ラベル 中村好文 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 中村好文 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2023年6月16日金曜日

お昼に大満足のカミさん。

トイレに起た3時、すぐに寝付けずにいた。しばらくして激しく屋根を打つ雨音。
その雨も止んだ明け方、陽射しも…。予報より早く雨は上がったようだ。カミさんも一緒に買い出しに行く予定だったので、よかった。10時過ぎ家を出て、図書館に。カミさんは車で待って、私だけ行って、借りている本を延長してもらう。モモセ司書とは、ちょこっとお喋り。

郵便を出すため郵便局へ。
そこで声をかけられたけど、名前(コイワイさん)を聞いても頭から抜け落ちている。思い出せず失礼した。昨年の5月にも同じようか経験。中村好文さんの41周年に伺った時。32年前、山小屋の完成祝いに、中村さんと共に来てくれていたサトウさん。声をかけられて「誰?」。話をしているうちに思い出してきたけど…。ほんと申し訳ない想いをした。「どうした自分」と言いたくなる。

つるやで、事前にお願いしておいた車椅子を借りて、アイシティ、つるやと回る。
買い出しを終わらせて、お昼は田吾作で鰻おこわを奮発。食べたかったアジフライ弁当はなかったので、次に食べたかった海老フライをサボテンで。2階の休憩所で食べる。エビフライと鰻おこわを少し食べて大満足のカミさん。ヨカッタヨカッタ。でも、今日の買い出しは、かなり疲れたようだ。

森に差し込む朝日。



2023年5月25日木曜日

縁とは面白い。

気温3.5℃と今朝も冷えた。
今朝のテレビで引っかかった話。山形県の山菜の活用、プチ起業、一時期賑わった清里に移住した男性が空き家を再生させて、人を再び呼び込むための活動など、参考になる。

朝食の片付け、掃除を終わらせて、カミさんと外に出る。
よわ〜い陽射しが出てくると少し暖かさを感じる。庭を一巡りして11時半、家に入る。お昼は余ったハッシュドビーフを使って、ピザトースト。

約束の午後2時に高山さん、建築家の平林さんがやってきた。
中村好文氏が設計した我が家が見たいと、連絡をもらっていた。高山さんは、移住のための市場調査をしていた折、訪ねた印刷会社に勤務していて、対応してもらって以来の付き合い。平林さんとの出会いは、建築家の丸山さんがデザインされた喫茶店。もう随分前…。時が流れ、一昨年出版された「火の見櫓」のデザインを高山さんを介して依頼され、「あの時の…」と偶然の再会を驚いたものだ。すでにこの小屋のことをご存知で、前から気にかけられていたとの事。ようやく実現できた、と喜んでいただけて、私も嬉しい。縁とは面白い。

いつも新聞記事を送ってくれる里の友人。
しばらく連絡がなかったので気にかかっていた。高校の同級生、ルーチンが止まると「何かあったかな…」と気になる。それが夕方、電話をもらった。「体調を崩し、検査入院でしばらく記事を送れない」と言うもの。予感が当たってしまった。検査結果が出たら、連絡をもらう事に。ここにきて気にかかることが色々。

アオダモの花、面白い。

ミョウガが出てきた。

緑に覆われた庭。

佇む。

オタマジャクシ。

ハッシュドビーフピザトースト。

鶏胸肉とシメジ、エノキのアルミホイル焼き。


2023年1月29日日曜日

連続運転をしてこその効果。

青空と陽射し、朝から。久し振りに…。
この景色が観れる自然の中に暮らして12年。冬の厳しさに、緊張を強いられるけど、満足している。カミさんと共有できている嬉しさもある。ココでの暮らし、持続させたい。そのためには健康でいること。基礎疾患が見つかったカミさんをサポートしていくためにも、元気でいたい、と…。この景色を見るにつけ、想いを強くする。

2010年から、住処になった山小屋。
建築雑誌を見て、惚れ込んだ建築家・中村好文氏に設計してもらった山小屋は気に入っている。住まうことを見越して、床暖房を入れたのも良かった。晴れた日は南に開いた大きな窓から陽の光を取り込んで暖かい。概ね満足。ただ、30年以上も付き合ってくると、見えてくるものもあるが…。

通いの頃は、床暖房の効果は発揮されなかった。
金曜日の夜に着くと室温は零下。床暖房を入れても即効性はなく…。日曜日の夜、帰る頃になって、ようやく15℃くらいがせいぜい。暖炉の前で食事を摂ることもしばしばだった。


夜明け前。

日が昇って来た…。

食事をしながらの景色。

朝の定番、野菜サラダ。

いい感じで燃えている。

青空と光と影のコントラスト、美しい。

散歩に出かける。いい塩梅の1センチの積雪。

八ヶ岳連峰を見ながら歩く。里も白く雪。


2022年5月22日日曜日

安曇野のバナナムーンへ。

雨はすでに上がり、曇りの朝、6℃と冷えた。

片付けが終わって10時35分家を出て、安曇野に向かう。
穂高神社に近いイタリアンレストランに11時半、でも既に席はない。二回とも外れて、どうも縁がないのかな…、と思ってしまう。駅前のそば処「一休庵」に入る。ここも人気店で混むお店。蕎麦は細切りで好み。二人でざるそば、天ぷらを一つ。ちょうど良い分量。時間に余裕があったので、穂高神社で30分ほど時間を潰す。

そして目的地のバナナムーンへ。
バナナムーンは画家成瀬政博さんの私設美術館としてスタートした。設計家が中村好文さんに傾倒してた人で、興味が湧いて見に行った。それが縁で、存在を知る事に…。現在は「画廊Banana Moon」として運営されている。一昨年、シェラ・キーリーが縁で画家の北山亨さんと知り合った。奥さんと二人で運営に関わっていると聞き、ビックリ。お二人で企画したグループ展を見に行き、知り合った竹節裕子さん。

画廊は、今年一年、成瀬政博さんの作品を展示する。
週刊新潮の表紙絵を描き始めて25年の節目と言う事で、自選150展を展示。並行して企画展も開催。今月は、竹節裕子さんの展示。「北山さんとも会えるといいな〜」という想いも抱えて出かけた。幸い北山さんにも会えて、絵を見た後、お喋りをして一時間、いい時間が過ごせた。*画廊Manana Moon:金・土・日/13:00〜17:00/入館無料

霧も湧いた朝。

ウリハダカエデの花。

オトコヨウゾメ。

ビオトープ。

穂高神社。

IIDA-KAN。飯田善國の作品展示をする美術館

ゆったりとした作り。設計は槇文彦氏。

来場者は私達だけで、贅沢な時間を過ごす。

窓からの景色。桜の時期がいいらしい。

ガラスに向かって。

上の撮影時の影。

夕食で山菜三種。ワラビ、イケマ、イタドリ。
イケマはシャキシャキ。イタドリはサクサク。
イタドリは一昼夜のあく抜きで、酸っぱさは無い




2022年5月13日金曜日

13年目の検診と中村好文さん。

今朝、目覚めたのは、渋谷のホテル。

昨日、脳下垂体腫瘍の術後13年目の検査で、6時半にカミさんと家を出て東京へ。
病院には10時半に到着。受付を済ませ、採血、MRIを撮り、3時の先生の診断に臨む。結果は「安定してて問題はない。次は3年後、それで大きくなっていなければ、終わりにしましょう」という事に。2008年、目の不調から大学病院で目の精密検査をしてもらい、分かった腫瘍にようやくケリがつく。初回の手術では摘出できず。下垂体手術に関しては、第一人者の山田正三先生をウェブで見つけ、メールを書く。2009年、セカンドオピニオンで山田先生の摘出手術を受けた。先生に巡り会えたのは幸いだった。

そのあと、中村好文さんの「41年を振り返る」会に回る。
会場である国際文化会館から、5分の距離にある麻布十番駐車場に車を入れて向かう。このわずかな距離の急坂、鳥居坂がカミさんにはかなりキツかったようだ。十何年か振りの中村さん、少し福よかになられたかな…。大ぜいの来客で混み合っていたので、簡単な言葉を交わすだけで、すぐ失礼した。滞在時間30分…。その間に、すっかり記憶から抜け落ちていた佐藤重徳さんに声をかけてもらいお喋り。記憶が蘇る。信州の職人たち横山さん、金沢さん、奥田さんを見つけ「やあ、やあ」とあいさつ。

そして渋谷へ。ヒカリエの駐車所に車を入れ、西武へ。
カミさんの買い物に付き合う。夕食を済ませ、ホテルにチェックインしたのは7時半。

今朝は、雨空。
何時もなら美術館の一つ二つ回るところ。観たい展覧会はなく、雨では寄り道をする気力もなく、帰るのみ。10時にチェックアウト。車を出して、帰路につく。厚い雲が低く垂れ込める景色も悪くない…?。4時帰宅。

富士山が霞む。

初台で下りて山手通りへ。

神宮前

中村さん会場で佐藤さん、信州の職人、金沢さん、
奥田さんと。横山さんは、話中で外れてしまった。

ヒカリエでの食事処から。下は明治通り。
右上は銀座線、その下はヒカリエから液への通路。
行くたびに変化し、今も駅の周りは、開発が進む。

原宿。

新宿のビルは雲の中。

中央高速、元八王子辺り。雲が山を隠す。


2022年5月1日日曜日

建築家、中村好文さんの設計

霧に沈んだ森。朝の気温は2℃。
気温も上がらず、アラジンは、朝から稼働しっぱなし。8時には雨になり、一日。

こんな日は、落ち着いて家の中。告知フライヤーのデザインに精を出す。

建築家の中村好文さんから案内が届いた。
事務所レミングハウスを開所して41年。施主、職人、スタッフ、出版関係の人達と、設計と工事にまつわる思い出を振り返る会を開催する、との事。今、暮らしているこの山小屋の設計を1988年、依頼したのは中村好文さん。待つこと2年、1990年着工、地元の大工、朝比奈龍成さんが一年がかりで建ててくれて、1991年完成。19年間、山小屋として使い、2010年から暮らす。出来てから今年で、31年も経った。早いな〜と感慨深い。その開所41周年、記念の会が、偶然にも私達が東京に行く日と重なっている。これも巡り合わせ。久し振りに、時間を都合して。訪ねてみよう。この山小屋に関わってくれた地元の職人さん達、横山浩司さん、奥田忠彦さん、金沢知之さんとも会えるかも…。

深い霧が森を覆う。

この深さ、いいな。

リョウブの若葉。

リビングから。


2021年5月5日水曜日

森の中で暮らす小屋について。

散歩の帰り、パラパラと大粒な雨が降り出した。
立ち寄ったタカハシさん家でクーと遊んでいた時。慌ててサヨナラをして、急いだ。それほど濡れ鼠にはならなかった。その後弱くなってはまた降り出しての繰り返しの一日。

水曜日は「アーキテクツプレイス北欧発建築家の幸せな住まい」を観ている。
今日は6人のうちの5人目「ヨセフィーナ・ノルドマルク」。一人は見損ねてしまったが、自然と溶け合っている自邸に引き込まれる。人が暮らす建物を見るのが好きで、昔から割と気にしている。そんな事から、小屋を建てる時は、気に入った建築家に頼もう、と決めていた。雑誌で見つけたチープな感じの家の設計が気に入って、飛込みで依頼したのは1980年後半、「中村好文」さん。小住宅や小屋を好んで設計されていたのも、お願いするきっかけになった。

当時、既に売れっ子だったこともあり、基本設計まで一年、さらに取り掛かるまで一年。それから一年の建設期間を経て、1991年5月に引き渡されて、丁度30年が経った。一年をかけて建ててくれた地元の大工、朝比奈龍成さん、家具の横山浩司、奥田忠彦さん、暖炉の金沢知之さんとは今も付き合いいただいている。そして、建てる前から諸々世話になった三谷龍二さん。大勢の力を持って建てられた森の中の小屋に、今、暮らしている。

31年目に入った山小屋。暮らして丸11年。

尾根沿いの道から、眼下に見えるのは朝日村。

アケビ。

ポットに納まった実生の木。盆栽にしても良い。