2021年5月5日水曜日

森の中で暮らす小屋について。

散歩の帰り、パラパラと大粒な雨が降り出した。
立ち寄ったタカハシさん家でクーと遊んでいた時。慌ててサヨナラをして、急いだ。それほど濡れ鼠にはならなかった。その後弱くなってはまた降り出しての繰り返しの一日。

水曜日は「アーキテクツプレイス北欧発建築家の幸せな住まい」を観ている。
今日は6人のうちの5人目「ヨセフィーナ・ノルドマルク」。一人は見損ねてしまったが、自然と溶け合っている自邸に引き込まれる。人が暮らす建物を見るのが好きで、昔から割と気にしている。そんな事から、小屋を建てる時は、気に入った建築家に頼もう、と決めていた。雑誌で見つけたチープな感じの家の設計が気に入って、飛込みで依頼したのは1980年後半、「中村好文」さん。小住宅や小屋を好んで設計されていたのも、お願いするきっかけになった。

当時、既に売れっ子だったこともあり、基本設計まで一年、さらに取り掛かるまで一年。それから一年の建設期間を経て、1991年5月に引き渡されて、丁度30年が経った。一年をかけて建ててくれた地元の大工、朝比奈龍成さん、家具の横山浩司、奥田忠彦さん、暖炉の金沢知之さんとは今も付き合いいただいている。そして、建てる前から諸々世話になった三谷龍二さん。大勢の力を持って建てられた森の中の小屋に、今、暮らしている。

31年目に入った山小屋。暮らして丸11年。

尾根沿いの道から、眼下に見えるのは朝日村。

アケビ。

ポットに納まった実生の木。盆栽にしても良い。


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