2018年5月31日木曜日

田舎が面白くなるか?

雨の上がった朝から、昼に雨。その後、雨は上がり曇り。

買い出しで里に下りる。
明日の午後、役場で「指定管理者連絡調整協議会」の会議が予定されたので繰り上げた。まず図書館へ。読み終えた本を返し、新たに「田園回帰」の第1巻「田園回帰1%戦略–地元に人と仕事を取り戻す」を借りる(全8巻まで有る)。「地方を元気にする」「地方の活性化」をテーマにする本を、よく目にするようになった。自身も気にしてる事もあるし、現に過去何冊も借りて読んでいる。先日も「村」に焦点を当てた番組制作をしてるメディア担当者から連絡をもらった。人口が減少に転じ、国は「地方創生」を掲げるも、地方からの人の流出に歯止めがかかっているとは思えない。地方自治体も頭の痛い事だろう。こんな状況が関係してるのだろうか。本の内容は、成功事例の紹介と分析、ノウハウが骨子のモノが多い。自治体の関係者には、読んで研究し、考えて欲しいけど、山形村ではどうなのか…。

2010年4月に東京から移住し、丸8年が過ぎた。
生業のグラフィックデザインは、ここに来て開店休業に近い。そのエネルギーを外仕事に向けている。とてもとても自給自足まではいかないが、プチプチ菜園にかまけ、山菜を採り、食卓にも…。自然の恵みはありがたく美味しい。時としてキコリに、ドカタ仕事にと忙しい。

野生のフキ。ウチではキャラブキにするより炊く。
それほど太く、美味しいフキ。
糸魚川から移植した山ワサビは、ずいぶん増えた。
バイオジオフィルターにも一役買ってもらう。
雨水を貯めて、植物の水やりに使う。
200リットルの石油タンクの再利用。

2018年5月30日水曜日

小説から興味を覚える過去(歴史)。

9時頃からシトシト雨となった清水高原。

この空模様では外仕事も出来ないので、骨休み。
明日には返却しなければならない、読みさしの本を読みきる。浅田次郎の「長く高い壁」。物語の背景は支那事変。祖父が生きた時代になるだろうか。歴史に疎い私にとっては、物語の中で歴史や背景を垣間見れるのは、興味深く面白い。そう言えば、人が見たもの、すべてデータとして記録し、過去を読み解くシステムを作ろうとする、面白い発想の小説を以前読んだ。服部真澄の「エクサバイト」。
私たちの生きたこの時代、未来ではどのように映るのか…、作られるのか。歴史って面白いと思う、今更だけど…。若い頃は、未来小説(SF)ばかりだったのにな〜。

骨董市でだったか、興味魅かれて買ったもの。
高価なものではない。東南アジアの土産物だろうか。
もう、ずいぶん前。歴史あるものなのかは不明。

2018年5月29日火曜日

ビオトープ池の形を整える。

薄曇り、時々陽射しの出る空模様で、外で動き回ると汗ばむほどの陽気。

人が生きるために必要なものの一つ「水」。蛇口をひねると、何不自由なく出てくる水。文明に守られて、こんな山の中でも暮らせる。有難い。
しばらくストップしてたビオトープ池。形を整える作業、一日。だんだんとイメージが形になってきた。池のイメージが出来たら、バイオジオフィルターの水路作り。この水路に敷く防水シートの長尺モノがなくて悩んでいる。あまりお金はかけたくないし…。何かいいほう方法がないか思案中。瓦も、もう一回は運びたい。足りない分は、軽石と友達が提供してくれた堅炭を併用することにしている。

ジャガイモが成長してる。

だいぶ形が出来てきた。もう少し…。

上方に水路を作る。

緑に覆われた。まるで天井が出来たようだ。

2018年5月28日月曜日

アートフェスのオブジェ用に。

時々薄日の射す曇り空の一日。

5月初め、里の若い友人にミズキを伐ってもらい、大きい栗の木の枝を払ってもらった。
良さそうなところを、夏のアートフェスに展示するオブジェに使おうと思っている。今日は、その皮むき。春の水をあげてる時期に伐ったので、皮は剥きやすい。それも、あまり長いこと放っておいたら乾燥してしまい大変になるので早めに。とは言っても、もう一ヶ月近くも経っている。とりあえず使えそうなところは処理してしまわないと…。ビオトープとバイオジオフィルターは、もう少しお休み。

皮を剥く前。8:2で栗の木が多い。
剥き終わった。手前は、ミズキで肌が白い。
中心が穴になっていたミズキ。
ミズキの花。
山椒の若芽を積んできて、炊き上げたタケノコに。
フキにも…。香りが食欲をそそる。

2018年5月27日日曜日

細い枝部分をマキ用に処理。

昨日買い出しで里に降りた時、観光道路にツツジが目立つようになた、と感じた。
我が家のツツジも咲き始めている。清水高原で自生した「赤」、東京から持ってきた、カミさんのお気に入りの「カスタードクリーム」、そして糸魚川から移植した「白」。

特殊伐採の仕事をする里のヒロシくんに伐ってもらった「ミズキ」。そして栗の木の太い枝3本。ミズキは根元で35センチはあっただろうか…。白くて柔らかく、キレイなので細工には向いている。ただ、これはマキにするのがいいのかもしれない。アートフェスに参加してもらうマエカワさんに、一部、彫刻用に進呈する約束をしたので、良さそうな部分90センチほど皮を剥いておかねば。この時期は、すぐに虫が入ってしまう。
栗は材として好き。マキよりは外で利用することを考えている。とりあえず太い部分は皮を剥く予定だが、まだやり終えていない。

自生のツツジ。鮮やかな紅。
このシュワン、シュワンの草が好き。
「カレックス類」?
細い枝の処理を終わらせた。焚き付けに良い。
夕食の一品。糸魚川のタケノコ、卵とじ。旨い!

2018年5月26日土曜日

北海道の珍味の店。

散歩道は、緑を増した樹々が影を落とす。この影が心地よく感じられる季節に…。

一日遅れの買い出しで里に降りる。図書館は珍しくパス。私はもちろん、カミさんも読みきれてなかった。ビッグを周りアイシティ。カミさんを降ろしてガソリンスタンド。上田と糸魚川へ行ってるので29ℓ。1週間で413キロ走った。で、リッター14キロは嬉しい!
アイシティでは、月一くらいのペースで出店してる「北海道の珍味」が来てたので、覗いた。カミさんは「紅シャケ」と珍味を一品買ったようだ。出会いは、紅シャケを買って、えらく美味しかったので、来てると、つい覗くようになった。店主のKさん、売り子で波田のMさんとは、すっかり仲良くなって、お喋りまでするようになった。
昼食はアイシティのスイートカフェで「ベーコンとサラダのフレンチトースト」二人して同じものは珍しいけど、二人とも感想は同じで、「美味しかったね!」。

日差しを遮るまでに葉が濃くなっている。
夕食は山菜づくしで、その一品、糸魚川のタケノコ。
アクが良く抜けて、カミさん美味しく仕上げてくれた。
夕食後、外を一回り。日が長くなった。

2018年5月25日金曜日

糸魚川のフキ、旨かった!

気持ちの良い一日だった。
大阪在住のSさんのクルマが停まっている。久しぶりに来られたようだ。
午前中、奥さんに「久しぶりに来ました〜」、と訪ねていただいた。連休に来られなかった。「どうされたかな〜」と、気になっていたので良かった〜。みなさん、高齢になられるに従い、足が遠のいているように感じる。そんな状況の中で、来られてるほうかもしれないしれない。クラシック音楽がお好きで確かウイーンまでニュイヤーコンサートを聴きに行かれたとお聞きしている。スバラシイ!

糸魚川へ行ってきた翌日は、とても疲れるようになった。買い出しを明日に伸ばして、ノンビリして回復をはかる。糸魚川の家の裏から採ってきた、少し成長しすぎたタケノコを外で下処理。ウッドガスストーブでお湯を沸かし、灰を入れ下茹で。いけそうなので、あとはカミさんに託す。母が遺したフキが、いい具合に成長してたので採ってきた。かみさんは、そのフキの下処理。そして夕食の一品に。旨い!

昨日持ち帰った瓦。まだまだ足りない。

持ち帰ったタケノコ。

ウッドガスストーブを使いタケノコを下茹で。

問題はなさそう。ここからカミさんにバトンタッチ。

カミさん、フキを下茹でして、皮をむく。

夕食の一品。

2018年5月24日木曜日

糸魚川。

朝、山は霧に包まれた。その中をライトを点灯して下りた。
里に下りても雲は低く垂れ込めて、安曇野辺りでようやく青空。糸魚川の実家に向かっう。一ヶ月の間にも雑草は伸び、竹は伸び、ウドは伸びすぎていた。梅は少し早かったな〜。雑草を刈り、今年伸びた竹を切る。未だタケノコ状態のモノを採ってきた。食べられるか?
屋根を葺き替えたときに打ち捨てられた瓦。それをバイオジオフィルターのために使おう、と行く度に袋に入れて持ち帰っている。カミさんに手伝ってもらいフル回転、今回も…。






2018年5月23日水曜日

テレビ局からコンタクト。

散歩のときには大丈夫だった雨も間もなく降り出して、ヒタヒタと一日降り続いた。

暮らしについて、話を聞きたい、とテレビ局の人からメールがあり、電話をいただいた。「183村秘境旅〜こんな田舎がアルか否か⁉︎」テレビ朝日。第2日曜日10時から放映されているらしい。ブログに書いた「ビオトープ池を作ってる」ことに興味を持たれたようなのだが、完成するのは何時になることやら…。プチ菜園はあるものの、遊びみたいなもので、自給自足をしてるわけでもない。小屋作りもしていない。工房をセルフビルドしようと基礎を置いたところで頓挫しているし…。そんなことで、意図されていたことには沿えなかった。出来れば、山形村、清水高原を取り上げてもらいたいという想いを抱いたものの、強烈に売り込めるものが思い当たらなかった。改めて見直してみても「山形村」は、平凡な村。平和な村なんだな〜、と思う。そこそこ豊かで、危機感もない、ように見える。

名前がわから無い。

マイズル草の可愛い花。

2018年5月22日火曜日

イベントについて考える。

爽やかに晴れて、日中はセミの鳴き声も聞こえた。
こんな気持ちのいい日和は外がいい。今日は木と遊ぼう。伐ってもらったミズキとクリの枝、皮をむく。午後も続きをやるつもりでいたのが、スカイランドに「アートフェス」についての打ち合わせに出かけ、帰る途中に行き合った人と立ち話。さらに途中、役場の職員と鉢合わせ。家に誘って別荘地のことでアレコレ話してたら夕方となり、木遊びは、尻切れとんぼになった。

夢を共有出来るといいな〜、と思う。でも思うようにはいかないね。
2010年、40年近く生活した東京から、信州山形村の別荘地、1400メートルの山小屋に生活の場を移し、丸8年が過ぎた。その間、2011年、清水寺での「田原純子琵琶演奏会の夕べin清水寺」を立ち上げ、翌2012年、「清水高原アートフェスティバル」を開催し、続けてきた。
憧れていた森の中の暮らし。面白がって始めたイベント。このイベントを始めることで、清水高原を知る人が少ないことを知った。それからは、清水高原を知ってもらいたい、PRしたい、という思いをイベントに重ねてきた。身の丈の取るに足らないようなイベントかもしれないけど、幸いにも参加してくれてる仲間たちは、楽しんでくれてるのが嬉しい。そして、観に来てくれる人たちとの交流も楽しく、繋がりもできてきた。
そんな中で、とても協力してもらっている施設、一体感を持てない関係はさびしい。

散歩で一掴みにワラビを採取。夕食時のの一品。

細工に使えそうなものは、虫が入らないように皮をむく。

ベニバナイチヤクソウの葉。花はこれから、

2018年5月21日月曜日

ビオトープ池作り。

黄緑から緑に…、森の中は、影の占める面積が大きくなってきた。
手が冷たく感じる朝。一足伸ばして水場まで。水の勢いは衰えていない。
ガラガラと雨戸を開ける音は、Tさん。名古屋のTさんも見えている。連休は見えなくて体調が悪いのかしら、と気になっていたMさんは、昨日から来られている、良かった。

ビオトープ池の形を整える作業。
4×3メートルの防水シートを使うことを想定して進める。冬は零下15度にも下がる。大きな鉢があるので、それを利用して、水深50センチ以上の部分を作る。それで凍らない、という確信はないが…。冬に対応できるのか…、バイオビオフィルター部分も含めて、そこが課題。フィルター部分は、広げるより深くしたほうがいいのかな、と考えている。
初めてのことなので、手探り。適当に切り上げるつもりが、つい根を詰めてしまった。

緑が濃くなってきた。

水場の近くで見つけた白いスミレ。タチツボより小ぶり。

イメージしつつ、形を整えている。

大雑把なスケッチ。

2018年5月20日日曜日

上田で篠田桃紅&ルヴァン。

小雨が残り霧に包まれた朝、冷えた。

サントミューゼ上田市立美術館で開催中の「篠田桃紅展」を見るために、二人で朝早く出発。里に下りたら明るい。空気は澄んで周りの山並みはクッキリ、キレイに見えた。平瀬橋から国道254に入り、三才山トンネルを抜けると上田市。我が家からは、約60キロ、1時間半の道のり。展覧会は、かなり期待してたこともあってか、94点は、やや物足りなさを感じた。細い筆の作品がもっと見たかったな〜。それにしても、105歳にして、まだ創作に打ち込まれる心持ちとは…。

上田には古い友人のお店があって、この機会に寄ってみようとランチを食べに寄った。
東京にもお店があるので、まさかいないだろう、と期待はしてなかったのだが…、ナントお店に出てた!声をかけて、直ぐには分からなかったようだ。随分久しぶりだもの。でも、変わってなかった、人懐っこい笑顔はママだ。お昼の忙しい時間なので、お邪魔しては悪いので早々に切り上げたけど。もっと話したかったな…。
古い家をリノベーションして、お店にしてて、とても雰囲気がありいい感じ。お客さんもたくさん入ってた。友人の名は甲田幹夫、天然酵母パンのお店「ルヴァン」の創業者にして店主。

山形村から北を見る。

展示室入口。ここから先は撮影禁止。

ルヴァン上田店の部屋から外を見る。

店主の趣味の部屋、茶室。

2018年5月19日土曜日

コレクション。

昨日までの陽気とは打って変わり、冷えた一日。
朝に霧が出て、また、夕方になり、一段と冷えて霧が出てきた。こんなにも寒暖の差が酷いと体調がイマイチでカミさんは辛そう。私もこの空模様に家の中で調べものと片付け。

モノを溜め込むのも考えものだ…、と思いつつも気になるアート案内葉書、展覧会のフライヤーのコレクションは止まらない。とりあえず…、と置いておくと、ドンドン溜まり山になる。その他にもイベント、地域活動に関わるようなモノと雑多に溜め込む。システマティックに保存されてないから、資料的価値は皆無。時々パラパラめくり、こんなモノが…、と自分でも驚くありさまなのだから。

野生のフキ畑。成長が早い、もうすぐ炊いてもらえそう。

向こうに見えていた山は、この後すぐに
湧いてきた霧に覆われて見えなくなった。

アートの案内葉書のコレクション。少なくとも10冊はある。

2018年5月18日金曜日

珍しく、クジが当たった。

崩れるかと思われた空模様は一日持った。

買い出しで里に下りた。山よりは、やはり暑い。クルマの温度計では28度。
1ヶ月に一度の横山医院は、拍子抜けするほど空いてて、すぐ診察してもらえた。受付で、今日は空いてますね〜、の声が聞こえたのか、診察室に入ると先生に、丁度空いたところですよ〜、と言われてしまった。農家の人たちは早いよね。

カミさんと待ち合わせた図書館は、そんな事で私の方が早かった。
暫くして、コンビニのくじが当たって、重かったよ〜、と景品のペットボトル6本を持って現れた。くじ運の悪い私たちには珍しい出来事だ。
「蒼穹の昴」文庫本で4巻をようやく読み終えた。同じ浅田次郎で「長く高い壁」を借りる。

車庫のない我が家のクルマ。この時期は樹液に悩まされる。ちょっと油断して細かな樹液が付いてしまった。ザラザラを雑巾を通して感じられほど。これを取る良い方法をご存知の方がいらしたら教えて欲しいものだ。帰って洗車、ワックス掛けをしてカバーをかける。この時期と秋のカラマツの降る時は、極力カバーをするようにしている。

雑木林も黄緑が増え、覆い尽くされるのもすぐ。

延齢草。

ズミの花。