昨日のようなセミの大合唱はなく静かな朝。
買い出しに出かける頃には止んでしまい、回復に向かう。
もうチョットで読み終わる有川浩の「植物図鑑」は馴染みの山菜が出てくる。
その中の一つ「イタドリ」、私の田舎では「スカンポ」と言っていた。
ポンと折って、かじると、「スッパ〜イ!」と言う記憶しかない。
山菜として食べる習慣はなかったけど…。
それが、清水高原で暮らすようになり、ワラビが採れるポイントにイタドリも沢山。
それも太くてなかなか立派な…。ある日、村の人と出くわして、これを塩漬けにして食べると聞いてビックリ!。詳しいレシピも聞かず、そのまま「美味しい!」というフレーズだけは頭に残っていた。山形村の人は食べる習慣があるのか、そう言えばまだ聞いてない。
物語の中で「高知」では、よく食べる、とある。
著者は高知の出身で、そのあたりは本当なのだろう。
レシピも出てきて、「美味しい!」とあり、とても食べてみたくなった。
散歩の帰り見つけたので採って帰り、直ぐに皮をむき、6センチほどに切って、ボールに入れ灰、熱湯をかけてそのまま夜まで。
ここまではワラビと同じにやってみた。つまんでみると酸っぱさ(アク?)はすっかり抜けて、あまりクセはない。歯ごたえもあり、好きかもしれない…。
ごま油に唐辛子を加え炒める。醤油で味付け、少し日本酒を加えてフィニッシュ。
いけるいける!。
不思議だね。気にはなっていたのに、この本に出会い、身体が動いた。
二掴みのイタドリ。太いのを選んで一掴みほど皮をむき料る。 |
ごま油で炒めた。いける!。 |
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