。

山形村は、モノづくりを生業にしてる人は少ないようだ。
その、少ない中のひとり「きぎ工房」の片桐武夫さん(58歳)。
22日から東京日本橋のギャラリーで、「きぎ工房の額展」と称して
展示販売をされるので少し紹介をしたい。

偶然にも「共通の友人がいた」コトから出会えた。
友人から情報を得るなり、押しかけた。元工場だったところを自ら改装したと言う工房と住まい。初めて訪ねた家の中を、失礼とは思いながらジロジロと見回してしまう。
小物、小さなアート作品が何気なく置かれている自作の棚。そして大きなドア、テーブルに椅子、食器棚と作品が並ぶ。いい感じ、好み〜と親しみが湧いた。そして意気投合(と勝手に思ってる)。訪ねるたびに新しい発見があるのが楽しい。

きぎ工房は、主に個人からの注文で、家具・建具から額・小物・アクセサリーなど、およそ木で作れるものはなんでも製作する。そんな立ち位置で製作してるからなのか「作家」「職人」という肩書きを嫌がる。そんな「木工家」だ。
木工家・片桐武夫さんは、東北大学で生物学を専攻。東京で就職したが、1年で退職し、松本市にある職業訓練校で学び直し、木工を生業にしたユニークな人だ。

額については友人にアーティストが多く、頼まれて作り始めた。
そんな時に余分に作ったり、時間のある時に展覧会のために、作り貯めておく。
切手大のものが収まるミニ額から大きな額まで取り揃えている。
額に納めたいたい絵があれば、持ち込めば合わせてマットのカットもしてもらえます。
数年前から日本橋のギャラリー「砂翁」の企画で、今年も開催します。
「きぎ工房の額展」にお出かけください。
会期中、片桐さんは会場に詰めてるそうです。

⚫︎日時:1月22日[金]〜30日[土]/11時〜18時(日曜日休み)
⚫︎場所:ギャラリー砂翁/東京都中央区日本橋本町1−3−1渡辺ビル1F
⚫︎電話:03−3271−6693

我が家の葉書大の大きさの額、3点。

今回の展覧会案内


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