山形村の伝承館の取り壊しが決まり、4月いっぱいで閉館の予定となった。
それを受けて今日は無料で終日開放と聞き、午前中カミさんと見に出かけた。「一年間の来館数より多いくらい」と担当者。お茶と茶菓子のおもてなしもあった。聴けば茶菓子は長芋を使って、図書館司書お二人の手作りだそうだ。美味しかったよ〜!
山形村で出土した縄文土器をメインに、暮らしで使われていた諸々が展示されていた。
村役場で働き、最後は教育長を3期務められれ、この伝承館の設立に尽力された人、Kさんと偶然お話しができた。あとで御年90歳になられると聞き、その元気さにビックリ!
それにしても、この文化遺産を無くするのは、なんとも残念なコト。「村の文化基地」として「図書館との複合館」を建てる方向に進んで欲しい。先人の知恵とデザインには素晴らしいものがある。建物を建てて維持するためにはお金がかかり大変だから、と切り捨てる選択では、あまりにも悲しい。「先人の知恵とデザイン」をキイワードに取捨選択し、展示に工夫を凝らせば、村の人たちも納得してくれるのではないかな…、と思うのだけど。先のKさんも同じ思いを抱かれておられたのが嬉しい!
玄関の看板。 |
しなやかなデザイン(文様)。 |
縦横無尽に、想像(創造)力の素晴らしさ。 |
破片が美しい。 |
土偶のカケラ。 |
ワカンジキに感動。これを参考に作ってみよう! |
麦わらを使った虫かご。造形が素晴らしい。 たままた、テレビの番組で、この造形を 現代に生かしてるデザインを見たばかりで、 本物を観れるとは感激! |
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