2016年9月2日金曜日

空き家、820万分の1の実家。

一日晴れの清水高原。朝から日差しが出ると気分がいい。
今朝は、家で気持ちの良い朝食。朝食後、午前中は週に一度の買い出し。

昨日は、朝早くに家を出て、糸魚川に向かった。
何時ものことだが、コンビニのオニギリが朝食。赤飯と辛子明太子と鳥の唐揚げが定番。
朝の日差しを受けて北アルプスはクリアに見えた。稲は実り、頭を垂れて、すでに刈入れの済んだ田んぼもちらほら…。秋の景色になってきた。

120キロ、3時間弱のドライブで到着。
家の周りは草に覆われて酷い状態だ。雑草の成長の早さに驚く。
これはすっごく気になる!。でも今回は解体する米倉だった物置きの片付けが優先。
この蔵は、今は亡き大工の棟梁だった伯父が建てた。釘を一切使わない造り。
まだ100年は経っていないだろう。勿体無いと思いながらも、決断するしかない。
母屋の問題も頭が痛い。同じような思いを持つ人は結構いるのだろうな〜。
全国の空き家は平成25年のデータで820万戸、総住宅数6063万戸に占める割合は13.5%。
10軒に1戸強の割合はかなりのものだろう。

子供達が家を出て、戻らず。家と土地が田舎に残る。
私もまた、東京を引き上げても、糸魚川に帰ることなく清水高原の森の中で暮らすことを選んだ。そして、ここでも同じような問題が起きている。
人口減少と地方の衰退。すぐ傍にあり、私の中で大きなポジションを占めている。
糸魚川へも行ったり来たり。

大町から北アルプス。


新しい道路ができる。その工事中。右が蔵。

芙蓉かな…、庭に咲いていた。

雲が面白い。隣の家。


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