2017年5月17日水曜日

短編小説集「重助菩薩」。

午前中は、明るい曇り。午後になり下り坂、一時雨になった。今はもう止んでいるよう。
雨水貯水槽の様子を見たいので、夜は降ってほしいな〜、などと思っている。

日経ムックの本文デザインは、ようやく手を離れてDTP屋さんの元へ。
データをメールで送ったり、あれこれ連絡で一日が過ぎた。一山越して気持ちも緩みがちだ。残すは、表紙、目次、本文の扉デザイン。月末には、東京に所用で出かけるので、それまでには終わらせたいけどね〜。そして気持ち良く出かけたいな〜。

夕方、待っていた宅配が来た。
3月にデザインした単行本「重助菩薩」の見本誌、送り出しました、と連絡をもらって、待っていた。久々の単行本は、友人の編集者から依頼があった。著者は同年代の哲学者。その人は、30代半ばから筑波山麓で百姓を始め、30数年、自給自足の暮らしで、思索を続けてこられた「筧 次郎」さん。その生き方にも魅かれてしまう。
今回の本は短編の物語が5編、収められている。同年代と言う事もあり、内容に共感できる。感情移入してしまい、涙した物語も。特別付録の小冊子「食と健康」は講演の話をまとめたもので、いい話。日本の農と食についても考えさせられる。いい本です!。「地湧社(ぢゆうしゃ)」から。

カバーデザインは3案出した。その中で著者には、
「この絵が重助のイメージにピッタリする」と決めてもらった。



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