元気で生きたい。

午前中、部屋の奥深く入り込む陽射し。

森の木々は、時間が静止したかのように揺れない。無風状態で静か。外気温は−６℃。急ぎの仕事をなんとかカタチにできたので、メールで送る。これで解放されたいけど…。

東京に住んでいる６歳下の弟から電話があった。

「大腸ガンが見つかって、手術のため入院する」との連絡。私にとって心強い弟、他には転移が見られないと言うので、切除すれば大丈夫、のはず。「遺伝性では無いみたいだけど、ちゃんと検査を受けた方がいいよ」「怪我をしないようにね、独りなんだから…」と、私の心配をしてくれる。心なしか声に元気がなかった。元気になって欲しいと願う。

今年はカミさんの事で辛い思いをしている。そして悲しい報せがいくつも。

同級生の友人が亡くなった。友人の奥さんも…。友人のお母さん。10歳年上の昔、世話になった人。こんなことが続くと、自然と残りの時間を想い描くようになった。元気で生きたい。

まだ暗い５時50分。

少し白み始めた６時15分。

散歩に出かける６時45分。

すでに高みに登ってきた太陽。

カーブミラーで自撮り。

折り返し点、影が長い。

奥深く入り込む陽射し、10時半。