2019年12月15日日曜日

林業の世界。

薄化粧した朝の雪は、陽射しが出て、南面はすぐに消えてしまった。
里の特殊伐採をする若い友人、10時に3歳になる息子を伴って来てくれた。彼は我が家のヤマトのミニカーがお気に入りで早速手にする。子供の成長を見るのは楽しい。

さて今日は、カラマツを伐ってもらう。プロの仕事を見るのは勉強になるし、面白い。
彼は木を伐るが、木を育て、伐って売り買いする林業とは一線を画す。いわゆる木を伐るプロ(技術屋)。伐るのみで買ったり売ったりはしない。現在は企業に籍を置いて、個人でも自分の時間での請負仕事は許されているのでお願いしてる。今までは伐ってもらうだけだったが、市場へのルートを開拓したと言うので、今回の2本は出してみようということで今週末、運び出しに来る。話を聞く限りでは割に合うものではなさそう。それで伐採料をチャラには出来るほどの金額にはならない。下手をすると運び出す手間賃で消えてしまうと言う。それでも今の私は、上手く利用できそうもないので朽ちらせるよりは良いだろう。

安い外材に押されて力を落としたままの林業。
悪循環に落ちてるように見える。山持ちは、お金にならず山は荒れたまま…。ここ清水高原も例外ではない。眺望を取り戻すため、どうしたものか…。

今朝、雪化粧したカラマツ。

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