2017年6月6日火曜日

幸せのカタチ。


印刷データを全て送った。これで問題ない、といいのだけど。
9日校了、20日の発売になる。
企画、取材からいれると、優に2ヶ月を超えて、多勢の人の手を通り、やっと一冊の本ができる。デザインの担当では一ヶ月強。この間は土日もなく、PCの前で過ごす時間が多くなる。それも、今日でほぼ終わり、8月のアートフェスについて考え、セルフビルドに取りかかれるかな…。

デザインの仕事を志して、上京して、デザイン界の端っこで、まががりなりにもやってこれた東京での暮らし。38年を経て2010年、63歳で生活の場を信州の山の中、山形村清水高原に移した。「幸せを求めて暮らしのカタチを変えた」なんて、言うのも気恥ずかしいけど、今、読んでる本が気づかせてくれた。言葉にしたらそうかな〜、と。
移住した翌2011年、この地にある鄙びた「清水寺」の参道の幽玄な雰囲気と古刹。この自然な演出を借りての「琵琶の演奏会」は面白い、と演奏会を企画。更に2012年アートフェスティバルを企画した。カミさんには、のんびりしてればいいのに、何をするのやらと、あきれられながら…。

地域を活性化しようと、全国で、いろいろな取り組みが行われている。
若者にも、これまでの価値観とは違うものを求めて地方(ローカル)への興味が持たれている。私も清水高原の活性化を想う。そのためには定住者を増やす事だと考える。それもクリエイティブな人たちの暮らす「モノづくりの郷」。それを、ここでの「暮らしのカタチ」にしたいのかもしれない。その道標としての清水高原のイベント、「アートフェス」だと、独りごちている。

清水高原の朝、快晴。

メダカ池の水生植物が良い感じ。



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