2022年1月24日月曜日

良く切れる小刀は、祖父の形見。

3時半、足が冷えてきて、木を削るのに力が入らない。潔く片付ける。
午前中からスプーンを削り出していた。鉈で荒削りして、ずいぶん放ってあったモノを昨日から削り出しを再開し、7本目を削っていたところ…。木が持つ形に沿って削り出して、美しいカタチを探って行くのがオモシロイ。ほとんど小刀を使う。祖父の形見。糸魚川の実家で見つけ、勝手に形見としてもらってきた。放ってあったため、サビが出ていた。それをキレイに研いでみたら、切れる!以来重宝している。

朝の気温は−6℃。
森は霧に包まれて、散歩に出るときはまだ薄暗い。立ち止まり、耳を澄ます。何も聞こえない。折り返して「フィーフィーフィー」とゴジュウカラの鳴き声。樹々に霧氷の花が咲き、午前中は咲き続けた。午後になり、散る。気温も上がらず、昼間も−5度くらいだった。

周りは霧に覆われて里も山並みも望めず。

霧に包まれて、静か。

穴蔵のような作業場。オマケに寒い!

右端は祖父の形見の小刀。

削り出したスプーン。左端は途中…。


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