7センチ、わずかに積もったサラサラな雪。
それでも暗いうちに除雪車が登ってくれたようだ。
キレイになっていたのでOさんの別荘まで歩く。
連休後で別荘に訪れてる人はいない、静か……。雲に覆われて山並みは見えず
動物達の足跡も雪に消されて綺麗なキャンバスになった。
早朝、歩く事で固まっていた身体がだんだんに慣らされて来るのを感じる。
大した距離ではないけど。この時間が好きになった。
冬の清々しい朝は特に気持ちよく感じる。手袋をしてても指先が痛いように冷たくなる。
それをポケットで温める。だんだん暖かくなる。そんな事を繰り返して歩く。
そんな自分だけの世界だと思ってた時、
軽トラックが上って来たので、会釈をした。会釈を返してくれた。
村の人だと思うのだけどこの時間この雪の中、何をしに来たのだろう……
何か楽しいことがあるのだろうかと興味がわいた。
下って来たら聞いてみようと思ってたのに、小屋に帰るまで会う事が出来なかった。
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