何と無く、もう長くはないのかな、との想いはあったけれど…。
二人で歩んできた道は、終わった。昨年7月に松本市立病院で肺気腫が見つかった。「長生きをしている人もいる」と聞き「大丈夫」と思っていた。
カミさん、その後も疲れが取れず、通っていた山形協立病院で腹部超音波を受ける。
「肝臓に怪しい影が出来ている」。今年5月にも受けて、影が大きくなって「肝臓ガン」かも…、と肺気腫で通う松本市立病院を紹介されて、CTスキャンを受けたのが6月5日(月)。8日(木)に結果が出て「肺ガン」が見つかり、肝臓は転移」。詳しくは生体検査で、と言われ、カミさんは拒否。抗ガン剤治療も拒否。こうして家で過ごす事にした。それは私も望むところ。肺気腫で予約を取ってあった6月29日(木)に市立病院。担当医に説得され、翌30日、信大病院に行くも、拒否。「こうと決めたらブレない」女性だった。
7月3日(月)申請していた介護保険の担当者とケアマネが来てくれて手続き。
夕方には介護ベッドを入れてもらい、在宅診療、看護、介護も整えてもらった。そして在宅看護が始まり、2週間を待たず、7月14日、逝ってしまった。かなり苦しかったはず。余り弱音は吐かなかった。「我慢強い」女性でもあった。最後まで一緒にいれたのは、何より、だと思っている。ただ、カミさんの事を想うと、堪らなく悲しい。そして、寂しさも。
7月16日、火葬に付す。今は骨壷に収まってリビングに。
この間、周りの人たちには、差し入れなど頂き、励まされてきた。感謝。
2023年6月17日撮影。この日から一ヶ月目。 |
再開ですね。
返信削除最後まで一緒にいられたのは、本当に良かった。