予報で「明日から崩れそう」のニュースを聞き、一日繰り上げて買い出しに下りることにした。
道の両側の樹々は、まだ雨氷をまとい、木全体が陽を受けて、クリスタルのようにキラキラと7色に輝く。その光景がとても美しい!。「今まで経験のない美しさだね〜」、とカミさん。
ただ、その美しさとは対照的に樹々は折れ、無惨な有様をさらしていた。道を塞いでいた木は、とりあえず伐られ脇に積まれ、道路は確保されて、車の通行には支障がないものの、まだ雨氷の重さで、おい被さってる木には怖じる。ただ、ここまでの確保を2日間でやってもらったことに感謝しなくては…。
砂防ダムからスカイランドきよみずまでの間は、ともかく無惨だ。こんなにも被害が大きかったのに、誰も倒れてくるところに出くわさなかったのが不思議なくらいだ、と今更ながら感じている。怪我人が出なくてよかった。
今回の雨氷に、自然の怖さと美しさを見せつけられたな〜。
1998年の4月にも、同じように発生した雨氷、その時はスカイランドから上が酷かったと聞く。「バキ、バキ」と枝が折れる音がして、怖くて外に出られなかったと、当時出くわした人が語っていたのを思い出す。ウチでは、南の白樺の枝が大きく折れていた。
春先だったこともあり、一晩で済んだのだろう。そのためか「雨氷は春」と言う感覚だったので、意外感もあった。そして今回は、真冬で条件が悪かった。
標高1000メートルの様子。 |
標高1020メートルの様子 |
標高1251メートルの様子。 |
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