2018年2月18日日曜日

「高原」のイメージに戻したい。

新たな雪、出かけ際、八ヶ岳連峰からの朝日が目に眩い。
早くなった日の出。位置もかなり北に動いてる。あれほど吹き荒れていた昨夜の風も止み、穏やか。雪面に樹々が長い影を落とす。ウサギが小屋のすぐそばに足跡を残す。こんな朝の光景は、気持ちを高揚させる。立ち止まっては景色を楽しんでいたら一時間半。
出がけに見た気温は零下14度。

信州山形村、清水高原別荘地、標高1250〜1450メートルに200区画。
1970年代から、県との共同開発で、村の山が別荘地になった。売り出されたのは1980年代。開発当時は見晴らしも良く高原のようだったため「高原」の名前が付けられたとか…。
今はその面影はない。私たちが購入したのは1980年代後半。1991に山小屋を立てた。そして、2010年からここで暮らす。

山形村の先人が植えてくれた唐松は大きく育ち、視界を遮る。伐採期に来てるこの唐松、有効利用はないものかと考えている。つい最近まで見向きもされなかったが、それが外壁材として、また集成材にして利用されてるようだ。嬉しいニュース。まとめて伐り出せるなら可能性がありそうな気がする。今日はプロジェクトに関わってる知人に問い合わせのメール。まずは第一歩。材として伐り出され、高原のイメージが取り戻されたら…、と妄想する。

日の出間際。

日が昇る。

轍を薄く雪が覆う。

影がリズムカル。ウサギの足跡。

0 件のコメント:

コメントを投稿