11年目にして…。

−10℃と冷えた朝。風はなく気持ち良く晴れた。

動物たちの足跡が賑やかに行き交う。誰とも行きあわず、静か。

「拭き漆が出来ました」と昨夜メールをもらった。

友人の木工家、きぎ工房の片桐さんに「ふき漆をやってるので、よかったら一緒にやりますよ」と申し出を受けて、先週預けたスプーン。ふき漆をする程の完成度はなく、また、そこを売り（？）にしようと考えていた。ただ、どんな感じになるのか見ておいても良いかな…、と出来のいい一本を選んだ。材は栗。私の好きな木。10回繰り返して出来上がったモノを見てビックリ。なんとも良い感じに仕上がっていた。「昔の工芸品」のような趣。嬉しい、片桐さんありがとう！早速立ち寄った図書館の司書たちに自慢。

2010年に暮らし始めて、考えていた「ものつくり」ようやく…。

そんな訳で、買い出しは、先ず「きぎ工房」へ。

スプーンをもらい、額のことでミーティング。図書館へ回り、今朝のあさイチのゲスト、映画監督「西川美和」さんの最新作「すばらしき世界」の原案となった「身分帳」（佐木隆三著）をリクエストする。その後、目的の買い出しに。

甲斐駒ケ岳。

影。

気持ちの良い朝の景色。

ふき漆をしてもらったスプーン。