2018年3月10日土曜日

「パーマカルチャー」講座。

久々に、白く覆われた。キレイ!積雪は2センチ、零下7度。
タカハシさんは、お休みで轍もない。その雪の中に足跡を残していく。

10時半から図書館講座「パーマカルチャー」。
数年前に図書館で、偶然だったか、誰かに勧められたかで借りてきて読んだ。
今日の講座は、この本「パーマカルチャー/農的暮らしの永久デザイン」の訳者の一人小祝慶子さんが、鉢盛中学校で英語の教師をされていることから持ち上がった。司書たちもこんな近くに居られたことに、とてもビックリしたようだ。
講座の話が持ち上がって、今日まで一年ぐらいかかったような気がする。

講師は、小祝さんと、お友達でパーマカルチャーを実践されている四井真治さん。山梨県北杜市から駆けつけてくれた。さて、そのパーマカルチャーとは、本には「人間にとっての恒久的持続可能な環境を作り出すためのデザイン体系のことである」「パーマカルチャーの語は、パーマネント(永久の)とアグリカルチャー(農業)をつづめたものであるが、同時にカルチャー(文化)の縮約系でもある」と書かれている。

いきなり「生きてるって…」、かなり深いところから入ってきた。「生命」とは、二つのことから成り立つ。生きる(生活する)ことと文化。
ここで言う文化は循環するシステム。この文化があれば、人は恒久的持続可能な生活をつなげていける、と言われたように受け取った。江戸時代にはそのシステムが完成されていたのが、今は完全に破壊された。江戸時代の循環システムは、パーマカルチャーと同等の考え方だったのかもしれないと思う。ともかく話は面白く、私は特に「バイオジオフイルター」の話に興味がわいた。前から「ビオトープ」とともに、ナントカしたいと思っていたこと。今日の話を聞いて、出来そうな気がしてきた。

朝は、まだ曇り。

午後遅くなり、ようやく青空が…。

手元に置いて読み直したいと、買ってしまった。

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