2017年7月9日日曜日

北アルプス芸術祭2。

日差しは弱いものの、暑い一日だった。

北アルプス芸術祭は今月末まで。行ける時に行かないと、あっと言う間に時間は過ぎてしまう。で、今日は、残っていた東山エリアの八坂と、鷹狩山にある5作品を訪ねた。10時に家を出て、何時もの山麓線はやめて、最短距離を行こうと147号線に出たけど、山麓線に比べるとやはり混んでる。帰りは大門からすずむし荘に抜けて山麓線を帰る。往復122.3キロ。

まず八坂支所側の33「ニコライ・ボリスキー」の「バンブーウエーブ」を見る。ダイナミックな作品。谷には、成長した青々とした稲を抱える棚田が美しい。ここを見たら丁度12時、「いろり屋やさか」で昼食。もりそばとタケノコご飯のセットは美味しかった。タケノコは根曲がり竹かと思ったら「ハチク」とのこと。
次は34「フェリーチェ。ヴァリーニ」の「集落のための楕円」特殊なビニールテープを使ってるそうだ。面白!。5軒の集落、ずいぶん登ってきたように感じたけど標高は800メートルくらいとか。そして、鷹狩山では、階段を上る試練を経て会った、32「リー・クーチェ」の大きな鳥の巣のような作品「風のはじまり」も好きだなー!。30「信濃大町実景舎」と言うクリエイティブチームの作品「目」。元宗教的な建物内部を有機的な形にし、珪藻土なのか白く塗ってある。写真で見て興味があった作品。こんな内装の建物に住んでみたいと思わせるような作品。最後、31「布施智子」の「無限折による枯山水 鷹狩」。折り紙でこんなことができるのか…、と言うより、この「折り」を考え出せる凄さ。

38作品のウチ、27作品を見た。見るのに三日間。自然の中に創作された作品はダイナミックで面白く、刺激されること大。ただ、この後どうするのだろうかと気になった。続けるにしても、解決すべき壁がいくつもあるのだろうな〜。

バンブーウエーブ/ニコライ・ポリスキー。

中から天をを仰ぐ。


棚田が美しい。

集落のための楕円/フェリーチェ・ヴァリーニ。


風のはじまり/リー・クーチェ。

目/信濃大町実景舎。







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