2015年1月28日水曜日

1月には珍しい暖かさの清水高原

ウワ〜暖かい、−2℃、昨日の朝の清水高原。今朝は−11℃。
昨日は異常な暖かさだ。それでも雨にならないだけでも良かった。
まとわりつかれた雪に、重そうにしなだれた樹々の枝も大変そうだ。
それも陽が射して更に気温が上がる事でパラパラと落ちて、解放された。
こちらも、ホッとする。
この暖かさで、里は雲(霧?)の下、それが時間とともに
ここまで登って来たガスに覆われる。……こういった変化が面白い。

今朝は数センチの積雪、打って変わって乾いた雪。
陽も射して来て雪が輝く。


2015年1月25日日曜日

清水高原は極上の雪景色!

あ〜、アートフェスの看板の庇が落ちてる〜。
昨日は図書館のワークショップで「消しゴムはんこで蔵書印を作ろう」
に二人で参加。その後、買出しをしての帰りだった。
無惨に垂れ下がってるのに気がついた。
買出しに出る度、重そうにしてるのが気になっていた……。
雪を落としてやらなければ……、と思いつつ先延ばしにしてた。
後悔先に立たず……。朝食後一番で処置に当る。
看板に被さって、ぶら下がった庇を外して横に除き、看板の下をならして、
見え易く、看板もキレイに拭いてきた。

昨日は樹々に雪の花が咲き、紺碧の空に映えてキレイだった。
気温もマイナス12℃と清水高原は清々しい極上の冬景色。
こんな朝はテンションが上がる。
今日も晴れ。午前中は、気持ち良さに誘われて仕事を気にしつつ除雪。

今シーズンは12月から雪で、通すと結構な積雪になっている。
薪小屋の屋根の雪は腰の位置まであった(80センチ)。
これで2回目の雪下ろしだからな〜。
加えて、湿った雪で重い!それが気になって、屋根の雪も早めに落としている。
住いの屋根は今のところ滑り落ちていてくれるから良いけど……。
落ちなくとも怖くてこちらの屋根には登れない!。
主に薪小屋、母屋の小屋掛けなのだが……。
積んである薪の上の雪も気になって、ついやってしまった。

さあ、追い込みの日経ムックの仕事にかからなければ……。


2015年1月21日水曜日

今朝は動物達の気配が沢山の清水高原

このところわりと穏やかな日々、
チラチラするが10センチぐらいで済んでいる。
ただ気温はマイナスを維持。
スカイランドから上の道路状況は圧雪状態でクルマには問題は無い。
今朝は一時、陽が射したものの曇り。7時で−8℃。
ベランダから来て家の東側に動物の足跡を発見、キツネかなあ?
散歩では道路を左右に横切る足跡沢山。ウサギは分かるのだが、他は確定出来ず。
中でも面白い足跡を発見(写真)。ネットで調べると「ねずみ」のような……。
ただ雪の中に潜る、とあるのにこれは長く続いている。

足跡で動物達の気配は感じるものの目視出来ないのが悔しい。
時々、ベランダ側に小さなグレーのリスを見つけるぐらいがせいぜい。
ただ、家の近くまで来るようになったのは
私たちの存在に慣れてきたからか……。

2015年1月11日日曜日

日本橋で「木の額展」をする片桐さん

 信州「山形村」で「きぎ工房」を主宰する片桐武夫さんが
日本橋「ギャラリー砂翁」の企画展で「木の額展」を開催する。

私が山形村「清水高原」に移住してきた2010年、移転案内を出した時、
版画家の「山田隆志」さんからメールをいただいた。
http://www.papier-colle.com/
それには、「山形村に木工をやってる友人がいるよ!」とあった。
職人さんが好きで、工房を見るのが好きな私は、「山形村にも職人さんがいた!」
と感激。早速連絡を取り、工房にお邪魔した。
元、某かの工場を買い取り(記憶があやふやだけど……)、
自ら改装をしたと言う住いと工房にテンションが上がった。
自作の棚には小さなアートコレクションが沢山……。
訪ねる度に新しい発見があり楽しい。失礼を顧みずジロジロと見てしまう。

片桐さんは注文家具をメインにやられているのだが、
アーティストとの交流が多い事もあり木の額造りもされている。
それも小っさなミニ額から、大きなものまで……。
手持ちで気に入った絵があったら入れてみるといい。
今年に入り180センチもある額を作って、あまりの大きさに
自分でもビックリしたとか……。そんな片桐さん展覧会に向けて今は大忙し。

今年で3回目(だったと思う)になる展覧会には、
砂翁で企画展をやられるアーテイストの絵(小さな作品でお手頃値段)が
片桐さんの額に収まり展示されるのも楽しみ……。
私も東京の空気に触れたくて、行きたいと思ってるのだが、
今やってる仕事の進行ぐあいもあり微妙……。

「きぎ工房 木の額展」日本橋「ギャラリー砂翁」
http://www.jpin.co.jp/saoh/current.htm
2015年1月22日[木]―31日[土]/日曜日休み
11:00―18:00(最終日17:00)
*会期中は片桐さん会場に詰めてます。
「きぎ工房ブログ」http://kigikobo2.exblog.jp/

日本昔話のおむすび山

……と私たちが勝手に呼んでる、名前も知らない山。
小谷の長いトンネルに入る手前から見える。
7日に叔父の告別式に向かう時に撮ったのだけど、何時もより雰囲気が出てる。
道路に着雪。凍ってる道を糸魚川へ向かった寒い朝。

2015年1月5日月曜日

山形村図書館は私たちの本棚(?)

昨日は2015年初の買出しで里に下りた。
昨年借りた本を返すため図書館に立ち寄り、石川さんに新年の挨拶と雑談。
司書のモモセさんは今日までお休みのようだ。

図書館には山形村に来て1年目の2011年(だったと思う)面白い人(?)が越してきた、と図書館協議会のメンバーに呼ばれて以来、毎週のように某等の本を二人して借りている。
今回返した本は北尾トロさんの「猟師になりたい!」(昨年1年間、信毎に連載されたエッセイをまとめて信毎から単行本で出された)。
山形村清水高原の1400メートルの森の中に暮らし始めて、清水寺の雰囲気に惹かれて、面白がって友人の琵琶奏者「田原順子」さんに声をかけて演奏会を始めた。翌年は、別荘をオープンギャラリーにした「アートフェス」を企画するうちに地域活性化に興味が湧き、地方を元気にするような本があると、読んでいる。
カミサンは主にエンターテイメントで空いた時間は読書に勤しんでいる。
今、私の手元にあるのは、三浦しをんの「神去なあなあ日常」。林業をテーマにしたフィクション(エンターテイメント)だ。この本を読みたいと想ってて、たまたま先に借りた「森で働く27人の27の仕事」(司書のモモセさんにお願いして買ってもらった)に、この本を書くため林業の現場に取材されてた事が書かれていてビックリした。
東京に住んでた頃は、無縁だった図書館は、今の私たち二人には無くてはならない存在になった。1週間に一度の買出しのときの楽しみの一つ。

午後には、今までは二足のわらじでやってたアートを、今年からは本格的に打ち込むと宣言された別荘のNさん夫妻が、一升瓶を下げて訪ねてくれた。それから3時間ほど雑談に花を咲かせ飲みかわす。このような繋がりもアートフェスを始めたからこそ……。こうした繋がりを育てつつ、「アートフェス」を続けて行きたと、想いを新たにした二人の訪問だった。

今朝は、−5℃少し靄がかかったような清水高原です。
写真は2日、ビューポイントからの里の様子、松本も白く覆われてます。
晴天で、−13℃の清々しい朝でした。

2015年1月1日木曜日

雪に覆われた清水寺へ初参り

2015新年、昨夜の雪は積雪15センチに、−10℃の清水高原。
朝方には止んでた雪ですがその後降り出して今も降り続いています。

移住して以来、4年間続けてきた「清水寺」の鐘撞きと2年参りは、
吹雪で簡単に挫けてしまった。
それでは……、と正月料理をいただいた後、早々に「清水寺」に新年のお参り。
まだ足跡の無い雪の参道を厳かな気持ちで歩く。
「オンバザラタラマキリクソワカ」と唱えなさいと賽銭箱の横に記してあるので、
一応つぶやく。芳名帳に名前を書く。新年2番目、1番目は隣のYさんだった。
あの吹雪の中お参りに来たのか〜、と自分の気持ちの弱さが情けない。
おみくじ200円、お札もある。今まではあまり気にもしてなかったのだが
今年は引いてみようとカミサンにつられて、二人でおみくじ。
ナカナカの年代物、おみくじ箱に年明治三十何年と記されていた。
更に手渡されたおみくじは虫食い!、年代物で文字も読めないし……。
ただカミサンの「凶」、私の「半吉」と番号は読めた。
「面白い!」と私は持ち帰る。
さて今年はどんな年になるのか……。